ソニーネットワークコミュニケーションズの無料で使える携帯電話サービス「0 SIM」が終了! |
ソニーネットワークコミュニケーションズ(旧、ソネット)は17日、同社がNTTドコモから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「0 SIM」を終了するとお知らせしています。
すでに2月17(月)に新規受付を終了しており、2020年8月31日(月)にサービスが終了となって既存利用者も含めて使えなくなるとのこと。また希望者には各種手数料がかからずに同社が同じくMVNOとして提供する携帯電話サービス「nuroモバイル」への移行が行えます。
ただし、移行はSIMカードサイズは変更せず、契約プランは変更しない(音声プランから音声プランなど)、契約回線は変更しない(NTTドコモ回線)の条件を満たす必要があるほか、nuroモバイルは月額基本料金300円(税別)の「お試しプラン(0.2GB)」からの利用料がかかります。
nuroモバイルへの移行は2020年6月開始予定で、サービス終了前日の8月30日(日)までとなっており、手続きは0 SIMの利用者向けページ「ユーザWebメインメニュー」にて行います。nuroモバイルへ移行しない場合は2020年9月1日(火)から9月16日(水)までに順次自動解約となるということです。
0 SIMは当初、雑誌「デジモノステーション 2016年02月号」にソネットとのコラボSIM「0SIM by So-net(SIMスペシャルスターターパック)」が付録として付けられ、契約事務手数料が無料で毎月499MBまで(500MB未満)のデータ通信が月額基本料0円で利用できるサービスとして2015年12月に提供開始されました。
その後、2016年1月には一般販売・提供を開始し、一時は人気で毎月10の付く日のみ申込可能になるなどしていました。一方で快適に利用できるように帯域追加などもあまり行われなかったのか、データ通信はできるものの、他の格安SIMと比べても圧倒的に速度が出ない状態となっていました。
とはいえ、500MB未満のデータ通信のみなら「ユニバーサルサービス料」すらもかからずに本当に無料で使えるという珍しいサービスだっただけに終了するとなると残念に思われます。その他、nuroモバイルへの移行なども含めて終了に際するQ&Aが公開されているので、詳細は公式Webサイトをご確認ください。
なお、同社では0 SIMの自動解約を含めた解約後のSIMカードの返却が必要としていますが、SIMカードを返却しなかったことによる請求などはないとしています。紛失などで返却が難しい場合、返却期限はないので見つかった際の返却をするよう案内しています。
今月の0 SIMのデータ通信利用量
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(引用元:livedoor news)