デーブ・スペクターが「レンタル友だち」に持論「日本らしい社会現象」

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15日放送の「金曜イチから」(NHK総合)で、放送プロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが、「レンタル友だち」について持論を展開した。

番組では「思いのままに過ごしてくれるレンタルの友だち」と題した特集で、有料の友だちレンタルサービスを利用する客を取材した。

VTRでは、退職後に友だちと疎遠になったという62歳の男性に密着していた。男性は、カラオケに同行してくれる若い女性3人をレンタル友だちとして活用。歌い終わると、女性たちに料金の2万5,110円を支払っていた。

ほかにもSNSで友だちと写っている写真を投稿するために利用する客や、家族のように悩みごとを相談するために利用する客にも密着取材をしていた。

VTR後のスタジオでは、MCの松田利仁亜アナウンサーが、ゲストのデーブにコメントを求めた。デーブは、カラオケ友だちをレンタルする男性について「あの世代ですと『会社がすべて』なんですよね」「(会社を)辞めてしまうと、よほどいろんな趣味がない限りは、心細くてたまらないと思う」「これは、日本らしい悩み、社会現象だと思う」と、定年退職をした世代のレンタル友だちの活用について持論を展開した。

松田アナから海外のケースを尋ねられたデーブは「(海外では)『会社がすべて』ではないし、家に帰る時間も早い」と答えたうえで「日本だけが、職業がサラリーマンというくらいだから、大好きなんですね、会社に『所属する』ことが」と指摘。そうした背景があるため、有料の友だちレンタルサービスが「成り立つ」との見解を示した。

また、デーブは「本当の意味の友だちは、必ずしも会社にいると限らないのに、ほとんど(の時間を過ごすのは)会社なんですよね」「離れ離れになったり、転勤も多いわけですから。サラリーマンの立場も難しいと思いますよ。辞めてからはね」と日本の会社文化で、長い友だち付き合いを形成することの難しさを語っていた。

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(引用元:livedoor news)

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