王貞治氏を目指す山川穂高、ホームランにこだわるも理想・美学はなし 「汚くても何でもいい」

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26日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、竹内由恵アナウンサーが埼玉西武ライオンズの山川穂高にインタビュー。ホームランに対する熱い想いを紹介した。

チームが10年ぶりのリーグ優勝を果たした昨年、全試合で4番を務め、リーグのMVPにも輝いた山川。最大の魅力はもちろん、ホームランだ。昨年は47本で本塁打王に輝いた。

「夢」という言葉が好きという山川は、野球での「夢」を問われると「ホームランだけは負けない。そこに100%のこだわりを持って、そこだけは譲れない」と返答。今年は50本が目標と意気込む。

そのために今まで以上にホームランへの意識を高めているという山川は、「去年も朝から晩までずっと考えていたんですけど、今年はそれ以上考えています」とコメント。「僕はホームランを打つ人」「ホームラン以外は失敗」とまで語る。

なぜ、そこまでホームランにこだわるのか。「ホームランを打てば分かる」という山川は、「ホームランを打てば、その日ずっとハッピー」「それがうれしすぎて、忘れられないから、何回も練習する」「ホームランがそんなにうれしくないものだったら、そんなに練習しない」と答えた。

そこまでホームランを意識するようになった転機は、2017年8月1日の試合にある。無死二塁のチャンスで「なぜかライト前ヒットを打とうと思った」。失敗しても走者を進めようと「余計なことを考えた」結果、自身が凡退するだけに終わったのだ。

渡辺直人(現東北楽天ゴールデンイーグルス)から「バカか!何やってんの!そんな右打ちとかはオレたちがやるんだ。お前はホームラン打てばいいんだよ!」と叱責され、山川は「スイッチがバチッと入って、ホームラン100%に変えた」。そして翌日、3打席連続でホームランを打った。

これまで同僚・中村剛也のホームランを理想としていたという山川だが、今では「フェンスを越えればホームラン」「汚いホームランでも何でもいい」「めちゃくちゃでいい」とコメント。「そこに美学はない」と、とにかくホームランを打つことだけにこだわる。

具体的な目標を問われ、「ホームラン王は必ず獲る。絶対に譲る気はない」と返した山川は、王貞治氏の55本にも照準を定めている。山川は「そこを目指してやっていかないと、ホームランバッターとしてはダメ。歴史に名を刻めるように頑張りたい」と意気込んだ。

(引用元:livedoor news)

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