最新縦折りスマホ「Galaxy Z Flip4」を写真と動画で紹介!高性能化やサブ甅

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縦折り5Gスマホ「Galaxy Z Flip4」をチェック!


既報通り、サムスン電子ジャパンは8日、同社が展開する「Galaxy」ブランドにおいて新しい縦折りタイプのフォルダブルスマートフォン(スマホ)「Galaxy Z Flip4(ギャラクシー ゼット フリップフォー)」(Samsung Electronics製)を日本市場においた2022年9月29日(木)に発売すると発表した。

日本向け製品は移動体通信事業者(MNO、以下「キャリア」)が取り扱い、NTTドコモから「Galaxy Z Flip4 SC-54C」、KDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」から「Galaxy Z Flip4 SCG17」、楽天モバイルから「Galaxy Z Flip4(型番:SM-F721C)」が販売され、すでにいずれも9月8日10時から予約受付を開始している。

販路はNTTドコモでは公式Webストア「ドコモオンラインショップ」やドコモショップおよび量販店などのドコモ取扱店、auでは公式Webストア「au Online Shop」やauショップ、au Style、量販店などのau取扱店、楽天モバイルでは公式Webサイト( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )、スマホなど向けアプリ「my 楽天モバイル」、「楽天モバイル公式 楽天市場店」のほか、楽天モバイルショップや量販店などの楽天モバイル取扱店となる。

価格(金額はすべて税込)はNTTドコモのGalaxy Z Flip4 SC-54Cが現時点で未定、auのGalaxy Z Flip4 SCG17は159,870円(分割では4,050円/月×23回+66,720円)で「スマホトクするプログラム」適用時の実質負担額は93,150円、楽天モバイルのGalaxy Z Fip4 SM-F721Cは139,800円となっている。またauでは「au Online Shop お得割」にて新規契約で11,000円OFF、他社から乗り換え(MNP)で22,000円OFF、機種変更では「5G機種変更おトク割」で5,500円OFFとなり、楽天モバイルでは「Rakuten UN-LIMIT VII」とセットで購入すると最大8,000ポイントが還元されます。

なお、Galaxy Z Flip4の日本での本体カラーバリエーションは「Bora Purple(ボラパープル)」および「Pink Gold(ピンクゴールド)」、「Graphite(グラファイト)」の3色展開となり、NTTドコモとauでは3色とも取り扱うものの、楽天モバイルはボラパープルとグラファイトの2色のみを取り扱う。そんなGalaxy Z Flipだが、今回はサムスン電子ジャパンが開催した発表会や説明会で実際に実機を試すことができたため、外観や基本機能を中心に写真や動画を交えながらレポートする。


Galaxy Z Flip4を閉じた状態の正面(カバー画面側)。左からボラパープルおよびピンクゴールド、グラファイト


Galaxy Z Flip4を開いた状態の正面(メインディスプレイ側)


Galaxy Z Flip4を開いた状態の背面
(左と中央のボラパープルとピンクゴールドはドコモ版、右のグラファイトはau版)


Galaxy Z Flip4を約90度に折りたたみ立てた状態。左からボラパープル、ピンクゴールド、グラファイト

オープン時の本体サイズは約165(高さ)×72(幅)×6.9(厚さ)mm、クローズ時の本体サイズは約85mm(高さ)×72(幅)×15.9(厚さ)mm、重量は約187g。前機種の「Galaxy Z Flip3 5G」は、オープン時のサイズが約166(高さ)×72(幅)×6.9(厚さ)mm、クローズ時のサイズが約86(高さ)×72(幅)×15.9(厚さ)mm、重量が約184gだったため、高さが1mm小さく、重量が約3g重くなった程度の違いでほぼ同等のサイズ感を保っている。

メインのディスプレイは約6.7インチ Full HD+(1080×2640)Dynamic AMOLED(有機EL)を搭載しており、リフレッシュレートは1〜120Hzに対応。表示の動きが速いものは滑らかに、表示の動きが停止している場合は電力消費を抑える仕様になっている。

タッチ操作が可能なサブディスプレイ(カバーディスプレイ)は約1.9インチのSuper AMOLED(有機EL)を搭載。カバーディスプレイ部分はCorning(コーニング)の「Gorilla Glass Victus+(ゴリラガラス ビクタスプラス)」を採用している。前機種Galaxy Z Flip3 5Gでは「Gorilla Glass Victus」だったため、スペックアップしていることになる。


開いた状態での右側面(上)と左側面(下)(画像=上)、開いた状態での上部側面(上)と下部側面(下)(画像=下)

本体正面に向かって右側面には上下(音量)キーと電源キーを、左側面にはnanoSIMカード(4FF)スロットを搭載。下部側面にはマイク、USB Type-C端子、スピーカーを備えており、ヒンジ部分には「Galaxy」のロゴが入っている。

本体左側面のカードスロットはSIMピンを使って取り出す仕様で、microSDカードには対応していない。また、3.5mmイヤホンジャックも搭載していない。

なお、Galaxy Z Flip4では物理SIMに加えeSIMにも対応した。前機種Galaxy Z Flip3 5GではeSIM非対応だったため、こちらもスペックアップということになる。


ボラパープルをオープンした状態で手に持ったところ(正面)


ボラパープルをオープンした状態で手に持ったところ(背面)


ボラパープルをクローズした状態で手に持ったところ(正面)


ボラパープルをクローズした状態で手に持ったところ(背面)

前機種のGalaxy Z Flip3 5G同様、本体を開くと一般的なスマホよりも縦に長く、約72mmの横幅や折りたたんだ際のコンパクトさが持ちやすく握りやすいホールド感を実現している。本体背面は3色ともマットな質感で手触りが良く、指紋跡も目立ちにくい。


「設定」画面の中にある「カバー画面」


「カバー画面」の設定画面


「時計のスタイル」で様々なカスタマイズが可能


フリップを閉じた際のカバーディスプレイの表示

Galaxy Z Flip4ではカバーディスプレイの機能も向上しており、画面表示の選択が豊富になった他、15秒以下の動画の設定も可能になった。カバーディスプレイでは、メッセージの確認や簡易的な返信操作に加え、Wi-FiやBluetooth、機内モード、ライトのオン/オフ、ディスプレイの明るさ設定といったクイック設定が可能。また、ウィジェット操作として音楽再生のコントロール、簡単に発信(発話)できる「スピードダイヤル」、カレンダー表示などの機能も備えている。


カバー画面を使ってアウトカメラでのセルフィー(自分撮り)も可能

折りたたん状態でサイドキーをダブルクリックするとカメラが起動でき、カバーディスプレイを利用してアウトカメラでセルフィー(自分撮り)が可能な「クイックショット」も搭載。Galaxy Z Flip3 5Gでは、クイックショットにおけるアスペクト比は「1:1」のみだったが、Galaxy Z Flip4では「1:1」「4:3」「16:9」「22:9」を選択することができ、プレビューも選択したアスペクト比で表示されるようになった。

また、これまでは閉じた状態のクイックショットから本体を開くとカバーディスプレイのプレビューが消えてしまう仕様だったが、Galaxy Z Flip4ではカバーディスプレイでの表示のまま本体を置いて撮影(置き撮り)できるようになった。


アウトカメラ


標準カメラアプリの画面


「その他」の画面。各種撮影モードを選択できる


「カメラ設定」の画面

アウトカメラは約1200万画素のCMOSカメラを2つ備えており、超広角カメラ、広角カメラ、LEDライトの順に配置されている。

標準カメラアプリでは「ポートレート」「写真」「動画」「プロ」「プロ動画」「シングルテイク」「ナイト」「食事」「パノラマ」「スーパースローモーション」「スローモーション」「ハイパーラプス」「ポートレート動画」「ディレクターズビュー」の14種類の撮影モードを切り替えて撮影ができる。


フロントカメラに切り替えた状態


フロントカメラはディスプレイ上部に搭載

メインディスプレイ上部中央のパンチホールには約1000万画素CMOSカメラを搭載する。一般的なバータイプのスマホの撮影スタイルだけでなく、折りたためることにより角度を調整して卓上に置いて撮影できる置き撮りスタイルがGalaxy Z Flipの強みだ。


左右どちらとも「設定」の画面


左が「端末情報」の画面、右が「ストレージ」の画面

OSはAndroid 12、チップセット(SoC)はQualcomm Snapdragon 8+ Gen 1(3.18GHz/1+2.7GHz/3+2.0GHz/4のオクタコアCPU)を搭載。内蔵メモリー(RAM)は8GB、内蔵ストレージ(ROM)は128GBを搭載し、前述の通り外部メモリー(microSDカード)には対応していない。

前機種のGalaxy Z Flip3 5Gでは、内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージ(ROM)の容量は同等だが、チップセットはQualcomm Snapdragon 888(2.8GHz+1.8GHzのオクタコアCPU)だったため、今回のGalaxy Z Flip4ではより最新のチップセットが搭載されたことになる。

上下に折れることでどうしても大容量バッテリーの搭載が難しいようで、今回のGalaxy Z Flip4のバッテリー容量は3700mAhと今どきのハイスペックスマホとしては決して大容量とは言えない。それでも前機種のGalaxy Z Flip3 5Gの3300mAhと比べると400mAh程度増えている。

なお、USB Type-CケーブルおよびQiのワイヤレス充電における急速充電に対応している。前機種のGalaxy Z Flip3 5Gでは世界初の耐水性折りたたみスマホとして、フォルダブルスマホでは初めてIPX8の防水性能に対応したおり、引き続き今回のGalaxy Z Flip4もIPX8の防水性能に対応している。一方で、今回も防塵性能には対応しない。


左側面には5G通信のミリ波用アンテナを搭載

前機種のGalaxy Z Flip3 5Gでは、5G通信はSub6(サブシックス:6GHz未満の低周波数帯)に対応していたが、今回のGalaxy Z Flip4ではミリ波にも対応した。無線LANは、IEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6)に、BluetoothはVersion 5.2に対応する。生体認証は顔認証と指紋認証に対応している。

基本スペックやカバーディスプレイの機能など様々なポイントでスペックアップしているGalaxy Z Flip4だが、実はこれまでも要望が多かったという紫の本体カラーを日本市場でも投入できたことも大きなトピックのひとつだ。

最後にGalaxy Z Flip4に関連する動画を紹介する。


Galaxy 新製品発表会 第一部


Galaxy担当者が動画で紹介 Galaxy Z Flip4 篇


Galaxy Z Flip4:予約受付中!テレビCM(30秒篇)


Galaxy Z Flip4:Join the flip side(Full)

記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)

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(引用元:livedoor news)

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