鮮やかな限定色が印象的な「AQUOS sense4 SH-41A」をチェック! |
既報通り、NTTドコモは5日、オンラインにて「2020-2021冬春 新サービス・新商品発表会 docomo collection 2020-21」を開催し、4Gに対応した新商品としてコストパフォーマンスの高いスタンダードスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense4 SH-41A」(シャープ製)を発売すると発表した。
発売日は公式Webストア「ドコモオンラインショップ」限定カラーの「レッド」および「ブルー」、「イエロー」の3色が11月6日(金)からすでに販売開始されており、その他の通常カラー「ライトカッパー」および「ブラック」、「シルバー」、「ライトブルー」の4色は11月12日(木)に発売予定となる。
価格(税込)は通常カラー・限定カラーともに同じで、ドコモオンラインショップなどの直営店では37,224円(分割1,034円/月×36回など)となっており、さらに他社からの乗り換え(MNP)では「端末購入割引」によって16,500円が割り引かれて20,724円(分割575円/月×36回など)と、低価格を実現したスタンダードな4Gスマホになっている。なお、スマホおかえしプログラムは対象外だ。
本記事では発表会同日にメディア向けに開催されたタッチ&トライ会場にてAQUOS sense4 SH-41Aの実機を試すことができたので、写真や動画を交えながらレポートする。
本体正面
AQUOS sense4自体は今年9月11日にシャープがオンラインで開催した「スマートフォンAQUOS新製品発表会」ですでに発表されており、同社の人気シリーズ「AQUOS sense」における第4世代目となり、出荷台数が300万台を超えた前機種「AQUOS sense3」の後継機種だ。
今回、シャープが発表したAQUOS sense4がNTTドコモ向けの製品となるAQUOS sense4 SH-41Aとしてラインアップされた。ディスプレイは約5.8インチFull HD+(1080×2280ドット)IGZO(TFT)液晶を搭載し、本体サイズは約148x71x8.9mm、質量は約177gとなっている。
本体背面。左からライトカッパー、ブラック、シルバー、ライトブルー、レッド、ブルー、イエロー
こちらは来春発売予定の「AQUOS sense5G SH-53A」の本体背面。左からライトカッパー、ニュアンスブラック、オリーブシルバー、ライラック、コーラルレッド、スカイブルー、イエローゴールド
本体のカラーバリエーションは7色展開で、メインカラーは「ライトカッパー」。今回、同時に発表されたAQUOS senseシリーズ初の5G対応モデル「AQUOS sense5G SH-53A」も7色展開で、特に通常カラーは見分けが付きにくいが、メインカラーのライトカッパー以外は少しずつ色見やカラー名も異なっている。なお、AQUOS sense4とAQUOS sense5Gはデザインやサイズは同じとなっており、ケースも流用できるようになっているという。
ドコモオンラインショップ限定カラーの特集ページでの案内
なお、AQUOS sense4 SH-41Aのドコモオンラインショップ限定カラーとなるレッドおよびブルー、イエローの3色については2021年2月28日(日)までの期間、NTTドコモとシャープが共同して機種代金の1%相当を新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応などを行う日本赤十字へ寄付されるとのこと。
一方、AQUOS sense5G SH-53Aもドコモオンラインショップ限定カラーとしてコーラルレッドおよびスカイブルー、イエローゴールドの3色を発売する予定だが、こちらは発売が来年春ということもあり、機種代金の1%相当の寄付は対象外となっている。
本体の左右側面(画像上)と上下側面(画像下)
本体正面に向かって左側面にはカードスロット、右側面には電源キーなどのボタン類が、上部側面には3.5mmイヤホンジャック、下部側面にはUSB Type-C端子を搭載している。
本体背面のカメラ部分
本体背面下部にはAQUOSのロゴと型番の記載
背面のアウトカメラは、右上が121°広角カメラ、左上が光学2倍望遠カメラ、左下が標準カメラとなっており詳細な仕様は以下の通り。
・超広角カメラ(光学0.75倍相当)
有効画素数 約1200万画素裏面照射型CMOS
F値 2.4[画角121°、焦点距離18mm相当(35mmフィルム換算値)]
電子式手ブレ補正
・望遠カメラ(光学2.2倍相当)
有効画素数 約800万画素裏面照射型CMOS
F値 2.4[画角45°、焦点距離53mm相当(35mmフィルム換算値)]
光学2倍
電子式手ブレ補正
・標準カメラ
有効画素数 約1200万画素裏面照射型CMOS
F値 2.0[画角83°、焦点距離24mm相当(35mmフィルム換算値)]
電子式手ブレ補正
画質エンジンにProPix2を搭載するほか、主なカメラ機能としてAIオート、AIライブストーリーPro、AIライブシャッター、背景ぼかし、フォーカス再生などを搭載している。
ディスプレイ上部中央にインカメラを備える
前面上部のノッチ部分には有効画素数 約800万画素裏面照射型CMOS、F値 2.0[画角78°、焦点距離26mm相当(35mmフィルム換算値)]のインカメラを搭載している。
本体前面下部のホームキーは指紋センサーを搭載
正面下部の物理キーは指紋センサーになっている。また長押しで電子決済アプリが起動できる「Payトリガー」にも対応しているため、指紋センサーでロックを解除し、素早く決済アプリを立ち上げて決済できるという一連の流れを実現している。「Payトリガー」は初期設定では「d払い」になっている。
AQUOS senseシリーズのバッテリー容量とディスプレイサイズの変化
AQUOS senseシリーズとして4世代目となるAQUOS sense4 SH-41Aは、同シリーズの歴代モデルと比較して最大容量となる4570mAhのバッテリーを搭載している。本体サイズもこれまでと比較するとわずかに大型化しているが、持ちやすい幅や厚みなどをできるだけ維持したサイズ感となっている。
今や5000mAhを超えるバッテリーを搭載するスマホも珍しくないが、そうしたスマホは本体サイズも大きいため、AQUOS sense4 SH-41Aのこの本体サイズで4570mAhというのは限界まで大容量化したバッテリーを搭載していると言えるだろう。
左が「クイック設定」画面の1ページ目で右が2ページ目
左が「優先ネットワーク」画面、右が「ストレージ」画面
左が「セキュリティ」画面、右が「デバイス情報」画面
OSはAndroid 10、チップセット(SoC)はQualcomm Snapdragon 720G mobile platform(2.3GHz+1.8GHz オクタコアCPU)、内蔵メモリー(RAM)は4GB LPDDR4X、内蔵ストレージ(ROM)は64GB UFS 2.1を搭載する。外部ストレージは最大1TBのmicroSDXCカードに対応する。
SIMはnanoUIMカード(4FF)×1スロットに対応し、5Gには対応していないが、4G(LTE)によって下り最大350Mbpsおよび上り最大75Mbpsの通信が利用可能で、EVS-WB対応のVoLTEおよびVoLTE(HD+)対応している。また無線LAN(Wi-Fi)はIEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)に対応しており、Wi-Fiでのテザリングは最大10台まで可能だ。
BluetoothはVersion 5.1で、プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP、HID、OPP、SPP、PBAP、PAN、HOGPに対応している。その他、顔認証や指紋センサーの生態認証機能を搭載し、おサイフケータイ、IPX5/IPX8の防水性能、IP6Xの防塵性能に加えMIL-STD-810Hに準拠した耐衝撃試験を実施している。なお、ワンセグやフルセグ、赤外線通信機能には非対応となる。
「かんたんモード」のホーム画面
かんたんモードもアップデートしている
大きなアイコンで見やすい「かんたんモード」では、アイコンの形状を従来の丸形のほかに四角も選択が可能になり、長押しの反応時間の延長や、Webページのショートカットを張り付けることも可能になっている。
最後に会場の説明員に主な特徴などを聞いてみたので、その動画を紹介する。
機種名 | AQUOS sense4 SH-41A |
サイズ[高さ×幅×厚さ/?] | 約148×41×8.9mm(最厚部10.2mm) |
質量[g](電池含む) | 約177g |
OS | Android 10 |
ディスプレイ[サイズ、解像度(横×縦)、方式] | 約5.8インチTFT液晶 Full HD+(1080×2280ドット) IGZO 約1677万色 |
HDR表示 | ○ |
SoC | Snapdragon 720G mobile platform |
CPU | オクタコアCPU (2.3GHz×4+1.8GHz×4) |
内蔵メモリー(RAM) | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ(最大対応容量) | microSDXC(1TB) |
リアカメラ[有効画素数/F値] | トリプルカメラ[約1200万画素CMOS(F2.0、広角レンズ)+約1200万画素CMOS(F2.4、超広角レンズ)+約800万画素CMOS(F2.4、望遠レンズ)] |
フロントカメラ[有効画素数/F値] | シングルカメラ[約800万画素CMOS(F2.0、広角レンズ)] |
バッテリー容量 | 4570mAh/17.28Wh(内蔵電池) |
連続待受時間(静止時)[4G(LTE)] | 約820時間 |
連続通話時間(LTE)[VoLTE/VoLTE(HD+)/VoLTEビデオコール] | 約2330分/約2250分/ー |
電池持ち時間[4G(LTE)] | 約180時間 |
充電時間 | ポータブルACアダプタ 01kuruko:約210分 ポータブルACアダプタ 02:約160分 ACアダプタ 05:約210分 ACアダプタ 06:約150分 ACアダプタ 07:約150分 |
接続端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電(Qi) | ー |
4G(LTE)通信速度(受信時/送信時の最大速度) | 350Mbps/75Mbps |
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/○ |
WORLD WING[対応ネットワ−ク:LTE/3G/GSM] | ○/○/○ |
テザリング同時接続数[Wi-Fi/Bluetooth/USB] | 10台/4台/1台 |
Bluetooth | ○(5.1) |
防水・防塵 | ○(IPX5、IPX8)/○(IP6X) |
ワンセグ/フルセグ | ー/ー |
FMラジオ | ○(ワイドFM・ハイブリッドラジオ対応) |
おサイフケータイ[FeliCa/NFC(FeliCa搭載)] | −/○ |
生体認証 | ○(指紋) |
ハイレゾ | ○ |
スグ電 | ○ |
SIMカード | nanoUIM |
本体カラー | ライトカッパー、ブラック、シルバー、ライトブルー、レッド、ブルー、イエロー |
メーカー | シャープ |
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(引用元:livedoor news)