Samsungが新しい忘れ物防止タグ「Galaxy SmartTag2」を発表! |
Samsung Electronics(以下、Samsung)は5日(現地時間)、同社が展開する「Galaxy」ブランドにおける忘れ物防止タグ「Galaxy SmartTag」シリーズの新製品として第2世代の「Galaxy SmartTag2」を発表しています。
Galaxy SmartTag2はGalaxy SmartTagシリーズとして初めての非接触IC機能「NFC Type A/B」に対応しているほか、防水・防塵(IP67準拠)に対応し、さらに省電力モードで最大700日(約1年11カ月)のバッテリー持ちを実現しています。
これにより、紛失した物や迷子になったペット、家庭内のリモコンなどのさまざまな探し物を見つけることができ、好評な便利サービスも継続して利用可能なため、スマートタグとしての実用性が向上しています。
同社ではグローバル市場にて2023年10月11日(水)に発売し、価格はアメリカでは29.99ドル(約4,500円)。またこれまでGalaxy SmartTagシリーズが販売されていなかった日本でも2023年10月19日(木)より公式Webストア「Samsungオンラインショップ」をはじめとしたECサイトや量販店などで販売されます。
Galaxy SmartTag2は直感的な方法で自分の持ち物を見つけられるスマートタグデバイスです。なお、フル機能を利用するにはAndroid 11以降を搭載したウルトラワイドバンド (UWB) 対応のGalaxyスマートフォン(スマホ)とペアリングする必要があります。
Galaxy SmartTag2の発表に際してSamsungの執行副社長 兼 SmartThingsデバイス プラットフォーム センター責任者のJaeyeon Jung氏は「私たちはGalaxyの業界をリードするイノベーションを通じ、人々の生活をより便利にする方法を常に検討しています」と述べています。
Galaxy SmartTag2では新しい紛失モードが導入され、事前に登録しておいた連絡先がタグを付けた紛失物やペットなどを発見した場合に発見者がスマホなどのNFC対応製品でGalaxy SmartTag2をスキャンすると、所有者のメッセージや連絡先情報を確認することができ、所有者に連絡することが可能となっています。
こうしたことからGalaxy SmartTag2のNFC搭載は大きなアップグレードの1つでしょう。連絡先やメッセージなどを発見者が確認して捜索者に連絡できるため、紛失物の発見率が向上します。ただし、紛失モードで表示される連絡先とメッセージはスマホなど向けアプリ「SmartThings」にて事前に登録しておく必要があります。
またGalaxy SmartTag2では改良されたコンパスビュー機能が搭載され、探したい物に装着されたGalaxy SmartTag2の方向と距離をスマホなどにインストールされたSmartThingsアプリで矢印表示がされます。これにより、探し物の方向と距離が表示されるので、室内などでの探し物でより正確な方向と場所が確認できます。
さらにスマホなどにアプリのショートカットがインストールされるため、迅速に起動できりほか、スマホなどの買い換え時にSamsungアカウントを使って新しいGalaxyスマホと自動で再同期されます。なお、コンパスビュー機能を利用するには以下のUWB対応のGalaxyスマホが必要です。
・Galaxy Note20 Ultra
・Galaxy S21+
・Galaxy S21 Ultra
・Galaxy S22+
・Galaxy S22 Ultra
・Galaxy S23+
・Galaxy S23 Ultra
・Galaxy Z Fold2
・Galaxy Z Fold3
・Galaxy Z Fold4
・Galaxy Z Fold5
このコンパスビュー機能は特に室内など狭い範囲の探し物で有効だと思われ、家具などに隠れて見つかりにくい場所にある紛失物の所在を絞り込めるのは紛失物探しの時短にもなりそうです。
新しい省電力モードを使用することによってGalaxy SmartTag2のバッテリー持ちは最大700日間(約1年11カ月)に伸び、前機種「Galaxy SmartTag」の2倍以上となっています。また通常モードでもバッテリー持ちは500日(約1年4.5カ月)と、前機種のGalaxy SmartTagより1.5倍に延長されています。
このようにほぼ電池切れの心配なく使えるのは助かります。あまりにも電池が長く持つので、Galaxy SmartTag2は交換可能なボタン電池「CR2032」(1個)を使いますが、電池交換を忘れてしまうことが心配になるほどです。なお、実際のバッテリー寿命は使用パターン、デバイスのモデル、バッテリーメーカーによって異なる場合があるとのことなのでご注意ください。
一方、Galaxy SmartTag2はコンパクトなサイズとリングデザインを採用しており、リングの内側に金属を使用して耐久性を上げつつクリップやキーリングなどにも装着しやすくなっています。これにより、製品の耐久性を高めているとしています。サイズや約28.8×52.44×8.0mm、質量は約13.75g、本体色はBlackとWhiteの2色展開、同梱物はGalaxy SmartTag2本体(電池装着済み)のほか、 トレイ取り出しピンやクイックスタートガイド。
またGalaxy SmartTag2はGalaxy SmartTagおよびGalaxy SmartTag+の人気機能の多くの継続利用が可能で、Bluetooth Low Energy (BLE)とUWBを利用して拡張現実 (AR) Find テクノロジーによってGalaxyスマホのカメラを使った視覚的な誘導ができます。さらにGalaxy SmartTag2のBluetooth 5.3をサポートし、最大120メートル範囲で動作します。
プライバシー保護では位置情報は利用者の許可がある場合にのみ公開され、SmartThings Findはユーザーデータを暗号化し、セキュリティー機能「Samsung Knox」で保護され、紛失モードを無効にすると、所有者の連絡先情報は非表示となって所有者が残したメッセージもデバイスから消去されます。
またSmartThings Findでは「不明なタグアラート」機能で追跡する不明なGalaxy SmartTag2を検出した場合、利用者に通知を送信して不正な追跡であることを警告します。この機能によって位置追跡サービスの不正な使用や悪用を防ぎます。
その他にもSmartThings Stationとシームレス連携して常時自宅のデバイススキャナーとして利用することも可能なため、テレビのリモコンやお財布、鍵などの私物、スマホやタブレット、時計、イヤホンなどの登録デバイスに至るまでタグ付けされたアイテムの位置を通知することができます。
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(引用元:livedoor news)