税込でも1万台の低価格が魅力の「BLADE E02」がZTEから登場! |
既報通り、ZTEジャパンが希望小売価格でも17,800円(税別)と低価格に抑えられているエントリークラスのSIMフリースマートフォン(スマホ)「BLADE E02」を9月25日より日本市場にて順次販売を開始しています。本体色はホワイトとブラックの2色展開。
税込でも2万円を下回る低価格となっていることによって“お試し”目的でも手を出しやすく、「楽天モバイル」が一括払いで16,800円(税別)だけでなく、分割払い756円/月×24回(税込)でも販売しており、はじめての格安スマホ・格安SIMとしても手に取りやすくなっています。
今回はそんなBLADE E02について試用する機会に恵まれましたので、その外観や使い勝手を中心に紹介していきたいと思います。なお、楽天モバイルでは複数年契約の長期優待ボーナス適用時なら3年契約で20,000円割引、2年契約で10,000円割引となり、3年契約なら0円+3,200円相当の楽天スーパーポイントプレゼントとなっています。
化粧箱のサイズですら、手のひらサイズに収まっている
BLADE E02は、昨年発売された同じく低価格なエントリースマホ「BLADE E01」の事実上の後継機種で、約5.0インチのHD(720×1280ドット)IPS液晶ディスプレイやQualcomm製クアッドコアCPU「Snapdragon 210(MSM8909)」および2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージを搭載するなど、低価格ながら初心者が初めて使うスマホとしては充分なスペックを兼ね備えています。
付属品は、BLADE E02本体とクイックスタートガイドのみと必要最低限となっています。使いはじめるためには別途にACアダプターやmicroUSBケーブルが必要となってくる点は特にはじめてスマホを使いはじめるという場合には注意が必要です。
筆者としては価格を考えれば妥当な構成だとは思いますが、低価格でエントリー向けとしても販売するのであれば、初心者からすると本体を購入するだけではスマホデビューできないという点で多少不便を感じてしまうように思いました。
またせっかく税込2万円を切る価格であるのにもかかわらず、ケーブルなどを購入すると当然ながら2万円を超えてしまうことになります。最近では比較的価格が安い機種でもACアダプターやUSBケーブルだけでなく、クリアケースまで付属することもあるため、こういった細かな点も気になります。
最低限の付属品となっている点は注意が必要
シンプルな外観だが、基本的な機能は問題なく動作する
スマホ初心者がよく使う機能といえば、従来型携帯電話(フィーチャーフォン、いわゆる「ガラケー」)でも使えてきた電話やメールのほか、家族や友人とのコミュニケーション手段としてコミュニケーションサービス「LINE(ライン)」などが挙げられます。実際に、これらのアプリを動作させてみたところ、概ね快適に動作していたのでプレゼントにも最適な1台になるかもしれません。
物理的なナビゲーションキーも配置されている
BLADE E02のOSはAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)を採用していますが、Androidを使うには必ずと言っても良いほど、多用するのがホームキーや戻るキー、履歴キーといった「ナビゲーションキー」です。
機種によっては画面内のユーザーインターフェース(UI)に統合してしまうオンスクリーンボタンになっており、物理的なナビゲーションキーを廃してしまっている場合も多々存在していますが、BLADE E02では前機種のBLADE E01と同様に本体正面下部に物理的なナビゲーションキーを配置しているのも1つの特長です。
左側面には電源キーと音量キーが配置されている
充電端子には、一般的に普及しているmicroUSBを採用している
側面にはアルミニウム素材を採用しており、十分な剛性を実現しているように感じます。本体の重量も約135gとかなり軽量に仕上がっており、仮に落下させてしまったとしても本体に大きな衝撃はあまり発生しなさそうな印象です。サイズは約144×71×8.4mm。
デュアルSIM仕様だが、4G+3GのDSDSは残念ながら非対応
通信方式および対応周波数帯は、4GのFDD-LTE方式がBand 1および3、8、19、26、41、3GのW-CDMA(UMTS)方式がBand 1および6、8、19に対応しており、日本国内で使うには必要充分な構成となっています。さらにはauでは高音質・低遅延の通話が可能な「VoLTE」にも対応します。
なお、デュアルSIMスロットを備えるものの、サブスロットは2Gのみの対応となり、4Gと3GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)には残念ながら非対応となっています。SIMカードは2つともnanoSIMカード(4FF)サイズです。
ただし、片方のSIMカードとmicroSDカードは共用です。microSDカードは最大128GBまでのストレージの増設も可能で、これによって写真や動画などのデータを沢山入れて内蔵ストレージが埋まってしまったとしても安心なのは嬉しいポイントでしょう。
背面はプラスチック素材で構成されている
裏面のプラスチックカバーは、簡単に取り外すことが可能
最近の製品にしては珍しく、バッテリーの交換が容易になっている
背面はプラスチック素材で構成されており、簡単に取り外すことが可能になっています。バッテリーについても取り外しが簡単に可能となる機構を採用。
仮に長期的に使用する場合、バッテリーが経年劣化してしまった場合でも本体を修理に出すこと無く気軽にバッテリーを交換することが可能である点も嬉しいところです。電池容量は2400mAhで、連続待受時間は約480時間、連続通話時間は約17時間。
使い勝手としてはZTE独自のカスタマイズが施された「MiFavor UI」を搭載し、記事公開時点の最新バージョンは4.2です。
特記するべきなのは、一般的なホーム画面の他に操作をさらに簡略化した操作系統「ファミリーモード」が搭載されていること。
ホーム画面から「Family」アプリを開くと上記画像一番右の様なタイル状のUIが表示され、NTTドコモから販売されている「らくらくホン」シリーズの様により直感的に操作することが可能です。
BLADE E02のUIはZTE独自の「MiFavor UI 4.2」を搭載
世間では格安スマホと言った言葉が事実上、独り歩きしている状態となっている2017年のSIMフリースマホ市場ですが、通信費用は仮想移動体通信事業者(MVNO)による格安SIMによって月々数百円からとおトクに契約ができる一方で、スマホ本体の普及価格帯と言えば3万円前後の機種が一般的です。
そんな中で税込でも2万円を切るという非常に安価な価格設定のBLADE E02は、トータルのコストをとにかく減らしたい人にとっては非常に良い選択の一つになるのではないでしょうか。
また近年では高齢者向けにスマホ教室なども頻繁に開催されており、一部では人気を集めています。しかしながら、スマホを販売する現場では「実際にスマートフォンを買ったは良いものの、使いこなせるのか不安」といった声を良く聞くと言います。
BLADE E02はそういった人であっても「お試しスマホ」として1万円台の価格設定となっているので選択肢に入れる価値は大いにあり、まずは購入してみてスマホ教室に通ってみるというのも良いではないでしょうか。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX – Facebookページ
・ZTE BLADE E02 関連記事一覧 – S-MAX
(引用元:livedoor news)
BLADE E02
MiFavor UI
BLADE E01
MiFavor UI 4.2
ナビゲーションキー
Facebookページ・ZTE BLADE E02
smaxjp on Twitter・S-MAX
BLADE E02本体
デュアルSIM
NTTドコモ
Band 1
バッテリー
Snapdragon 210
microUSB
MSM8909
ACアダプター
コミュニケーション
エントリー
3G
プラスチック素材
Comments are closed.