15日放送の「チカラウタ」(日本テレビ系)で、女優の岸本加世子が、かつてビートたけしに救われたというエピソードを披露した。
番組では、ゲスト出演した岸本が、姉と慕うほど親交が深かったという故・美空ひばりさんとの思い出を振り返った。岸本にとって、1989年にひばりさんが亡くなったショックはかなり大きかったそうで「絶望的な…これから誰に甘えていいのか、頼っていいのか」と、ふさぎこんでいた時期があったという。
岸本は「もう本当に女優も辞めるつもりでいましたし」「人にはもう会いたくないし」と、当時の思いつめていた様子を語る。「本当に落ち込んでいるときに」「唯一たけしさんが、『笑かすことしかできないけどな』って言って、よく六本木のバーに連れてってくれて、励ましてくれた」と、傷心していた岸本を救ったというたけしとの逸話を披露した。
たけしによく連れて行ってもらったという東京・六本木のバーのマスターは、ひばりさんの歌が得意だったそうで、マスターが歌う「関東春雨傘」が、岸本の心の支えになっていたという。
なお、番組の計らいでスタジオを飛び出した岸本は、番組MCのNEWS・小山慶一郎や羽鳥慎一らと一緒に、そのバーを訪れてマスターと25年ぶりの再会を果たした。マスターは、岸本の前で「関東春雨傘」を熱唱し、岸本は感極まった様子で涙をみせていた。
(引用元:livedoor news)
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