次世代交通システム「MaaS」について考えてみた! |
みなさんは「MaaS」という言葉をご存知でしょうか。「マーズ?エムエーエーエス?」と、読み方すらよく分からないこの言葉は「マース」と読みます。「Mobility as a Service」(サービスとしてのモビリティー)の略語で、次世代交通システムなどとまとめられることが多くあります。
最近では、日本ではトヨタ自動車がソフトバンクと提携し「MONET Technologies」というMaaS実現に向けた合同会社を設立した話題が、MaaSを日本の人々に知らしめた最も大きなニュースかもしれません。
トヨタ自動車と言えば京セラに次ぐKDDIの大株主でもあり、これまでも自動運転技術などでKDDIと強力なタッグを組んできた企業だけに、モバイル分野でKDDIと競い合うソフトバンクとの提携は衝撃に近いものでした。トヨタ自動車がそれほどまでの積極的戦略を取るほどのMaaSとは一体何なのでしょうか。
感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はMaaSが持つ可能性と現状の課題について考察します。
MaaSによって何が変わるのか
■都市の過密化や地方の過疎化の救世主として求められた「MaaS」
(引用元:livedoor news)
0