コミュニケーションアプリ「LINE」がサービス向上のためにプライバシーポリシーを変更!トークの相手や…

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LINEがプライバシーポリシー変更!トークの相手などの情報をグループ会社で活用へ


LINE Corp.は15日、同社が提供・運営するスマートフォン(スマホ)など向けコミュニケーションサービス「LINE(ライン)」( https://line.me )において不正利用の防止やサービスのさらなる改善・開発などのために特定の情報利用に関する案内およびプライバシーポリシーの変更を行うとお知らせしています。

これにより、今後はLINEのトークの相手や日時、既読、取消機能などの利用状況や使用したスタンプ・絵文字・エフェクト・フィルター、さらに相手が公式アカウントの場合にはトークの内容を含むコミュニケーションなどを同社およびグループ会社間で共同利用するとのこと。

すでに同日よりAndroidおよびiPhoneなどのiOS向けアプリの最新版8.0.0をリリースし、アップデートすると起動時に「同意画面」が表示され、少なくともプライバシーポリシーの変更には同意しないと継続して利用できないようになっています。情報利用についてはチェックを外せるほか、一度同意後にも設定からをオフにすることが可能です。

同社では、LINEのサービス開始から7年を迎え、今後はこれまで以上に迷惑行為やアカウント乗っ取りの対策強化、ユーザーの興味関心にあったコンテンツ配信、各サービスの機能改善や研究開発などにおいてユーザーの情報を活用し、さらなるサービス向上をめざしていくとし、それに伴って今回のプライバシーポリシー変更などが実施されるとのことです。

具体的な対象となる情報は以下の通り。なお、同社では公式アカウント以外の通常の友だちなどの相手(ユーザー)同士でのトークや通話においてやり取りしたメッセージや画像・動画などの内容などは情報活用に含まないとしています。

▼友だちとのトークルーム
・使用したスタンプ、絵文字、エフェクト、フィルターの種類
・トークの相手、日時、既読、データ形式※、取消機能やURLへのアクセスなどの利用状況

▼公式アカウントとのトークルーム
・トーク内容(テキストメッセージ・画像・動画の内容を含みます)を含むコミュニケーション
※ただし、官公庁、自治体、政党、金融、病院、宗教に関連するものなど、LINEが特に機微な情報を扱う可能性があるとして指定したアカウントについてはトーク内容の分析対象外となります。

▼タイムライン
・投稿内容、投稿日時、データ形式、コメント欄のスタンプ、閲覧時間および回数等
※ただし、公開範囲が「自分のみ」の場合、投稿内容は対象外となります。

▼LINEが提供しているブラウザ、保存、共有などの利用状況
・トークルームで保存、共有といった機能を使った場合、そのデータ形式等

▼LINE経由でのURLアクセス元情報
・例えば、友だちとのトークルームからアクセスした場合、そのトークルームのこと

本件の詳細は、こちらをご確認ください。
プライバシーポリシー変更についてはこちらをご確認ください。

これらの変更は例えば、サービス上の不正対策ではユーザーがLINE上で不正なURLをクリックして被害にあってしまうことやLINEアカウントを乗っ取るための不正行為などへの対策を行うための分析を想定しているということです。

またサービスの改善および研究開発としては、機械学習(ML)やディープラーニングの学習データとして利用し、同社が提供する各種サービスの機能向上や品質改善を行い、これはタイムライン上で書き込まれたテキストデータを匿名で分析したりするとのこと。

これにより、同社が提供するサービスの機能を向上させたり、ユーザーが使いやすい画面設計の検討を行ったりするなど、より良いサービス提供を行うための改善やそのための研究開発に利用することを想定。

さらにユーザーの関心にあったより適切なコンテンツ及び広告の表示を目的として利用者が興味・関心を持っている情報やカテゴリーを適切に取得し、サービス上のバナーなどで表示される広告をより個々人に適した表示することができるようになるとしています。

その他、興味・関心が近いユーザーによく利用されているスタンプやサービスなどのレコメンドの活用も想定するとのことで、対象は日本国内の全ユーザーで、海外ユーザーについては適用実施有無およびその時期については未定となっています。

また情報利用への同意をオフにする場合には「その他」→「設定」(右上の歯車アイコン)→「プライバシー管理」→「情報の提供」にて「トークルーム情報」のスイッチをオフにします。


情報利用については一度同意してしまっても後からオフに
記事執筆:memn0ck


アプリ名:LINE(ライン) – 無料通話・メールアプリ
価格:無料
カテゴリ: 通信

(引用元:livedoor news)

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