博多発祥のとんこつラーメンブランド「一風堂」は、2021年2月1日(月)から、植物由来の食材で作るラーメン「プラントベース赤丸」を、全国44店舗にて期間限定販売する。
■まるで生の豚骨スープのようなコクと深み
「プラントベース」とは植物由来の原料で作られた料理や食品のことで、健康や栄養面ではもちろん、近年では、畜産による温室効果ガスの発生を抑制したり地球資源の消費を削減するために、肉や乳製品などの動物性食材に頼らない食品として注目されている。欧米を中心にブームとなり、日本でも相次いで飲食店やコンビニエンスストアがプラントベースのメニューを発表するなど、新しい食のライフスタイルとして広がりを見せている。
一風堂がこの度販売する「プラントベース赤丸」も、スープ、麺、具材いずれにも動物性の食材を一切使わず植物由来の原料で作られたラーメンで、一風堂の定番豚骨ラーメン「赤丸新味」をプラントベースに進化させた。今回、植物性油脂と大豆タンパクの研究開発を60年以上続けている不二製油株式会社とプロジェクトを組み、MIRACORE(※)と呼ばれる技術でとんこつ風のスープベースを共同開発した。
豚骨を一切使わずとも、まるで生の豚骨スープのようなコクと深みのあるスープを実現した。さらに、卵を一切使用しない麺や、インゲン豆ペーストを素に作られたチャーシュー風のトッピング、ソテーしたキノコなど、植物由来の食材で全く新しい「赤丸新味」を表現している。
『動物性食材を使わずして豚骨ラーメンのような満足感を得られる、これまでに無かった新しい体験ができる「未来志向」のラーメンを、ぜひお楽しみください。』
■植物由来の原料で作られた〈未来志向〉のラーメン
植物由来の「プラントベース赤丸」は、動物性食材を一切使わないのに豚骨ラーメンのような満足感を得られるという新しい体験だけでなく、身体、環境、食の多様性にも配慮して作られているという点でも、一歩先を進む「未来志向」ラーメンだ。
プラントベース赤丸 商品説明
【コク深豆乳×昆布だしスープ】
新技術「MIRACORE」のコク深豆乳を使用し、豆乳とは思えない豚骨のような濃厚さを実現させている。さらに昆布だしやポルチーニ茸などを隠し味に加えることでコク深い味わいと旨味のあるスープに仕上げている。
【卵不使用の全粒粉麺】
麺には卵を使用せず、通常の小麦粉よりも食物繊維やビタミン、ミネラル類が多く栄養価が高いとされる全粒粉を配合したストレートの細麺を採用。さらに独自に食物繊維を配合しており、通常の麺に比べ食物繊維が多い、より身体に優しい麺になっている。
【チャーシュー風トッピング】
インゲン豆ペースト、小麦タンパクなどを合わせることで肉のような繊維質や脂身の食感に。見た目も食感もチャーシューさながらの、驚きの味わいだ。
【キノコMIX】
ガーリックオイルとエクストラヴァージンオリーブオイルで、しめじ、舞茸、キクラゲを炒めた「キノコMIX」。キノコとオイルで薫り高いトッピングに仕上げた。その他にネギともやしものせています。さらに一風堂の「赤丸新味」の辛味噌とオリーブ香油を添え、味変も楽しめる一杯にした。
■「プラントベース赤丸」で、より多くの方に豚骨ラーメンの楽しさを届ける
2008 年から約12年に渡り一風堂を海外に展開していく中で、ベジタリアンやヴィーガンなどさまざまな理由で豚骨ラーメンを食べない、もしくは食べられない方が多くいることを実感した。「もっと世界中の方に、日本が誇る国民食でもあるラーメンの美味しさと文化を届けたい。」という思いで数年前からプラントベースラーメンの開発を始め、この度ようやく販売することとなった。
食には、健康面や環境保全、動物保護といったそれぞれの志向や、宗教やアレルギーによる制限などが多数存在する。動物性食材を使わない「プラントベース赤丸」で、これまで豚骨ラーメンのおいしさを体験したことが無かった方にも豚骨ラーメンの楽しみを提供できればと考えている。
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(引用元:livedoor news)