楽天モバイルが「DMM mobile」と「DMM光」を事業承継!譲渡額は約23億円。契約数はMVNOの携帯電話サービ…

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楽天モバイルがDMM mobileとDMM光を会社分割方式で買収!


楽天モバイルおよびDMM.comは9日、DMM.comが提供している仮想移動体通信事業者(MVNO)による携帯電話サービス「DMM mobile」およびフレッツ光を利用した固定インターネットサービス「DMM光」を会社分割の方法によって楽天モバイルへ承継すると発表しています。

楽天モバイルでは7月4日に開催された取締役会において承継を決議し、DMM.comと合意したとのこと。これにより、2019年9月1日(日)を効力発生日(予定)としてDMM mobileとDMM光が楽天モバイルに加わります。

なお、楽天モバイルでは会社分割の対価としてDMM.comに約23億円を交付する予定だとしており、2019年6月30日時点でDMM mobileの契約数は約24万、DMM光の契約回線数は約2万で、承継後も当面はDMM mobileおよびDMM光として既存のサービスを提供するということです。


DMM mobileはIIJをMVNEとして細かなデータ量ごとに提供され、多くのプランで業界最安が売りにしていた

楽天モバイルは2014年10月よりMVNOによる携帯電話サービス「楽天モバイル」を提供開始し、現在、国内のMVNO市場において契約数を順調に伸ばしてシェア1位となっているほか、2019年10月には移動体通信事業者(MNO)としての携帯電話サービスを開始する予定です。

また楽天グループの多様なサービスや「楽天スーパーポイント」とのシナジーを発揮し、付加価値の高いサービスの提供しており、売上高はサービス開始時から約6倍に拡大し、楽天モバイルショップの店舗数も全国で500店舗(2019年5月10日時点)を突破しているとのこと。

一方、DMM mobileはNTTドコモ回線を利用するMVNOで、2014年12月にサービスを開始して以来、低価格で高品質なサービスを提供してきていましたが、DMM.comでは「経営資源の集中のため」にDMM光とともに楽天モバイルに事業承継することにしたとしています。

今後、楽天モバイルではMNOによるサービス開始を含めて携帯電話サービスの顧客基盤の拡大と、それに伴う「楽天エコシステム」におけるメンバーシップの強化を図るため、DMM mobileおよびDMM光の事業承継を行い、効力発生日よりポイントシステムの移行を予定しているほか、楽天エコシステムを活用した事業シナジーの最大化を進めてくとしています。

記事執筆:memn0ck

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・DMM.com MVNO事業「DMM mobile」等を 楽天モバイルに承継 : プレスリリース|DMM.com Group
・楽天モバイル、DMM社よりMVNO事業「DMM mobile」等を承継 | 楽天株式会社

(引用元:livedoor news)

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