Chromecast with Google TVでApple TV+が来年はじめにも視聴可能に! |
Googleは16日(現地時間)、日本でも今年11月25日に発売したストリーミングデバイス「Chromecast with Google TV」にてAppleが提供する動画配信サービス「Apple TV」を2021年初頭にもサポートすると発表しています。
Chromecast with Google TVで有料サービス「Apple TV+」を視聴できるようになるとのこと。また同社では他のスマートテレビなどの「Android TV」搭載製品にも将来的にApple TVに順次対応していくとしています。
これにより、すでに対応しているYouTube、YouTube TV、Netflix、Amazon Prime Video、Disney+、Hulu、ABEMA、TVer、dTV、U-NEXTなどとともに主要なすべてのサブスクリプションによる動画サービスが利用できる数少ない製品の1つになるとしています。
Chromecast with Google TVの本体やリモコンなど
Chromecast with Google TVはテレビなどの画面にHDMI接続して利用する小型のセットトップボックス(STB)「Chromecast」シリーズにAndroid TVを搭載した新製品で、従来のChromecastと同様にコンパクトでスリムなデザインに最高の視聴体験を提供する最新のテクノロジーを詰め込み、新たにAndroid TVに対応したことで音声リモコンが付属します。
Googleでは今月7日(現地時間)にGoogle Nestシリーズなどの音声サポート機能「Google アシスタント」に対応したスマートデバイスにて音楽配信サービス「Apple Music」が利用できるようにしていましたが、新たに来年はじめにもAndroid TV向けApple TVアプリをリリースし、Chromecast with Google TVがApple TV+に対応するということです。
Apple TV+は『Ted Lasso』や『The Morning Show』、『Defending Jacob』、『Greyhound』、『Mariah Carey’s Magical Christmas Special』などの世界で主要な受賞歴のあるオリジナルの番組、映画、ドキュメンタリーを視聴できます。
またAndroid TV向けApple TVアプリではAppleから購入した映画やテレビ番組のライブラリーにアクセスしたり、パーソナライズされたオススメやApple TVチャンネルを楽しんだりでき、ファミリーシェアリングを通じて最大6人のファミリーメンバーが共有できます。
なお、Apple TV・Apple TV+はすでにAmazonの「Fire TV」シリーズやSonyの「PlayStation 5」が対応しており、Fire TVシリーズでは当初は日本では利用できず、今年4月より日本でも利用できるようになっていました。現時点でChromecast with Google TVのApple TV・Apple TV+が日本でも対応後すぐに使えるかどうかは明らかにされていません。