新プレミアムスマホ「Xiaomi 13 Ultra」が登場!まずは中国にて発売 |
Xiaomi(以下、シャオミ)は18日(現地時間)、オンラインにて新製品発表会「Xiaomi 13 Ultra Launch Event」を開催し、新たにプレミアムスマートフォン(スマホ)「Xiaomi 13 Ultra」やフラッグシップタブレット「Xiaomi Pad 6」シリーズ、スマートウォッチ「Xiaomi Smart Band 8」、スマートテレビ「Xiaomi TV Master Mini LED 86"」、デスク照明「Mijia PIPI Desk Lamp」を発表しています。
それそれまず中国本土にて発売され、Xiaoimi 13 Ultraは中国本土では現地時間(CST)の2023年4月21日(金)に発売され、今後数カ月以内にさまざまな他の国・地域で販売される予定だとのこと。また価格は中国本土では内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージの違いによって12GB RAM+256GBストレージモデルが5,999人民元(約117,000円)、16GB RAM+512GBストレージモデルが6,499人民元(約127,000円)、16GB RAM+1TBストレージモデルが7,299人民元(約142,000円)となっています。
一方、他のXiaomi Pad 6シリーズは1,999人民元(約39,000円)から、Xiaomi Smart Band 8は249人民元(約5,000円)、Xiaomi TV Master Mini LED 86"は14,999人民元(約293,000円)、Mijia PIPI Desk Lampは499人民元(約10,000円)ですでに中国本土で販売されており、これらの製品も順次、他の国・地域に投入されるとのこと。なお、現時点で各製品ともに日本での販売については明らかにされていませんが、ともに発売されることを期待したいところです。
Xiaomi 13 UltraはXiaomiのフラッグシップスマホ「Xiaomi 13」シリーズの最上位機種で、新たにチップセット(SoC)としてQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しているほか、同社がドイツの光学機器メーカーであるLeica Camera(以下、ライカ)と共同で開発を進めているカメラ機能を搭載した前機種「Xiaomi 12 Ultra」に続く第2世代製品となっています。
Xiaomi 13 Ultraに続いてリアカメラのメインセンサーには1型の大判センサーが採用されたほか、新たにSummicronレンズをアップグレードし、ライカカメラMシリーズの光学コンセプトを継承した光学系によってコンパクトで大口径、高結像性能、信頼性、耐久性を特長としており、レンズは超高次多項式設計を採用した光学限界に迫るナノメートルレベルの設計精度を実現しているとのこと。
一方、多層コーティングによってグレアやゴーストを大幅に低減して極寒の環境でも極暑の環境でも安定した性能を発揮しています。また焦点距離(35mm相当)が12mm(超広角)から23mm(広角)、75mm(望遠)、120mm(超望遠)までをカバーするクアッド構成でさらにレーザーフォーカスセンサーも搭載しており、In-Sensor-Zoomシステムによってさらに46mmと240mmを追加した幅広く柔軟性の高い撮影が可能となっています。
・約5000万画素CMOS(IMX989、1画素1.6μm、4in1、Octa-PDAF)/広角レンズ(F1.9⇔F4.0、焦点距離23mm、8P、HyperOIS)
・約5000万画素CMOS(IMX858、1画素0.7μm、4in1)/超広角・マクロレンズ(F1.8、焦点距離12mm、光学0.5倍、画角122°、5cmマクロ)
・約5000万画素CMOS(IMX858、1画素0.7μm、4in1)/望遠レンズ(F1.8、焦点距離75mm、光学3倍、OIS、Zoom EIS)
・約5000万画素CMOS(IMX858、1画素0.7μm、4in1)/超望遠レンズ(F3.0、OIS、Zoom EIS)
さらにメインカメラの広角レンズは8枚レンズで構成されたF1.9とF4.0の切り替えができる可変絞りに対応し、他の超広角レンズと望遠レンズもF1.8と明るく広い開口部を備えているため、より多くの光とソフトで浅い被写界深度がもたらされ、シャッター時間を短縮できるので自然で見逃せない瞬間をより迅速に撮影可能とのこと。
加えてストリートフォトグラファーが一般的に使用する無限遠までの範囲でピントが合っている撮影方法「過焦点距離」に着想を得た新しい「Fast Shotモード」によって焦点ポイントを手動で設定し、その後わずか0.8秒でその瞬間を捉えることでフォーカスフリーの写真を撮影できるということです。なお、センサーは1型センサーも新しくSony製「IMX989」となり、他の3つも1/2.4型のセンサーもSony製「IMX858」を採用しているとのこと。
またXiaomi 13 UltraではRAW撮影を完全に最適化し、より多くのアルゴリズムをRAW撮影に移行して画像のダイナミックレンジやディテール、テクスチャーを最大化し、画像品質を大幅に向上させ、さらにメインカメラは5000万画素のRAW撮影をサポートしており、より高解像度の保存が可能でデジタル処理からデータを直接取得する14bitのマルチフレーム「UltraRAW」を提供してより優れた解像度と高いダイナミックレンジをもたらすということです。
カメラプロファイルもAdoeによって作成され、ポストプロダクションのより良い出発点を提供し、10bit-LOGに対応しています。その他にもライカのカメラで撮影した絵作りが再現できる「Leica custum photographic style」にも対応し、ライカネイティブデュアルモードやプロフェッショナルモード、スーパー夜景モード2.0、スーパームーンモード、ディレクターモード、常時トラッキングモード、ドキュメントモードなどに対応ています。
画面は上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.73インチWQHD+(1440×3200ドット)デュアルエッジLTPO有機EL(OLED)ディスプレイを搭載しており、最大120Hzリフレッシュレートや最大240Hzタッチサンプリングレート、明るさ最大2600nits、680億(12bit)色表示、DCI-P3、Dolby Vision、HDR10+などをサポートし、パンチホール部分には約3200万画素CMOS(1画素0.7μm、4in1、RGBW)/広角レンズ(F2.0、画角90°、5P)のフロントカメラを内蔵しています。
生体認証として顔認証に対応するほか、画面内指紋認証にも対応しており、ディスプレイはCorning製の強化ガラス「Gorilla Glass Victus」で覆われており、防水・防塵(IP68準拠)に対応しています。金属フレームによるユニボディーとなっており、前世代よりも曲げに対する弾力性を高めているため、より安心・安全に使えるとのこと。サイズは約163.18×74.64×9.06mm、質量は約227g。
また背面はライカカメラMシリーズのようなクラシックな外観に敬意を表し、円形のリアカメラモジュールと第2世代の抗菌ナノテクノロジーによるレザー調のテクスチャー仕上げが施されたシリコン素材を採用し、指紋や汚れがつきにくいだけでなく、抗菌性と黄ばみ防止機能も備え、バクテリア阻害率は99%にも達しているということで、本体カラーはブラックおよびホワイト、オリーブグリーンの3色がラインナップされています。
また独自開発の放熱システム「Loop Liquid Coolテクノロジー」や航空宇宙クラスの大型環状冷却システムをスマホとしては初めて搭載し、気液分離構造による内部循環の一方向伝導を実現したとのこと。これにより、従来のベイパーチャンバー(VC)の3倍以上の熱伝導率が確保され、放熱能力は10Wを超え、発熱による性能の低下なしに安定したフレームレートで4K・60fpsの動画録画が可能になっているということです。
さらに充電チップ「Xiaomi Surge P2」とバッテリー管理チップ「Xiaomi Surge G1」を搭載することによってバッテリー状態を非常に詳細なレベルで管理できるため、電池持ち時間を正確に推定することができ、大容量5000mAhバッテリーとともにバッテリー残量が少なくなると自動的に起動される新しいハイバネーションモードも追加され、バックグラウンドアクティビティーが制限され、最大60分間の追加のスタンバイが提供されます。
さらに最大90Wの急速充電や最大50Wの急速ワイヤレス充電、ワイヤレス電力共有にも対応。性能面では4nmプロセスで製造されたSnapdragon 8 Gen 2のほか、RAMは最大16GBのLPDDR5X、内蔵ストレージは最大1TBのUFS4.0を採用し、ファイルシステムを最適化する「FBO」をサポートし、USB Type-C端子はUSB 3.2 Gen1や最大4K・60HzのDisplayPort 1.4によるビデオ出力を実現します。
その他の仕様ではNFC Type A/Bや赤外線リモコン、デュアルステレオスピーカー、X軸リニアモーター、位置情報取得(デュアルバンド対応A-GNSS、GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSS)、加速度センサー、近接センサー、環境光/色温度センサー(前面)、環境光センサー(背面)、気圧センサー、フリッカーセンサー、ジャイロスコープ、電子コンパスなど。
OSはAndroid 13をベースにした独自ユーザーインターフェース「MIUI 14」がプリインストールされています。通信面ではIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHzおよび5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.3、、SIMは中国向けはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのデュアルSIMに対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。
5G:n1 / n3 / n5 / n8 / n28a(上行:703MHz-733MHz,下行:758MHz-788MHz) / n38 / n40 / n41 /
n77 / n78 / n79
4G:FDD-LTE:B1 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 /B18 / B19 / B26
TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42
注:LTE B41(2496-2690 194MHz);
3G:WCDMA:B1 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19
2G:GSM:B3 / B5 / B8;CDMA 1X:BC0
機種 | Xiaomi 13 Ultra |
大きさ | 約163.18×74.64×9.06mm |
重さ | 約227g |
本体色 | Black、White、Green |
画面 | 約6.73インチWQHD+(1440×320ドット)有機EL 120Hzリフレッシュレート 240Hzタッチサンプリングレート 12bitカラー |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 |
RAM | 12GB、16GB |
内蔵ストレージ | 256GB、512GB、1TB |
外部ストレージ | ー |
リアカメラ | 50MP(広角)+50MP(超広角・マクロ)+50MP(望遠)+50MP(超望遠) |
フロントカメラ | 32MP(広角) |
バッテリー容量 | 5000mAh |
急速充電 | 最大90W(QuickCharge 4.0およびPD 2.0) |
ワイヤレス充電 | ○(最大50W) |
外部接続・充電端子 | USB Type-C(USB 3.2 Gen1) |
スピーカー | デュアルステレオスピーカー |
防水・防塵 | ○(IP68) |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHzおよび5GHz) |
Bluetooth | Version 5.3 |
NFC | ○ |
SIM | nanoSIMカードスロット×2(DSDS) |
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(引用元:livedoor news)