MVNOの現状から、未来の市場動向を考えてみた! |
既報通り、NTTコミュニケーションズおよびNTTレゾナントは20日、NTTコミュニケーションズが仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供する携帯電話サービス「OCN モバイル ONE」の新料金発表会を開催し、最低利用期間と解約金の縛りがない、月額980円(税別)から契約できる新コースを発表しました。
新コースの詳細などは上記リンク先をご参照いただくとして、今回取材で筆者の目に留まったのは、MVNOの現状についての分析でした。発表会ではモバイル通信業界の動向調査やアンケートなどを行っているMMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所) 所長の吉本 浩司氏が登壇し、現在のMVNOおよび格安SIM市場の動向について解説され、その後OCN側からMVNOの現状を踏まえた戦略が語られたのです。
MVNOのみならず、現在のモバイル通信業界は大きなターニングポイントを迎えています。料金プランの改革、5Gサービスの登場、楽天の移動体通信事業者(MNO)サービス参入。それぞれの動きが密接に絡み合い、関係するすべての企業の経営戦略に大きな影響を及ぼしています。
MVNOはこれからどうなっていくのでしょうか。MVNOの未来に明るい展望はあるのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は最新のMVNO事情を読み解き、その未来について考察します。
MVNO市場の「今」を知る
■想像以上に堅調に推移していたMVNO市場
(引用元:livedoor news)
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