日本証券業協会は2020年12月1日(火)、 “人生100年時代”を見据えて、これからのお金との向き合い方や証券投資について、主体的に学び議論する視聴者参加型オンラインイベント『100年大学 投資はじめて学部 ONLINE』の開講式をTUNNEL TOKYOにて開催した。
■本が一番大きな自己投資
イベント当日は、「100年大学」第3期の学生代表を務める女優の玉城ティナさん、投資経験のある大学生など“投資先輩” 4名、解説者としてファイナンシャルプランナーの大竹のり子さんをゲストに迎え、事前応募いただいたオンライン参加者とともに「証券投資」について様々な角度から熱く議論を展開した。
一人ひとりがライフプランや、それを実現するためのマネープランを考える『人生100年時代』。冒頭、証券投資についてのイメージを聞かれると、「専門知識を持っている人がやっているイメージなので。ちょっと難しそうなイメージです。」と語った玉城さん。ゲストの“投資先輩”4名の紹介と一般のオンライン参加者へ手を振って挨拶した後、「証券投資については全くの未経験ですが、色々なことを学ぶことをここに誓います!」と元気よく100年大学 投資はじめて学部 ONLINEの開講宣言を行った。
第1回公開授業最初のテーマは「投資をはじめた理由」。“投資”にちなんで、自身が行っている「自己投資」についてMCから聞かれた玉城さんは、「ファッションやエステなどもありますが、本が一番大きな自己投資です。今、家の中にも本棚に入り切らないほど本がたくさんあるので、思っている以上の金額を投資しているかも知れません。」と普段の経験を教えてくれた。
続いて、“投資先輩”がそれぞれ証券投資をはじめたきっかけを語り、東京大学の佐藤さんは「就職活動を控えた大学2年の時、企業や経済など世の中の動きを知らないことに気付き、株価の動きや企業の業績などにアンテナを張るためにはじめました」と説明。「投資に対するイメージ」をオンライン参加者に聞くと「未来の自分のためにコツコツやるもの」、「株主優待が嬉しい」といったコメントが多数寄せられた。
玉城さんは「私の同世代も関心を持ちはじめた人が多いです。この取り組みで証券投資に対する皆さんの不安がなくなればいいなと思います。」と発言。ファイナンシャルプランナーの大竹さんは「証券投資は若いうちからでもできます。長期・積立・分散とリスク低減を大きくいかせるのが特に若い人ですので、若いうちからはじめることは大変有益です。」とアドバイス。これを受けて、玉城さんは「私もこの授業をきっかけにしっかり勉強してはじめてみようと思います。」とコメントし、学生代表らしく証券投資を自分事として考える姿勢を感じさせた。
■自身のスタイルに合ったものを選ぶことが大切
続いて、投資のスタイルややり方についてのトークへ移行。現役大学生である“投資先輩”たちは、「長期保有を心がける」、「現在は少額から購入できるスマホ証券で投資を行っているが、社会人になったらコツコツ投資できるつみたてNISAをはじめたい」など、自分の投資できる金額や、ライフスタイルに合わせて投資を行っているようだった。リアルな話に触れ、「つみたてNISAを選ぶ理由は?」、「月いくらぐらいからできるんですか?」と玉城さんも積極的に質問していた。
大竹さんはつみたてNISAとNISAの違いを「つみたてNISAは1年間で40万円まで投資ができて、そこからでた利益に対してすべて非課税になります。それが20年間、合計で800万円投資ができる制度です。一方NISAは年間120万円までの投資に対して5年間非課税になります。ポイントはどちらか一つしか口座を開設できないこと。ご自身のスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。」と解説。どちらをやってみたいか聞かれた玉城さんは「若いうちからコツコツやっていくことは有益だと思いますが、私はコツコツやるのがあまり向いていない性格なので、NISAが合っていそうです。」と答えた。
■証券投資が社会に対する視野を広げる一助になる
最後のトークテーマは「投資をやってみて変化したこと」。一橋大学の山川さんは「テレビのニュースをより集中して見るようになりました。そして、いろんな事に『それは何故なのか?』、『本当にそうなのか?』と興味を持って考えるようになりました。」と自身の変化を挙げた。証券投資の経験によって得た内面的な変化に対し、玉城さんも「証券投資をすることで社会の動きに目を向けて、人間的な成長にもなっていると感じました。」と、投資の新たな一面を発見することができた様子。
大竹さんも「証券投資は買った瞬間に経済が自分事になるので、ダイレクトに自分と経済が繋がっている感覚を味わえるのも醍醐味だと思います。」と証券投資が社会に対する視野を広げる一助になることを指摘。また、オンライン参加の皆さんからは「世界の経済や政治に興味を持つようになった。」といった声も届き、玉城さんも「証券投資って難しいイメージでしたが、生活の中でこんなに身近に結びついているんだなと感じました。」と笑顔を見せた。
イベントも終盤にさしかかり、玉城さんはここまでの学びを「証券投資とは、社会とのつながりをつくり、人として成長させてくれる『人生の資産形成』である」とフリップにまとめ、「証券投資はお金を増やすということだけでなく、企業を知るきっかけとなる。投資スタイルを決めるために自分と向き合うことにもつながり、人としても成長できると思いました。」と理由も語った。また、「“証券投資”なんて自分にはまだ早いかなと思っていましたが、今すぐはじめた方がいいんだなという事がよくわかりました。」と証券投資への関心が高まった様子の玉城さんは、この先さらに証券投資の様々な側面を学んでいく「100年大学 投資はじめて学部 ONLINE」の講座に期待を抱き、会は終了した。
<『100年大学 投資はじめて学部 ONLINE』展開内容>
YouTubeチャンネル開設 『100年大学 投資はじめて学部 ONLINE 』オンライン授業
『100年大学 投資はじめて学部 ONLINE』学生代表の玉城ティナさんが、実際に証券投資をしている様々な分野の“投資先輩”(ゲスト)に「投資をはじめた理由」を尋ねる公式YouTubeチャンネルを開設します。番組では、玉城ティナさんがMCとして進行し、サポートとしてファイナンシャルプランナーの大竹のり子さんが出演します。動画は全6回にわたり配信し、第1回にはオンライン開講式のアーカイブを公開し、第2回にはフェンシング日本代表の宮脇花綸さん、第3回には365日株主優待生活で知られる将棋棋士・投資家の桐谷広人さんをお呼びし、ゲストならではの視点で証券投資についてお話しいただきます。第4回以降も、経済アナリストや文筆家を投資先輩としてゲストに招き、玉城さんと証券投資について様々な角度で議論を展開します。
【実施詳細】
チャンネル名 :100年大学 投資はじめて学部 ONLINE
YouTubeURL :https://www.youtube.com/channel/UCBVwnK6hXjDDubmWD3TVszw
開設日 :2020年12月1日(火)13時予定
配信日・ゲスト:
【第1回】2020年12月11日(金) オンライン 開講式/第1回
【第2回】2020年12月18日(金) 宮脇花綸(フェンシング日本代表)
【第3回】2020年12月25日(金) 桐谷広人(将棋棋士・投資家)
【第4回】2021年1月8日 (金) 馬渕磨理子(経済アナリスト)
【第5回】2021年1月15日 (金) ヤマザキOKコンピュータ(文筆家)
【第6回】2021年1月22日 (金) 卒業式
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(引用元:livedoor news)