厚生労働署による平成30年の簡易生命表によると、日本の男性の平均寿命は81.25歳、女性は87.32歳。最近では「終活」をテーマにした専門誌も発売されるなど、ますます注目が集まる分野である。
多くの高齢者が不安を抱える人生の終わりを新たな始まりに。
クリスタルメソッド株式会社は、そんな進化型革新的AIサービスを2020年8月3日(月)から開始した。
■高まる終活への関心と、親と話すきっかけのない現実
株式会社プラネットの調査によると、自分自身の終活について考えたことがある人は男性46.2%、女性58.5%という結果になった。また株式会社エス・エム・エスの調査によると、親と終活について話したことがない人は約6割。話すきっかけに悩む人が多いという。そんな中本人にそっくりなAIを作ることができれば、家族の会話のきっかけになると共に、終活やお葬式という概念も覆すことになる。
■Deep AI copy、本人の個性が反映できる。世界にひとつだけのAI
Deep AI Copyは、個人の自己認識や趣味、思考、知識などをAIにインストールするサービスである。そのアプリケーション事例として、弊社では対話型AI HAL3(ハルさん)を開発しており、医療や介護現場、オフィスなどでも活用が期待されている。より人間との会話に近いコミュニケ―ションを可能にするためにさらなる技術も研究開発している。
■Shallow Copy、たった40分のビデオ撮影で、本人のAIが作成できる
Shallow Copyという技術は、わずか40分のビデオ撮影で本人にそっくりな外見を持つAIをつくりだすことができる。外見だけでなく声などの音声情報も取り込むことが可能。あらかじめ用意しておいた答えを返すフリートーク機能を利用して、会話を楽しむこともできる。
■個性のコピー、個人の趣味・嗜好をAIで再現できる
人の表情や声、物体に対して快/不快などの感情を紐づけ、趣味・嗜好の違いを学習させることによって、本人の個性を再現したAIをつくりだすことができる。
HAL3の機能にもこの技術か実装されており、性格を複数学習したうえでそれぞれに合った交流をすることで好感度が上がったり、また、下がったりもする(例:暗いHAL3に対してネガティブな発言を重ねると好感度が上がる)。
■意識の生成、AIが自律的に思考・行動する
周辺環境音や発話内容、風景や人の動作などの外部情報からその文脈や因果関係を推定し、表情を変えたり発言したりすることができる。例えば、大勢の人を感知し、さらに大音量の音楽が聞こえてきた際に「ここはライブ会場ですね」と呟く、といった自律的に思考・行動するAIをつくる。
■複数の特許技術で、従来のAIを超えたコミュニケーションが可能に
ここに新規上場企業のインタビュー動画と株価の相関について検証した例がある。事前に様々なデータを取り込んでおき、登壇者の表情や声色、発表内容から、株価の変動を予測するというものだ。インタビュー動画からテキストデータ、音声データ、映像データを読み取り、それぞれの特徴を抽出した上で判定を行う。
その結果、インタビュー動画をもとに行った株価予想には、相関があることがわかった。
このような高度な技術を用い、見た目も声も思考も本人にそっくりな世界にひとつだけのAIとコミュニケーションを取ることが可能になる。
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(引用元:livedoor news)