ちょうど良いサイズのシネマワイドディスプレイ搭載の高性能スマホ「Xperia 5」を写真と動画でチェック! |
ソニーモバイルコミュニケーションズの最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia 5」がいよいよ日本でも10月25日(金)から順次販売開始される予定だ。日本ではau向け「Xperia 5 SOV41」とSoftBank向け「Xperia 5 901SO」が10月25日、NTTドコモ向け「Xperia 5 SO-01M」が11月1日(金)に発売となる。
各社ともに日本向けはワンセグやフルセグ、おサイフケータイ(FeliCa)に対応し、内蔵ストレージは64GB、バッテリー容量は3000mAhとなっており、本体カラーはNTTドコモとauではブラックおよびグレー、ブルー、レッドの4色だが、SoftBankのみブラックは取り扱わずグレーおよびブルー、レッドの3色展開となる。
またすでにドコモショップやauショップ、ソフトバンクショップ、量販店などの各取扱店のほか、公式Webショップ「ドコモオンラインショップ」やau Online Shop」、ソフトバンクオンラインショップ」にて事前予約受付が実施されている。価格(税込)はそれぞれの公式Webショップや直営店ではNTTドコモが87,912円、auが90,720円、SoftBankが116,160円だ。
さらに各社ともにNTTドコモの「スマホおかえしプログラム」やauの「アップグレードプログラムDX」、SoftBankの「トクするサポート」といった代物弁済施策の対象となっており、スマホおかえしプログラムでは最大3分の1、アップグレードプログラムDXとトクするサポートでは最大2分の1の割賦金が免除される。なお、アップグレードプログラムDXとトクするサポートは別途利用料として月額390円(不課税)が24ヶ月分かかる。
Xperia 5は今年6月に発売された「Xperia 1」の機能をほぼそのままに、画面サイズを6.5インチからより持ちやすい6.1インチに変更した「Xperia」シリーズの最新のバリエーションモデルと言う位置付けである。今回はそんなXperia 5についてNTTドコモが10月11日に実施した発表会にてタッチ&トライを行ってきたので写真と動画で紹介していく。なお、基本的に紹介する内容はau版とソフトバンク版にも搭載されているので参考にして欲しい。
背面は「冬モデル」ということもあってなかなか深みのある色合いとなっている。写真は左からブルー、ブラック、グレー、レッドだ。上述通り、SoftBankではブラックがない。
またロゴは中央に「SONY」、下部に「Xperia」は各社共通だが、SoftBankはグローバル版と同様にこの2つのみで、auはXperiaロゴの下に型番の「SOV41」、NTTドコモはXperiaロゴの上に「docomo」ロゴ、下に型番の「SO-01M」が配されている。
前面には特徴的な21:9の超縦長ディスプレイがある。Xperia 5では6.1インチにしたことで横幅もコンパクトになり約68mmの持ちやすいサイズ感を実現した。
画面の解像度はフルHD+(1080×2520ドット)で、HDR対応の有機ELディスプレイを搭載する。YouTubeなどのSDR映像をHDR相当の美しさに変換するHDRリマスターや映像制作者の意図を忠実に再現するクリエイターモードも対応する。
画面に関しては、Xperia 1とサイズや解像度が違うものの、同じようにコンテンツが楽しめるものとなっている。
背面は超広角レンズ、標準レンズ、望遠レンズの3つのカメラが並ぶ。またおサイフケータイ(FeliCa)にも対応しており、本体上部にあるFeliCaポートをかざすイメージで使うことができる。なお、SoftBankではFeliCaマークではなく、NFCマークが配されているが、きちんとFeliCaにも対応している。
Xperia 1との比較だが、Xperia 5は持ちやすいサイズ感になった以外、どちらも大画面であることは変わらない。ざっくりとしたXperia 5とXperia 1の比較は以下のようになる。
機種 | Xperia 5 | Xperia 1 |
画面 | 6.1型FHD+ HDR OLED |
6.5型4K HDR OLED |
大きさ | 158×68×8.2mm | 167×72×8.2mm |
重さ | 164g | 178g |
本体色 | Black Grey Blue Red |
Black White Purple Grey |
OS | Android 9 Pie | Android 9 Pie |
SoC | S855 | S855 |
RAM | 6GB | 6GB |
内蔵ストレージ | 64GB | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC | microSDXC |
電池容量 | 3000mAh | 3200mAh |
背面の比較ではカメラの位置がXperia 1の上部の横中央からXperia 5では上部の左端に変更となっていることがわかる。
背面のカメラは3つともに画素数は約1220万画素裏面照射積層型CMOSで、上から52mm F2.4の望遠レンズ、26mm F1.6の標準レンズ、16mm F2.4の超広角レンズである。標準と望遠のカメラには光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を搭載する。
カメラはXperia 1と同じく、瞳にピントを合わせる瞳AFや4K動画撮影、4K HDR動画撮影など簡単・綺麗・高機能をサポートする。なお、Xperia 1では標準レンズのセンサーがメモリー積層型で960fpsのスーパースローモーションに対応していたが、Xperia 5では通常の積層型となってスローモーションは120fpsまでとなっている。
本格的な映像制作が楽しめる「Cinema Pro」カメラも搭載している。Xperia 5およびXperia 1のディスプレイに最適な21:9のシネマワイド動画を制作できるので活用したい機能である。
個性が強い21:9のディスプレイだが、持ちやすくなったことで身近なものになったという印象だ。画面分割表示も通知エリアから分割表示も可能となっており、SNSを見ながら通知を分割で表示するなど、使い勝手が良くなっている。
Snapdragon 855と6GB内蔵メモリー(RAM)を搭載していることから、ゲーミング機能も特徴としている。表示の長編が長いため、広い範囲が表示できるというメリットとともに、今回プッシュしていたのがPlayStation 4用のコントローラー「DUALSHOCK 4」を対応するモバイルゲームでも利用できるようにしたことであった。対応機種はXperia 5とXperia 1。
タッチ操作では難しい“ボタン”操作が、専用コントローラーなら間違いなく入力できるのはありがたい。デモエリアでは「フォートナイト」が展示されていたが、DUALSHOCK 4を使用すると、モバイルゲームであることを忘れるような良好な操作感であった。
動画リンク:https://youtu.be/R5zBvclcdGM
さらに21:9のシネマワイドディスプレイは映画コンテンツや画面分割表示においてその強みを発揮する。そういった意味では画面がさらに大きいXperia 1が一番使い勝手では良いのだが、普段使いでは持ちやすさや重さも重視したいと言うユーザーにはXperia 5が最適であるだろう。なお、各社のXperia 5の詳細な製品情報は以下の記事もご覧いただきたい。
・NTTドコモ、小さくなった超縦長画面搭載の最新フラッグシップスマホ「Xperia 5 SO-01M」を発表!11月1日発売で価格は8万7912円の実質5万8608円から – S-MAX
・au向け小さくなったシネマワイドディスプレイ搭載フラッグシップスマホ「Xperia 5 SOV41」が発表!ワンセグやフルセグ、FeliCaに対応で10月下旬発売 – S-MAX
・ソフトバンク、SoftBank向けフラッグシップスマホ「Xperia 5」を発表!10月25日発売、10月18日予約開始で価格は11万6160円に。トクするサポート対象 – S-MAX
同じ機能を持つXperia 1とXperia 5で選べるようになったことで、NTTドコモでは取り扱いはないが、さらに価格帯が安く6.0インチのシネマワイドディスプレイを搭載した「Xperia 8」もauやUQ mobile、Y!mobileから発売されることもあり、ここから新しいXperiaが始まったように感じた。ここ1〜2年は日本でもシェアを落としているXperiaだけにXperia 1からはじまった新たなXperiaに今後も期待したい。
■関連リンク
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・Xperia 5 関連記事一覧 – S-MAX
・ドコモオンラインショップで「Xperia 5 SO-01M」を予約・購入
・ドコモショップ・量販店などで「Xperia 5 SO-01M」を予約・購入(インターネットで予約)
・au オンラインショップで「Xperia 5 SOV41」を予約・購入
・ソフトバンクオンラインショップで「Xperia 5」を予約・購入
(引用元:livedoor news)