モトローラのミッドレンジスマホ「moto g53 5G」と見られる「XT2335-5」が日本の認証を取得!写真は既存のmoto g52j 5G |
総務用が高周波利用設備における「型式指定の型式名・指定番号・製造業者等の氏名又は名称の公示(平成29年4月17日〜令和5年1月31日)」を更新し、このうちの非接触IC機能「NFC(Type F/FeliCa含む)」に関する「誘導式読み書き設備」としてモトローラ・モビリティ・ジャパンが未発表製品「XT2335-5」を申請したことが掲載されています。
XT2335-*はMotorola Mobilityがすでに海外にて今年1月に発表した5G対応エントリースマートフォン(スマホ)「moto g53 5G」であるため、日本市場にてmoto g53 5Gまたは、末尾「5」は海外向け製品とは異なっている未発表製品のため、その派生モデルを発売する準備をしていることが明らかとなりました。高周波利用設備の指定番号は「第AC-23001号」。
なお、誘導式読み書き設備は必ずしもFeliCaに対応しているとは限らず、NFC Type A/Bのみでも高周波利用設備に該当する場合は申請が必要となっているものの、昨年は日本のオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリー」製品)として同社初のおサイフケータイ(FeliCa)対応スマホ「moto g52j 5G」が発売されているため、今年もその後継機種として「moto g53j 5G」(仮称)の投入が期待されます。
moto g53 5Gはオールラウンドな機能を追求する「moto g」ファミリーの中では中位クラスとなるmoto g5xの最新機種で、チップセット(SoC)にはQualcomm製「Snapdragon 480+ 5G Mobile Platform」(最大2.2GHz Kryo 460 CPUコア×8、最大650MHz Adreno 619 GPU)を採用し、5G対応ながらも価格を抑えたエントリーモデルとなっています。
ディスプレイは上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.5インチHD+(720×1600ドット)TFT液晶(約269ppi)で、120Hzリフレッシュレートに対応し、パンチホール部分には約1600万画素CMOS(1画素1.0μm、4in1)/広角レンズ(F2.2)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しています。
また生体認証として指紋センサーも搭載。画面占有率(AA-TP)は89.47%に達しており、サイズは約162.7×74.66×8.19mm、質量は約183g、本体カラーはInk BlueおよびArctic Silver、Pale Pinkの3色展開。外装はプラスチック製で、揮発処理が施されているとのこと。リアカメラは以下のデュアル構成に。
・約5000万画素CMOS(1画素0.64μm、4in1、PDAF)/広角レンズ(F1.8)
・約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/超広角レンズ(F2.2、画角118°、デプス)
主な仕様は4GB内蔵メモリー(RAM)および128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、5000mAhバッテリー、急速充電「TurboPower 10」(最大10W)、USB Type-C端子(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、ステレオスピーカー、マイク×2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、NFC、位置情報取得(A-GNSSなど)。
センサー類は近接センサーおよび加速度センサー、環境光センサー、ジャイロセンサー、SARセンサー、センサーハブ、電子コンパスを搭載。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのデュアルSIMに対応していますが、片方はmicroSDカードと共有となっています。携帯電話ネットワークの対応周波数帯はグローバルモデルでは以下の通り。
5G: NR band n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78
4G: LTE band 1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/32/38/40/41/42
3G: WCDMA band 1/2/5/8/19
2G: GSM band 2/3/5/8
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(引用元:livedoor news)