iPhone 12 Proの新色パシフィックブルーを写真でチェック! |
Appleの新型スマートフォン(スマホ)のうちの「iPhone 12」および「iPhone 12 Pro」が日本でも10月23日に発売されました。筆者もさっそく上位モデルであるiPhone 12 Proの新色パシフィックブルーを購入しました。
両機種ともにApple直販やヨドバシカメラおよびビックカメラなどの「Apple Premium Reseller」におけるSIMフリー版に加え、NTTドコモやau(KDDIおよび沖縄セルラー電話)、SoftBankといった移動体通信事業者(MNO)にて販売されています。
価格(金額はすべて税込)はApple直販ではiPhone 12が94,380円から、iPhone 12 Proが117,480円から、有償保証サービス「AppleCare+」はiPhone 12の通常プランが18,480円、盗難・紛失プランが20,680円、iPhone 12 Pro通常プランが25,080円、盗難・紛失プランが27,280円です。
今回、iPhone 12シリーズには小型モデル「iPhone 12 mini」や上位モデルの大画面機種「iPhone 12 Pro Max」も後から発売されるため、どの機種のどの色にしようか迷いましたが、決め手はやはりパシフィックブルーの色合いが魅力だったからでした。
そんなパシフィックブルーの魅力を引き出すべく、まずは開封レポートとして外観や有線イヤホン「EarPod」などを省いて薄型化したパッケージを写真を交えて紹介したいと思います。
【コンパクトになったパッケージ】
iPhone 12シリーズでは本体デザインの変更やスペックの向上以外にも、環境に配慮しパッケージと同梱品の見直しが図られています。
比較として2018年モデルの「[[iPhone XS]]のパッケージ(写真内=左)と比較すると、iPhone 12 Proのパッケージ(写真内=右)は約半分の薄さまでコンパクトになっています。
パッケージを開封すると箱に隙間なくiPhone 12 Proが姿を現すのは従来通りです。
しかしながら、iPhone 12 Proを取り出すとパッケージの薄型化の理由がわかります。従来であれば同梱されていたACアダプター、そしてEarPodsが同梱されていません。
同梱品は「USB-C to Lightningケーブル」と、マニュアルなどを内包したスリーブの2点のみ。イヤホンはまだしも、ACアダプターが付属していないので、はじめてスマホなどを購入するという場合はACアダプターを別途、用意する必要があります。
またスリーブもiPhone 12 Proの同梱品からは半分程度のサイズまで小さくなっています。スリーブ内に収められたマニュアルのサイズも従来の半分程度のサイズに。
さらに「Appleロゴ」のステッカーも今までは2枚(1枚の台紙に2つ)入っていたのですが、これも1枚に変更されている点も見逃せません。
【“フラット”が目立つ新型デザインの「iPhone 12 Pro」】
続いてiPhone 12 Proの本体をチェックしていきます。画面は約6.1インチ1170×2532ドット有機ELパネルの「Super Retina XDR」ディスプレイです。画素密度は約460ppiと2020年のスマホとしては平均的です。
しかしながら、先代モデルの「[[iPhone 11 Pro]]」では約5.8インチ1125×2436ドットだったことを考えるとサイズ・解像度共にわずかに大きくなっており、その分、本体サイズも大きくなっています。
またディスプレイ上部の切り欠きは2017年発売のiPhone X以降お馴染みとなった顔認証「Face ID」でも利用するTrueDepthカメラや受話スピーカーが配されているのも従来モデル通りです。
続いて背面をチェックしていきます。iPhone 12 Proの背面は引き続きガラス製のパネルで、先代iPhone 11 Proから採用されたサンドブラスト(つや消し)加工でマットな質感の仕上げになっています。
また今回購入したパシフィックブルーはiPhone 12 Proから登場した新色であり、iPhoneシリーズには従来なかった濃い青色です。
背面パネルがマットな質感のため、暗がりではブラック系のカラーである「グラファイト」のようにも見えるのですが、強い光を当てた際には鮮やかな青色が映えます。カラー名の通り、太陽光の下では青々として見える海原のようなカラーです。
iPhone 12シリーズで従来モデルから大きくデザインが変化したのが本体周囲をぐるっと囲うフレーム部です。2013年発売の「[[iPhone 5s]]」以降、iPhoneのメインシリーズとしては7年ぶりにフラットなフレームデザインに変更されています。
iPhone 12 Proでは医療グレードのステンレスを採用し艶のある鏡面仕上げになっており、フラットなフレームのエッジ部分がきらびやかに光を反射するため、10万円を超える本体価格に見合った高級感や所有欲を満たしてくれる点も「デザイン」の進化として見逃せないので、もし店頭でデモ機に触れる際などは注目してみるといいでしょう。
なお、本体下部には充電や周辺機器・PCとの接続に利用するLightningの端子やスピーカー・マイクが配されているのは従来通りです。
一方でSIMカードスロットは今回初めて正面から向かって左側面に変更されています。対応するSIMカードはnanoSIMカード(4FF)で、取りつけるできるSIMカードの枚数は日本向けモデル「A2406」では1枚のみ。ただし、eSIMにも対応しているためDSDVでの利用も可能です。
またiPhone 12シリーズからはサイドフレーム以外にも「フラット」になった部分があります。それがディスプレイで、従来モデルではフレームに向かって湾曲していたところ、iPhone 12 Proでは湾曲がなく、フレームとディスプレイの高さがツライチ(フラット)になるよう変更されています。
さらにディスプレイを覆うガラスにもナノスケールセラミッククリスタルを採用した「Ceramic Shield」となり、傷付きづらく、割れづらく、また落下した際にもフレームとディスプレイの高さをフラットにしたことで「先にディスプレイに衝撃が加わり破損する」ことを防ぐ作りに変わっています。
最後にiPhone 12 Proのデザイン上で最も主張の大きなカメラをチェックしていきます。基本的なデザインは先代のiPhone 11 Proを踏襲しています。
取りつけるケースや本体カラーとの組み合わせによってはすぐに見分けがつきません。それでも簡単に見分ける方法はカメラ下部に「黒い丸」で、ここがiPhone 11 ProやiPhone 12のカメラにはない、iPhone 12 Proで追加された「LiDAR」のセンサーです。
以上、今回はパッケージや本体外観の各部をチェックしてみましたが、カメラの写りやLiDARの実力といった「使ってみてどうか」はまた次回の記事にてご紹介予定ですのでご期待ください。
ここ数年は基本的な「カタチ」としてのデザインはiPhone 6以降のラウンドした形状をベースに、トレンドの複眼カメラを背面に配すような変更のみでしたが、フラットなフレームをデザインに採用するなど久々に「大きな変化&進化」を感じられる外観の変更点がiPhone 12 Proの特徴ではないでしょうか。
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(引用元:livedoor news)