Qualcomm、6シリーズ初の5G対応SoC「Snapdragon 690」を発表!次期AQUOS senseに搭載か?シャープなどが…

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Qualcomm Snapragon 690 5G mobile platformが発表!今年後半に搭載スマホなどが投入予定


Qualcomm子会社のQualcomm Technologiesは16日(現地時間)、新たに同社のミッドレンジ向けチップセット(SoC)「Snapdragon 690 5G mobile platform(SM6350)」(以下、Snapdragon 690)を発表しています。今年後半にSnapdragon 690を搭載した商用製品が発売される予定となっています。

またSnapdragon 690を搭載したスマートフォン(スマホ)の投入を計画しているメーカーの一部としてHMD GlobalやLGエレクトロニクス、Motorola Mobility、シャープ、TCL Communication、Wingtechが挙げられています。

特にシャープでは日本市場にてここ数年はその年の後半にミッドレンジのスタンダードスマホ「AQUOS sense」シリーズを投入しており、今年秋以降に投入する次期AQUOS senseシリーズがSnapdragon 690を搭載して5Gに対応する可能性は高そうです。

シャープ 通信事業本部 パーソナル通信事業部事業部長の小林繁氏は「Qualcomm初の6シリーズの5Gプラットフォームを強く支持します」とコメントしています。なお、Qualcommではこれまでハイエンド向け8シリーズやミッドハイレンジ向け7シリーズにて5G対応SoCをリリースしてきましたが、6シリーズでは初の5G対応となります。

Snapdragon 690は5G対応だけでなく、4K HDRをサポートして10億色を超える色調を撮影したり、最大1億9200万画素の写真撮影したりするなど、最も需要の高いプレミアムモバイル体験の多くを6シリーズに初めてもたらします。

また高速リフレッシュレートとスムーズなUI体験のための120Hzディスプレイにも対応し、5Gによる高速・大容量・低遅延の通信とともに優れたゲーミング機能を提供するとのこと。さらに最新の第5世代Qualcomm AIエンジンを搭載。

これにより、スマートカメラやビデオ、音声翻訳、高度なAIベースの画像処理、AIによる強化されたゲーム体験を可能にし、CPUは8nmプロセスで製造された64bit対応の「Qualcomm Kryo 560 CPU」(最大2.0GHz×8コア)が搭載されており、前モデルと比較して最大20%の性能向上を実現しています。

新しいSnapdragon X51 5G Modem-RFシステムは6シリーズに最適化されており、5G NR方式におけるNSAおよびSAに対応し、Sub6における100MHz幅と4×4 MIMOをサポートし、6シリーズで初めてマルチギガビットの速度と優れた5Gカバレッジを実現しました。

最大通信速度は5Gで下り2.5Gbpsおよび上り660Mbps、4Gで下り1.2Gbpsおよび上り210Mbps。また5GマルチSIMに対応し、DSSもサポート。無線LANはFastConnect 6200 によってWi-Fi 6(IEEE802.11ax準拠)にも対応し、Bluetooth 5.1やNFC、USB Type-C(USB 3.1)、Quick Charge 4+に対応。

GPUはAdreno 619L、IPSはSpectra 355L、DSPはHexagon 692。位置情報取得はBeidouおよびGalileo、GLONASS、Dual frequency GNSS、NavIC、GPS、GNSS、QZSS、SBASをサポート。メモリー(RAM)は2x16bitの2133MHz。生体認証は指紋・虹彩・顔・声に対応。


Snapdragon 690 5G Mobile Platform Experiences
記事執筆:memn0ck

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(引用元:livedoor news)

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