7日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、武田鉄矢が、歌謡曲のブームをめぐり持論を展開した。
番組では、「やっと放送できるスペシャル」と題し、2017年に放送しきれなかったニュースを紹介していった。そのひとつとして、1970〜80年代の「昭和歌謡」が10〜20代の若者の間で脚光を浴びている、と報じる毎日新聞の記事を取り上げた。昭和歌謡をコンセプトにした店に若者が増えているそうだ。
話題に関連し、フォークグループ「海援隊」のメンバーでもある武田は「日本人がどう変わっていったかが歌で分かる」と持論を展開し始める。歌謡曲には、交際相手に振られたことを自虐的に「バカだな」と歌ったりする「自嘲(じちょう)ソング」が人気だったそう。
しかし、「自嘲(じちょう)ソング」は1980年代後半に入ると姿を消し、自分を励ます「頑張れソング」が台頭してきたそう。その先駆けが、シンガーソングライター・KANの代表曲「愛は勝つ」なのだというのだ。
ここまで説明した後、武田は突然「(80年代以降は)てめえの都合ばっかり歌ってんだよ!」と毒を吐き、スタジオに笑いを誘った。
シンガーソングライターの泉谷しげるも武田の主張に賛同。70年代は高度経済成長期で誰しもが儲かっていたことから、自虐する歌を歌う余裕があったという。しかし、80年代後半になると徐々に景気が悪くなっていき、自分を応援する楽曲が増えたと語っていた。
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(引用元:livedoor news)
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