12日放送の「ぴったんこカン・カン スペシャル」(TBS系)で、弁護士の北村晴男氏が、自らの経験による裁判官の実態を暴露した。
番組では「松本潤&香川照之 大人の社会見学ツアー」と題して、安住紳一郎アナウンサーと、同局のドラマ「99.9-刑事専門弁護士- SEASONII」に出演する嵐・松本潤、俳優・香川照之の三人が、東京都内の観光スポットや飲食店をめぐり、さまざまなエピソードを披露した。
その中で一行は、北村氏が待つ銀座のイタリア料理店に訪れた。実は、北村氏の行きつけの店だという。現役弁護士の北村氏を交えたところで、「99.9-刑事専門弁護士-」にもちなんだ話題として、裁判官についての質問が飛んだ。
香川が「成績優秀じゃないと裁判官になれないでしょ?」と尋ねると、北村氏は「今は本当に成績優秀な人じゃないとなれない」と、狭き門であることを強調した。
さらに香川が「裁判官っていうのは、ぶっちゃけどうなんですか?」と迫ると、北村氏は「本当にさまざまです!」「素晴らしい裁判官もいますが、そうでもない人もいます」とぶっちゃけた。「本当に言いにくい」と訴える北村氏だったが、香川のリクエストで自身の経験談を語りはじめた。
北村氏は「自分の経験で言うと、無罪を争ってる事件」「記録を読んでいないのにもかかわらず、やったと決めてかかって」「この事件で絶対に少年院送致はありえないにもかかわらず『そんなに否認してるなら少年院送りもあるかもしれないね』みたいなことを、(裁判官が)脅してくるわけです」「(私は)本当に怒りますよ」と、ある裁判の事例を暴露したのだ。
さらに、北村氏は「話をして、この人(裁判官)はどうやっても公平に見る気がないと思うと、本気でけんかします」と明かす。「お前、何を言ってんだ!」「あんたそれでも裁判官か!」と、裁判官に対しても臆することなく争う姿勢をみせるのだという。
そんな北村氏に香川は、弁護士役をする自身らにアドバイスを求めた。すると北村氏は「裁判官とけんかしないほうがいいですよ」と自虐的に語り、笑いを誘っていた。
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(引用元:livedoor news)
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