社長交代でどうなる? ニコニコチャンネルの月額有料会員数が90万人を突破。全チャンネルの累計収益は1…

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ドワンゴは、同社が運営する動画サービス「niconico」の「ニコニコチャンネル」にて、月額有料会員数が90万人を突破したと発表した。

■サービス開始から10年が過ぎた「ニコニコチャンネル」
2008年3月にサービスを開始した「ニコニコチャンネル」は、企業・団体・一般ユーザーが動画や生放送、記事コンテンツを配信できるプラットフォーム。専門知識不要でチャンネルを立ち上げる事ができ、有料チャンネルでは収益を得る事が可能だ。

2018年も、音楽やエンタメなど幅広いジャンルの新チャンネル群の好調が寄与し、本サービスの月額有料会員数は1年間で約24万人増加、5年間で約6.5倍に増加し、90万人を突破した(2019年2月時点)。また、ニコニコチャンネル月額有料会員数1位である『メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」』は、月額有料会員数が8万人(2019年2月時点)を突破したほか、累計収益(※)は総額2億5千万円、単月収益でも3千万円以上になるなど、企業コンサルティングや講演と並び、「ニコニコチャンネル」が同氏の新たな活動の場となっている。

※累計収益…各チャンネルの開設時を起点として、配信者がニコニコチャンネルの月額課金を通じ、収益として受け取った金額の累計

「ニコニコチャンネル」の月額有料会員数の増加に伴い、チャンネル運営者が受け取ることのできる収益も増加している。2018年12月時点で、5年前の約20倍となる212チャンネルが累計収益1千万円を達成したほか、「ニコニコチャンネル」の全チャンネル合計では5年前の約30倍となる累計収益100億円を突破した。

■決してオワコンではないが、解決しなければいけない課題も山積みか
有料会員の減少などで「ニコ動はオワコン」などと言われており、テコ入れのためか夏野剛氏が代表取締役に就任したドワンゴ。今回の発表からもわかるように、まだ伸びしろが残っているチャンネルをどのように広げていくのかのかじ取りに注目したい

ただ、他サービスに対してアングラっぽさがいまだに強い点も否めない。たとえばかつては、ユーザー数が増える原因ともなった荒らし行為に対しては、これまで通りゆる〜く放置するという選択肢はないだろう。

さらに匿名ユーザーとしての184ユーザーを残すのはかまわないが、この184設定がコメント荒らしの元ともなっているため配信する側で閲覧可能なユーザー(184は絶対不可等)を細かく指定できる設定を設けるなどが必要だろう。コメント荒らしにに遭ってしまい「怖くて配信できない」と感じている元配信者も多いと聞く。配信する側も安心して配信できるようになれば、かつてのユーザーが戻ってくる可能性もある。夏野氏がどういった方向性を示してくれるのか、まずは今年のニコニコ超会議に注目だ。


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(引用元:livedoor news)

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