au向け最新エクスペリア「Xperia XZ3 SOV39」は11月下旬発売!写真と動画でチェック |
既報通り、KDDIおよび沖縄セルラー電話は11日、都内にて「au 2018 秋冬モデル タッチ&トライ」を開催し、au向け「2018年秋冬モデル」を発表し、ソニーブランドの「Xperia」シリーズとしては初のディスプレイに有機Eパネルを採用したフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia XZ3 SOV39」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を2018年11月上旬に発売すると発表した。
主なスペックとして、OSは最新のAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を搭載し、チップセット(SoC)にはQualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 845」、内蔵メモリー(RAM)には4GB LPDDR4X、内蔵ストレージには64GB UFS、外部ストレージにはmicroSDXCカードスロット(最大512GBまで)となる。
ハイエンドモデルに相応しく、防水(IPX5・IPX8)や防塵(IP6X)に加えて、au版ではおサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ・フルセグにも対応する。なお、3.5mmイヤホンマイク端子は非搭載となっているため、USB Type-C – 3.5Φ変換ケーブル01(TVアンテナ機能付き)が付属し、地上デジタルテレビ視聴時にも利用するようになっている。
発売に先駆けてすでに本日10月12日よりauショップなどの店頭や公式Webストア「au Online Shop」などにて事前予約受付が実施されており、価格は市場想定本体価格が9万円台後半となる見込み。今回は、KDDI直営店での先行展示もはじまっているが、タッチ&トライイベントの会場で実際にXperia XZ3 SOV39の実機を触ることができたので、写真と動画で紹介する。
Xperia XZ3 SOV36のカラーは「ホワイトシルバー」および「ブラック」、「フォレストグリーン」、「ボルドーレッド」の4色。秋冬を意識したような比較的重めのカラーリングである。
最大の特長はXperiaとしては初となる「有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile」を採用した点だ。また画面のフチがカーブした3D曲面ディスプレイによる近未来的なデザインも魅力的である。
画面サイズは縦横比9:18の縦長な約6.0インチ、解像度はQuad HD+(1440×2880ドット)で、HDRコンテンツの再生に対応するほか、従来のSDR映像をHDR相当へアップコンバートする機能も搭載。なお、画面上部中央に切り欠き(いわゆる「ノッチ」)は採用していない。
前面カメラは有効画素数1320万画素裏面照射積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」で、F1.9の明るいレンズとポートレートセルフィー機能を有している。
画面の表示にはソニーの有機ELテレビ「ブラビア」と同じ映像美をめざしたという。エンジニアが手作業で漆黒と光、色彩を近づけるために手作業でパラメーターを調整し、“手のひらの有機ELテレビ(ブラビア)”を実現した。
有機ELパネルはフィルム状であるため曲げ加工か可能なことから、フチを少しだけ曲げた形状をしている。ただし、Galaxy Sシリーズなどより曲げ部分が小さいため、正面から見た際のフチの光量落ちやタッチによる誤作動はないように感じた。
このエッジ部分はダブルタップすることでショートカットメニューが表示される「サイドセンス」として機能する。アプリ一覧には、よく使うアプリや次に使うだろうアプリをAIで学習しながら表示する。
またクイック設定や通知・詳細設定なども表示されるので、9:18の縦長画面でも扱い易いよう工夫されている。さらにサイドセンスにはダブルタップのほか、上下にスライドすることで「戻る」操作として代用することも可能だ。
背面は前モデル「Xperia XZ2」のようにラウンドしたガラスフォルムだ。薄くなったことで、Xperiaもようやく“イマドキ”のスマホとなったように思う。
背面カメラのMotion Eyeカメラシステムは、有効画素数約1920万画素裏面照射積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載。指紋センサーはカメラから離したレイアウトだが、慣れるまでは少し下すぎると感じるかも知れない。
イヤホンマイク端子は非搭載、付属のUSB Type-C変換アダプターで有線接続は可能だ。Xperiaのロゴはこの位置にある。
カメラの自動撮影モードは、静止画と動画の切り替えのみで、モードアイコンをタップして、撮影モードを選ぶ。細かな設定を行うマニュアルモードがあるが、自動モードでもホワイトバランスを調整可能だ。
ロック画面から写真のように横向きに構えると、自動でカメラが起動する「スマートカメラ起動」を搭載。誤作動しないよう、円の中をタップしないとカメラにならないようになっている。通常はタップしてカメラ起動となるが、設定でタップ後1枚撮影にも変更可能である。
サイドセンス機能はカメラでも利用可能で、セルフィーなどしっかり構えた状態で撮影したい場合はフチをダブルタップして撮影することも可能だ。
動画リンク:https://youtu.be/Nj3emLuDVeM
Xperia XZ3は、有機ELパネルの採用や、サイドセンスなど新機能を盛り込むなど、Xperia Z以来の大きな変革となったように思う。また、従来機種で評価されているフロントステレオスピーカー、そして今後コンテンツが増えてくるであろうHDR再生など、エンターテイメント要素もしっかりと受け継いでいる。
2018年秋冬モデルでは、唯一の王道フラグシップモデルであり、ゲームや動画視聴などをメインとするなら価値ある1台だ。
機種名 | Xperia XZ3 SOV39 |
寸法(高さ×幅×厚さ:mm) | 約158×73×9.9 |
質量(g) | 約193 |
OS | Android 9.0 Pie |
ディスプレイ (サイズ:インチ、解像度、方式、発色数) |
約6.0インチ QHD+ (1440×2880ドット) 有機ELトリルミナスR ディスプレイ for mobile 1677万色 |
CPU (チップ名、クロック) |
Snapdragon 845 2.8GHz×4+1.8GHz×4 オクタコア |
内蔵メモリー (ROM/RAM) |
64GB/4GB |
外部メモリー (最大対応容量) |
microSDXC(512GB) |
バッテリー容量 | 3200mAh |
接続端子 | USB Type-C |
連続通話時間 (音声通話時/日本国内使用時) |
約2240分 |
連続待受時間※1 (日本国内使用時) |
約520時間 (4G LTEエリア/WiMAX 2+エリア) |
電池持ち時間※2 | 約85時間 |
充電時間 | TypeC 共通 ACアダプタ 01:約200分 TypeC 共通 ACアダプタ 02:約170分 |
電池パック取り外し | ー |
背面カメラ (画素数、F値) |
約1920万画素、F2.0 |
前面カメラ(画素数、F値) | 約1320万画素、F1.9 |
防水/防塵 | ○(IPX5/IPX8)/○(IP6X) |
ワンセグ/フルセグ | ○/○ |
おサイフケータイ(FeliCa) | ○ |
生体認証 | ○(指紋) |
au VoLTE | ○ |
キャリアアグリゲーション | ○ |
最大通信速度(受信/送信) | 958Mbps/112.5Mbps |
Wi-Fi (対応規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac) |
○/○/○/○/○ |
Bluetooth(対応バージョン) | ○(5.0) |
赤外線 | ー |
Miracast | ○ |
HDMI出力 | ー |
ハイレゾ音源 | ○ |
バッテリー節電 | ○(スタミナモード) |
SIMカード | au Nano IC Card 04 |
色 | ブラック フォレストグリーン ホワイトシルバー ボルドーレッド |
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
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(引用元:livedoor news)
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au Nano IC Card 04色ブラックフォレスト
機種名Xperia XZ3 SOV39寸法
Xperia XZ2
F1.9
IP6X
F値
IPX5
au Online Shop
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4GB LPDDR4X
ブラビア
microSDXC
IEEE802.11a
約193OSAndroid 9.0 Pieテ
USB Type-C変換アダプター
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