24日放送、毎日放送「戦え!スポーツ内閣」では、元サッカー日本代表の前園真聖氏が、グアムで自主トレを行った元チームメートの“キングカズ”、三浦知良を取材した。
「ドーハの悲劇」で有名な1994年アメリカ・ワールドカップ(W杯)アジア地区最終予選の韓国戦で、日本を勝利に導く決勝点を挙げたカズ。それまでW杯予選で韓国に0勝3分け7敗と歯が立たなかった日本だが、これ以降は親善試合を組めて8勝2分け8敗と五分の成績だ。
前園から日韓戦について問われると、カズは「やっぱり特別なもの」と回答。状態の良しあしによらないライバル意識や違うモチベーションがあると指摘している。
昨年、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる現日本代表は、宿敵・韓国に大敗して批判を浴びている。カズは「日本とやるときのプライド・重みっていうものを、彼らのほうが知っている」とし、「メンタルが違ったんじゃないか」と分析した。
さらに、カズは日の丸を背負う意味にも言及。常に「ラストチャンス」「1試合2試合点が入らないと、もう呼ばれない」という思いを持っていたと振り返った。ブラジルで経験を積んでいたカズは、ラモス瑠偉とともに、そのプライドをストロングポイントにしていたと明かしている。
当然、代表にかける熱き思いは人一倍。カズは「みんなの誇り、シンボル」だとし、代表は今でも自分の「憧れ」だと述べた。もうすぐ51歳とあり、「(代表に)選ばれたいとか言えない」としつつ、「そこのレベルに少しでも近づけるように頑張りたい」と、ことしの戦いに向けて意気込んだ。
そのことし開催されるロシアW杯のポイントについて、カズはコロンビアとの初戦だと指摘。「後のことは考えなくていいんじゃないか」「ピークでいい」と、計算せずに最初から全力で臨むことが鍵を握ると予想している。
VTRが終わると、ゲスト出演していた元日本代表の遠藤保仁は「カッコイイっす。憧れますよね」と感嘆。MCの武井壮が「あの人にW杯出てほしかったな」と漏らすと、遠藤も「そうですよね。背負ってきた人ですからね」と同意した。
(引用元:livedoor news)
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