Sonyの新フラッグシップスマホ「Xperia 5 V」のSIMフリーモデル「DQ-DE44」が10月27日に発売! |
既報通り、ソニーは20日、同社が展開する「Xperia」ブランドの最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia 5 V(エクスペリア ファイブ マークファイブ)」(Sony製)を日本向けに発表しています。日本ではソニーがオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)として販売するほか、NTTドコモや楽天モバイル、KDDIおよび沖縄セルラー電話といった移動体通信事業者(MNO)でも取り扱われます。
メーカー版「Xperia 5 V(型番:XQ-DE44)」は2023年10月27日(金)に発売予定で、すでに2023年9月20日(水)10時より予約受付を実施しており、販路はソニーの公式Webショップ「ソニーストア」やソニーの直営店「ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」、量販店、ECサイトなどとなります。
価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格が140,000円前後とされ、ソニーストアでは139,700円で、2023年9月21日(木)から2024年1月31日(火)までの期間限定で1年後の返却時の買取予定価格69,000円を残価として残価以外の代金を12回分割(総額70,700円)で支払う「1残価設定クレジット」で販売されます。また補償サービス「Xperia ケアプラン」は年払いの新規加入が5,500円、追加加入が2,500円、月払いが月額550円。
また同社ではXperia 5 Vのメーカー版の発売を記念して「Xperia 5 V SIMフリーモデル 発売記念キャンペーン」( https://www.sony.jp/xperia-sp/campaign/sf_2023_autumn/ )を実施し、Xperia 5 Vのメーカー版を購入して応募すると10,000円が、Xperia 5 Vや「Xperia 1 V」、「Xperia 5 IV」のメーカー版と対象イヤホンを購入して応募すると20,000円がそれぞれセブン銀行ATMにてキャッシュバックされます。購入期間は2024年1月9日(火)23:59まで、応募期間は2024年1月16日(火)10:00まで。
さらに純正カバーケース(型番:XQZ-CBDE)は4,730円で販売されます。なお、メーカー版は他の日本向け製品と同様におサイフケータイ(FeliCa)に対応しており、本体色がプラチナシルバー、ブルー、ブラックの3色とも販売され、内蔵ストレージは日本向け製品では唯一256GBで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。
なお、同社ではXperia 5 Vを先行展示していち早く体験できる「Xperia 新商品体験会」( https://www.sony.jp/xperia/campaign/tt_event_2023_autumn/ )をソニーストアの銀座および札幌、名古屋、大阪、福岡天神にて9月20日(水)から10月1日(日)まで実施するほか、ソニーストア 銀座にて9月30日(土)14:00〜14:40に「開発者座談会@銀座」、ソニーストア 大阪にて10月1日(日)14:00〜14:40に「開発者座談会@大阪」を開催します。
これらの開発者座談会は9月20日(水)11:00より予約受付が実施されており、予約はソニーストア 銀座とソニーストア 大阪のそれぞれのコミュニケーションサービス「LINE」の公式アカウントにて行うようになっています。なお、Xperia 新商品体験会ではソニー商品と組み合わせてXperiaの機能を体感できるコーナーが用意されているほか、スタンプラリー形式で体験した場合には「Xperia 5 V×NiziU オリジナルクリアファイル/フォトカード」を含めた特典をプレゼントするということです。
Xperia 5 VはXperiaブランドにおける高性能かつ小型な「Xperia 5」シリーズの最新機種で、昨年発売された「Xperia 5 IV」の後継機として同様にノッチやパンチホールなどの切り欠きのないアスペクト比9:21の縦長な約6.1インチFHD+(1080×2520ドット)HDR有機EL(OLED)「シネマディスプレイ」を搭載し、新たに最新のQualcomm製のチップセット(SoC)「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」やカメラセンサー「Exmor T for mobile」などを備えた充実の基本性能をコンパクトなサイズに凝縮したコンパクトハイエンドモデルです。
ディスプレイは引き続いて120Hzリフレッシュレートや残像低減技術「Motion Blur Reduction」によって240Hz相当のリフレッシュレート、240Hzタッチサンプリングレートにも対応し、DCI-P3 100%や10億色色調、ITU-R BT.2020(REC.2020)をサポートし、標準光源・色温度からホワイトバランスを選択できる設定が追加されており、画面の色味を用途や好みなどに合わせて変更可能となっているため、D65に設定することで印刷した写真の色味をディスプレイで再現できるようになっているとのこと。
またソニーの映像制作用カメラやハイエンド映像制作機器のブランド「CineAlta」によってチューニングされた「Creator mode」や映像技術「X1 for mobile」にも対応しているほか、リアルタイムHDRドライブ対応によって視聴環境やコンテンツに応じてコンテンツ内の明暗部の視認性を向上させることが可能です。ディスプレイの上には1/2.9型の約1200万画素CMOS「Exmor RS for mobile」(1画素1.22μm)/広角レンズ(F2.0、焦点距離24mm相当、画角83°)のフロントカメラが搭載されています。
外観はXperia 5 VIなどのこれまでのXperia 5シリーズを踏襲しており、カメラ部分と背面パネルは同じ色で統一したマットな仕上がりで一体感のある印象を演出し、ディスプレイを覆うガラスや背面パネルは新たに強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus 2」を採用し、サイズは約154×68×8.6mm、質量は約182g、本体カラーはブラックおよびブルー、プラチナシルバーの3色展開。防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)に対応。
リアカメラは新たにXperia 5 IVのトリプルセンサーからデュアルセンサーとなり、メインセンサーはフラッグシップススマホ「Xperia 1 V」と同型の最新センサーである2層トランジスタ画素積層型のExmor T for mobileを採用し、日中や夜間、屋内外といった撮影シーンを問わずにクリアで高精細な撮影ができるようになり、メインセンサーの画像を切り取って画質劣化を気にすることなくより大きく被写体を撮影できる焦点距離48mm(約1200万画素、1画素1.12μm)の光学2倍相当で撮影が可能となっています。
・1/1.35型の約4800万画素CMOS「Exmor T for mobile」(1画素1.12μm、4in1)+広角レンズ(F1.9、焦点距離24mm・48mm相当、画角84°)
・1/2.5型の約1200万画素CMOS「Exmor RS for mobile」(1画素1.4μm)+超広角レンズ(F2.2、焦点距離16mm相当、画角123°)
また人肌の自然な質感を再現できるほか、「クリエイティブルック」で好みの色味を設定することが可能によって場面に応じてカラーやトーンを撮り分けられ、ぼけ描写もXperia 5 IVより大きく進化しており、AIを活用して被写体からの距離に応じたぼけ表現ができることに加えて一眼カメラのような大きく滑らかなぼけを実現しています。さらに撮影画面が水平であるかどうかを音で知らせるアクセシビリティー対応しています。
加えてリアカメラはどちらもZEISS(ツァイス)レンズを採用しており、階調、色再現、透明感、立体感、ぼけ味など、被写体の微細な質感までを忠実に再現するほか、T*(ティースター)コーティングによって画質低下の原因ともなるフレアやゴーストを最小限に抑えてクリアな描写を実現しています。また音楽に合わせた動画を簡単に作成できる自動編集機能を搭載した動画編集アプリ「Video Creator」を新搭載のしています。
これにより、撮影した素材を選んで動画の長さと音楽を選択すると約1分で編集でき、動画編集を苦手に感じていた人でも簡単にオリジナルコンテンツの制作が可能となっており、コンテンツの調整やクリエイティブルック風のフィルター加工など、撮影者のこだわりを手動で設定することもできるため、家族や友人との動画共有やSNSでの公開もハードルが低くなり、思い出がさらに広がります。
また声優先マイクが思い出を音の面でも鮮明に記録し、周囲に被写体以外の話し声や環境音があるシーンでの動画撮影でも被写体となる友人の声をしっかりと拾うようになっています。さらに力強い重低音を放つ新開発のスピーカーアンプに加え、Dolby Atmosやハイレゾ音源(ワイヤレス「LDAC」対応)、フルステージフロントデュアルスピーカー、ステレオ録音、360 Reality Audio Certified、360 Reality Audio Upmix、DSEE Ultimate、Qualcomm aptX Adaptiveなどに対応。3.5mmイヤホンマイク端子も引き続いて搭載しています。
さらにゲームをより楽しむためのアシスト機能「ゲームエンハンサー」はテーマカラーを刷新しました。ゲームに勝つためのL-γ(ローガンマ)レイザーやオーディオイコライザーなどの機能のほか、YouTubeなどに配信するためのボイスチャットマイクや録画機能も充実しており、Qualcomm Snapdragon Elite GamingやHSパワーコントロール、オーディオイコライザー、PS4リモートプレイ、DUALSHOCK4コントローラー、ダイナミックバイブレーションシステムをサポート。
バッテリー容量はXperia 5 IVと同様に5000mAhとなっており、最短30分で50%充電できる急速充電(USB PD)に対応するほか、Xperia 5 IVと同じくワイヤレス充電(Qi)や他の機器をワイヤレス充電できる「おすそ分け充電」には対応し、独自の省電力技術によってXperia 5 IVと比較して約20%の消費電力削減を実現して同じ容量のバッテリーを備える一般的なスマホと比べても長時間駆動できるようになっています。
また独自の放熱対策として熱拡散シートは従来機種比で40%増やし、CPUの電力も効率化しているほか、引き続いて電池消費を抑えて電池持ちを良くする「STAMINAモード」などに対応し、Xperia独自の充電最適化技術と「いたわり充電」によって充電時のバッテリーへの負荷を軽減して3年使っても劣化しにくく最大容量80%以上を維持するバッテリーの長寿命化を実現しています。
主な仕様は8GB内蔵メモリー(RAM)および256GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、USB Type-C端子(USB 3.2)、3.5mmイヤホンマイク端子、側面指紋センサー、位置情報取得がA-GNSS(GSP、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS)、Wi-Fi 6Eに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5.xGHz、6GHz)の無線LAN、Bluetooth 5.3、FeliCa、NFC Type A/B、Android 13など。
携帯電話ネットワークは5G NR方式のSAおよびNSAをサポートし、nanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのシングルSIMモデルと2つのデュアルSIMモデルが用意されています。日本向けメーカー版の携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。なお、ソニーの持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環としてXperia 5 Vの個装パッケージのプラスチック使用を廃止してソニー独自開発の紙素材であるオリジナルブレンドマテリアルを使用しているということです。
5G NR: n1, n3, n5, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, V, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
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(引用元:livedoor news)