nubiaが最新ゲーミングスマホ「RedMagic 5G」の技適を取得! |
総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにnubia Technology(以下、nubia)が「NX659J」(認証番号:211-200333)の工事設計認証(いわゆる「技適」)を2020年5月25日付けでBay Area Compliance Laboratoriesによって取得しています。
NX659Jはすでに海外にて発表されているnubiaの最新ゲーミングスマートフォン(スマホ)「RedMagic 5G」であることがわかっており、同社のマーケティングチームによれば、公式Webストアで販売されているグルーバル版では技適マークの表示が行えるようになるとのこと。
なお、nubiaの公式Webストアでは以前より日本へ発送することが可能で、RedMagic 5Gは8GB内蔵メモリー(RAM)+128GB内蔵ストレージモデルが本体カラーのEclipse BlackおよびHot Rod Redともに579ドル(約62,000円)、12GB RAM+256GB内蔵ストレージのEclipse Blackが599ドル(約64,000円)、Pulseが649ドル(約70,000円)で販売されています。
一方、同社の日本総代理店であるワイエスティー(YST)ではnubiaの製品をこれまでにAmazon.co.jpなどで販売しており、RedMagic 5Gについても2020年に発売予定で、技適を取得していることを案内しているものの、4月17日時点で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で日本での発売時期は未定だとしています。
ただし、nubiaのマーケティングチームでは「近日中に日本語の製品ページを公開予定」だと説明しており、これが同社の公式Webサイト内なのか、YSTによる日本向けWebサイト( https://nubiamobile.jp/ )内なのかわかりませんが、日本での発売も近いのではないかと思われます。
RedMagic 5Gはnubiaの最新ゲーミングスマホで、スマホでは世界初の144Hzのリフレッシュレートに対応したハイエンドモデルです。またゲーミングスマホらしくタッチサンプリングレートも240Hzに対応し、Qualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 865」によって滑らかで快適な操作性となっています。
ディスプレイはアスペクト比9:19.5の縦長な約6.55インチFHD+(1080×2340ドット)AMOLED(有機EL)で、ノッチやパンチホールといった切り欠きがないものの、かなり画面回りの縁(ベゼル)は狭く、ディスプレイの左上には約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.0)のフロントカメラを搭載し、顔認証の他に画面内指紋認証に対応しています。
画面は2.5Dラウンドガラス「Corning Gorilla Glass」で覆われており、600nitの明るさや4096段階の明るさ調整、コントラスト比10万:1、TUV Rheinland認証のブルーライトカット技術、100% DCI-P3となっており、外装は航空機にも使われているグレードのアルミニウム合金を採用しています。サイズは約168.56×78×9.75mm、質量は約218g。
本体カラーはEclipse BlackおよびHot Rod Red、Pulseの3色展開。また液冷システム+ターボファンの「Active Liquid Cooling with Turbo Fan 3.0」を搭載し、前機種「RedMagic 3S」と比べて56%増加したクーリング表面積と、4000mm2の空気ダクトによる30%増加した空気量によって排熱性能を高めているとのこと。音響面でもデュアルステレオスピーカーや7.1chのDTX:Sに対応し、ゲームなどでリアルなフィードバックが得られる4D Shockに対応。
主な仕様はRAMがLPDDR5、内蔵ストレージがUFS 3.0、OSがAndroid 10ベースのRedMagis OS 3.0、4500mAhバッテリー(取外不可)、USB Type-C端子(USB 3.0)、急速充電(最大55W)、3.5mmイヤホンマイク端子、Magic Adapter、Wi-Fi 6に対応したIEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠の無線LAN(2×2 MIMO)、Bluetooth 5.1、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSSなど)、HDMI出力など。
センサー類は加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、環境光センサー、電子コンパス、センサーハブ。リアカメラはソニー製の約6400万画素CMOS「IMX686」(1画素0.08μm)/広角レンズ(画角78.3°、F1.8)およびHynic製の約800万画素CMOS「HI846」(1画素1.12μm)/超広角レンズ(画角120°、F2.0)、OmniVision製の約200万画素CMOS「OV02A10」(1画素1.75μm)/マクロレンズのトリプル構成。
総務省が公開している工事設計認証の情報。nubiaが技適を取得したのは初
SIMカードはnanoSIMカード(4FF)が2つのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応し、外部ストレージスロットは非対応。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りで、技適では4GにおけるFDD-LTE方式のBand 1および3、8、18、19、26、TD-LTE方式のBand 41、3GにおけるW-CDMA方式のBand IおよびVIII、XIX、Wi-Fi(2.4および5.xGHz)、Bluetoothとなっており、5Gでは取得されていません。
5Gについては後で技適を再取得するケースもありますが、YSTがなぜか会社案内ページにて「2020年発売予定のRedmagic5Gは、4Gのバンドまで日本国内の技適を取得してあります。しかし、5Gに関しては、国内のバンドN77に対応しておりません、5Gに関しては技適の取得がありませんのでご注意ください。」としているため、現時点では取得しない可能性が高そうです。
[5G]
NR: n41/n78[4G]
FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B20/B12/B17/B18/B19/B26
TD-LTE: B34/B38/39/40/41[3G]
WCDMA: B1/2/4/5/8/19
CDMA/EVDO: BC0/BC1[2G]
GSM 2/3/5/8
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(引用元:livedoor news)