18日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、コラムニストのマツコ・デラックスが、SNSについて懐疑的な見解を示す場面があった。
番組では、安倍晋三首相が写真・動画共有サービス「Instagram(インスタグラム)」のアカウントを新規開設したと伝える日刊ゲンダイの記事を取り上げた。
記事では、安倍首相が15日、自身の写真を写した画像と共に「2018年いよいよInstagram始めます」というコメントを添えて投稿したことを紹介している。
2018年いよいよInstagram始めます。 #安倍晋三 #初投稿 #初心者 #instagram
この話題でコメントを求められた株式トレーダーの若林史江氏は、安倍首相に関するテレビ報道と実際の政治活動に大きな開きがあると指摘。若林氏が「くだらない報道のほうが多い」と一蹴すると、マツコは「超安倍寄りなこと言ってるじゃないの」とツッコミを入れた。
すると、若林氏は「安倍さんのどうこうじゃなく、それぞれの国の国民は大統領であり、その国の主が、どういった行動をして、どういう外交をして、どういうふうなことをしているかは知るべきだと思う」と訴えたのだ。
すかさずマツコは、インスタグラムやSNSにおいて公開されている情報は「操作できる」ことを指摘しつつ、「それだけを信じるのは違う」と閲覧する側への警鐘を鳴らした。
またマツコは、ドナルド・トランプ米大統領のSNS運用方法に引き合いに出し「『これが真実だ!』って言ってるけど、それが真実かどうかは(本人にしか)わからない」「(実際に)誰が何をしているかなんて、私たちは知る由もない」と指摘。そうしたことを踏まえたうえで「『インスタいいね!』って、のん気にやってる場合ではないよってこと」と苦言を呈していた。
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(引用元:livedoor news)