世界50カ国以上の言語が双方向で翻訳できるPOCKETALKとは? |
ソースネクストは10月23日、都内にて「ソースネクスト新製品発表会」を開催し、グローバルSIMで各国でも通信可能な翻訳機「POCKETALK(ポケトーク)」を12月14日に発売することを発表した。
販売価格はPOCKETALK本体のみが24,800円、専用グローバルSIM(2年)付きが29,800円、専用グローバルSIMのみが10,000円となる。カラーは「ブラック」と「ホワイト」の2色。なお、ソースネクスト直販サイトでは、予約が好評と言うことで2018年1月18日以降発送がアナウンスされている。
今回はこの手のひらサイズの翻訳機POCKETALKについて紹介していく。
POCKETALKの外観は、モバイルWi-Fiルーターのようなサイズ感で、カラーディスプレイと下部に4方向のキーと決定キーがある。
使い方は簡単で、画面に左側に「日本語」そして右側に「英語」が表示されている状態で、右側のボタンを押して英語で話すと日本語に翻訳し、内蔵スピーカーで日本語訳を発声する。
対応する言語は、英語や中国語などのほかにフランス語、カタルーニャ語など世界50言語以上から任意の2言語を選んで利用できる。
単語ではなく長文の翻訳が可能であり、その翻訳精度の高さも製品の特徴としている。
例文のように長文の業務用の案内など、幅広い用途があるようだ。
翻訳はクラウド上で音声をテキスト化し、Google翻訳や様々な国の翻訳エンジンを使用して音声化する仕組み。
ソラコムのグローバルSIMサービスを利用することで、世界61カ国でWi-Fi接続などの設定なしにすぐに通信が可能だ。専用グローバルSIMモデルは2年間の通信利用が可能で、2年経過後は別途専用グローバルSIM(10,000円)を購入することで利用可能としている。
POCKETALKのベースはAndroid OSだが、待機状態から起動するとすぐに翻訳可能な状態となる。アプリの起動の必要がなく、この手軽さが専用機の良さだ。
専用グローバルSIMは別途購入すると10,000円だが、発表された製品ラインナップによると専用グローバルSIMセットのモデルは本体価格24,800円にプラス5,000円のお買い得な価格設定となっていた。
販路は冒頭で紹介したソースネクスト直販の「eSHOP」のほかに、家電量販店「ヨドバシカメラ」、「ビックカメラ」としている。
また、事業者向けのレンタルサービスもあり、観光地や飲食店など様々な需要を見込んでいる。なお、ソースネクストはPOCKETALKを2020年までに50万台の販売を目指すことを発表している。
他社製品との比較において、POCKETALKの特徴は対応言語数の多さと双方向で翻訳が可能であること、そしてあらゆるシーンに対応した長文の翻訳が可能である。
動画リンク:https://youtu.be/15TFXqyFU3g
専用グローバルSIMなしモデルでもPOCKETALK本体のWi-Fiの接続設定によって、モバイルWi-Fiルーターやスマートフォンのテザリングで利用可能だ。
POCKETALKは海外旅行や訪日外国人向けとしての利用のほかに、同社が展開する語学学習プログラム「ロゼッタストーン(Rosetta Stone)」の発音確認用途など、語学学習の手助けにもなるという。
記事執筆:mi2_303
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(引用元:livedoor news)
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