19日深夜放送の「夜の巷を徘徊する」(テレビ朝日系)で、マツコ・デラックスが、建築家であるザハ・ハディドさんの新国立競技場案が不採用となった顛末を悔やんだ。
番組では、マツコが東京・上野恩賜公園を徘徊しながら、街を行き交う人々の声に耳を傾けた。ロケ冒頭からマツコは、偶然に出会った東京芸術大学大学院の学生だという男性と、建築について熱いトークで盛り上がる。
マツコは、ここぞとばかりにザハさんの一連の騒動を取り上げて「ザハ・ハディドのことが悪者みたいになってるでしょ? あれは本当に失礼な話だよね!」と声をあげた。ザハさんは2020年の東京五輪をめぐる新国立競技場のデザイナーとして招かれるも、後に総工費の問題などでコンペ案の採用が白紙撤回された。
亡くなったザハさんを想ってか、マツコは口調を激しく「日本にザハの(建築)ってないのよ! あれがあったら、後世まで名物になっていたと思うよ。あれは失礼なことをしたよね! あんな名建築家に何をしてくれる!? っていう…」と不満を吐き続けた。
マツコは「良かった! これを言えて」と、以前より主張したかったことのようで満足げ。ザハ案は当時、総工費の観点からメディアが大いに問題視していたが、マツコは「『金満主義女装』って叩かれるかもしれないけど。お金の面とかもあるけど、それを除いたら、1個あったら、日本のシンボルになった物だったわよ。以上!」と、ザハ案を白紙撤回した行政に対しての不満を締めくくっていた。
(引用元:livedoor news)
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