富士通、法人向けSIMフリースマホ「ARROWS M359」を発表!10月以降発売。カスタマイズやAndroid 9 Pieの…

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法人向けSIMフリースマホ「Fujitsu Smartphone ARROWS M359」が登場!


富士通コネクテッドテクノロジーズは7日、都内にて「『arrows』2019年夏モデル新商品・新CM発表会」を開催し、新たに法人向けSIMフリースマートフォン(スマホ)「ARROWS M359」を発表しています。2019年10月以降に順次発売する予定で、価格はオープンプライスとのこと。

長年培ってきた落下時の画面割れに強い堅牢性やMIL-STD-810G(以下、MIL)規格の23項目に準拠した耐久性、防水・防塵性能を備えており、安心して利用できるほか、自社内のみで利用可能な4G網「プライベートLTE」を実現できる規格「sXGP」に対応しています。

また要望に合わせたカスタマイズやセットアップ作業を行った状態で納品する「カスタムメイドプラスサービス」に対応し、製品開発から納品後のサポートまで一貫した国内体制による迅速できめ細かなサービスを提供することで顧客のビジネスを強力に支援できるとしています。

近年、生産性の向上やワークスタイルの変革に効果が期待できるICT関連ソリューションの導入がさまざまな業種において進み、業務用途のスマートデバイス利用は今後も伸びることが予測される中、同社では一般的なスマホでは対応が難しい法人ならではの要望に応える仕様と一貫した国内体制による充実したサポート、顧客ごとの個別の要望に応えられるモデルだとしています。

ARROWS M359は現時点で詳細な仕様は明らかにされていませんが、恐らくNTTドコモ向け「arrows Be3 F-02L」とベースは同じだと見られ、アスペクト比9:18の縦長画面や背面指紋センサー、FeliCa、ストラップホール、防水(IPX5およびIPX8準拠)、防塵(IP6X準拠)、耐衝撃などのMIL準拠の23項目の耐久性能を有する日本製スマホです。

本体はさまざまな環境で手荒に扱われることも多い現場での業務において安心して利用できるように高強度樹脂材料とユニボディー化によって衝撃吸収構造を採用し、落下の衝撃に強く画面の割れにくい堅牢性を実現しており、本体カラーはホワイトの1色のみが用意されています。

また油などの汚れがついてしまった場合でも泡タイプのハンドソープで洗えるため、現場での作業時に汚れを気にして軍手や手袋を外すなどの手間が不要になっているほか、病院や食品を扱う現場などの衛生面で配慮が必要な環境でもイソプロピルアルコール、エタノール、次亜塩素酸ナトリウムなどの薬品による拭き取りが可能で安心して使えます。

23項目は落下および耐衝撃、防水(浸漬)、防塵(6時間風速有り)、防塵(72時間)、塩水耐久、防湿、耐日射(連続)、耐日射(湿度変化)、耐振動、防水(風雨)、雨滴、高温動作(60℃)、高温動作(32〜49℃)、高温保管(70℃)、高温保管(30〜60℃)、低温動作(-20℃)、熱衝撃、低温保管(-30℃)、低圧保管、低圧動作、氷結(-10℃)、結露(-10℃)となっています。

なお、充電可能な温度範囲は5〜35℃で、使用環境は温度5〜40℃(ただし、36℃以上は風呂場などでの一時的な使用に限る)および湿度45〜85%となっており、風呂場などでは使用時間は2時間以内の範囲において温度5〜45℃および湿度45〜99%とのこと。

一方、カスタムメイドプラスサービスは要望に合わせてソフトウェアをカスタマイズした状態で販売するサービスで、業務で不要なアプリの削除や起動画面での自社ロゴ表示、特定の業務アプリ以外は使えないようにするなどが可能となっています。

また設定変更の抑止やパスワードポリシーの設定などもできるため、安心して端末を管理することができ、カスタマイズの内容は本体の記録領域に書き込んでから提供するため、端末をリセットしてもカスタマイズした内容は消えずに再度同じように使えるということです。

さらにLTEネットワークを自社内のみで利用可能とするsXGPに対応しており、高度な通信技術で安定したデータ通信と高品質な通話を実現し、セキュアで安定した無線通信環境を自営で広範囲へ構築でき、広い敷地のコンビナートや工場、公衆網の電波が届かない山間部の工事現場などでも通信・通話が可能となります。

もちろん、公衆ネットワークも利用可能で、SIMロックがかかっていないSIMフリー製品なのでNTTドコモおよびau、ソフトバンク、それらの仮想移動体通信事業者(MVNO)の3G(W-CDMA方式)や4G(LTE方式)が利用可能です。

その他、3Gや4Gのネットワークを使わずに無線LAN(Wi-Fi)のみでも安定した通信を行いたいというニーズに対応し、移動時にWi-Fiのアクセスポイントを高速に切替え可能なWi-Fiハンドオーバー規格に対応。これにより、移動時にも安定した通信できるようになっています。

加えて利用環境に合わせてアクセスポイントを切替えるWi-Fi電波強度を設定する専用ツールを提供し、倉庫や病院、店舗などでVoIP通話中に移動しても安定した通話が可能とのこと。独自の拡張APIによって通常はアプリから制御することができない電源OFFや再起動などを業務アプリからアクセスすることを可能にしており、遠隔操作を行うことも可能。

さらに発売から2年以上の長期にわたって同一モデルを継続提供し、導入までに評価、検証、予算化などで1年以上かかることも少なくないビジネス利用のニーズへ応え、長期供給によって導入後に追加購入される場合も同一モデルでの提供が可能となるほか、OSバージョンアップは避けたいというビジネス現場特有のニーズに応えるためにAndroid 9(開発コード名:Pie)を継続してサポートします。

OSバージョンアップをせずにセキュリティーパッチを適用することが可能なだけでなく、インターネットに接続しない閉域網で使用するなどの理由によってセキュリティーパッチの適用を必要とせず導入時とまったく同一のOSで利用を希望する場合にはセキュリティーアップデートを制限することも可能。これにより、システムの再評価の工数が不要となって効率的なシステムの安定稼働を支援します。

サポートでも突然端末の電池が急激に減る、ネットワークに安定して接続できない、動作が急に遅くなるなど、トラブルが発生した場合、専門技術者が解決をサポートする「技術サポートサービス」を提供し、プリインストールされている「診断サポートアプリ」によって問題発生時のログを取得して専門技術者が解析し、問題解決のためのアドバイスをしてくれるということです。

記事執筆:memn0ck

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(引用元:livedoor news)

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