コンパクトなスマートスピーカー「Google Nest Mini」が登場! |
既報通り、Googleは15日(現地時間)、アメリカ・ニューヨークにて新製品発表会「Made by Google 2019」を開催し、新たなスマートスピーカー「Google Nest Mini」を発表しています。またグーグル(以下、Google Japan)は16日、都内にて「新ハードウェア製品記者発表会」を開催してNest Miniを日本にて発売すると発表しました。
日本での発売日と価格は2019年11月22日(金)および税別5,500円(税込6,050円)で、販路は公式Webショップ「Google ストア」のほか、エディオンやケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフトバンクショップ、ソフマップ、TSUKUMO、ノジマ、PCデポ、ビックカメラ、ベイシア電器、ベスト電器、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、楽天ブックスといった量販店・ECサイトとなっています。
発売に先立って各所で10月16日より予約注文が開始されており、ヨドバシ.comでは6,050円の1%(61ポイント)還元となっています。本記事ではNest Miniの製品情報について紹介します。なお、日本向け製品の商品コードは「GA00638-JP」とのこと。
Nest Miniは小型なスマートスピーカーの最新モデルで、前機種で日本では2017年10月に発売された「Google Home Mini」の後継モデルとして第2世代となっており、Google Home Miniと同様に円盤状の小さなデザインを踏襲しつつ、新たに壁に掛けられるようにフックが採用されています。
本体上部はペットボトルから100%リサイクルされた再生プラスチックで作られたファブリック素材で覆われており、本体カラーはChalkおよびCharcoal、Coralに加え、イタリアのコモ湖をイメージした新色のSkyの4色展開。サイズは約98×98×42mm、質量は約181g。
なお、500mlペットボトル1本分でNest Miniを2台覆うのに十分なファブリック素材を作ることができ、外装の35%にも再生プラスチックを用いており、2019年に発売するすべての「Nest」シリーズの製品で一定量以上の再生プラスチック素材を利用するということです。
サイズ感はほぼ変わらずに40mmドライバー搭載で360°サウンドを実現して音質がよりパワフルになっており、第1世代のGoogle Home Miniと比べて2倍強力な低音を再生できるようになったとのこと(最大音量で60〜100Hz帯でテストをした場合)。またソフトウェアで独自のオーディオチューニングをしたことによってハードウェアを最大限に生かし、あらゆる音量でもクリアかつ自然なサウンドの再生を実現しています。
これにより、Nest Miniは原音のディテールを損うことなく、アーティストの意図に忠実なサウンドを提供するとしています。さらに音楽やニュースなどを再生しているときにNest Mini本体へ手を近づけると、LEDライトが点灯してタップで音量調節ができる位置を示すようになったということです。加えて、騒がしい場所での音声認識の検知性能も向上しています。
主な仕様はIEEE802.11b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 5.0、Chromecast buit-in、Voice Match、Google アシスタント、DC電源ジャック、電源アダプター(15W、1.5m)、静電容量方式タッチセンサー、高感度マイク×3など。同梱品はNest Miniのほか、電源アダプター、クイック スタートガイド。