五輪逃して涙した本田真凛の成長、新コーチは「“天才”と言って良い」と絶賛

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12日放送、関西テレビ「コヤぶるッ!SPORTS」では、10代のスーパーアスリートを特集。フィギュアスケートの本田真凛の成長と、アメリカでのコーチの賛辞を紹介した。

今年行われた平昌五輪への出場権を逃した本田は、全日本選手権でしのぎを削ったライバルたちが大舞台で躍動する中、前を向くことができず。「五輪に出られなかったから悔しいとか、そういうのじゃなくて、自分の気持ちが全然分からないのが苦しい」と話す目には光るものがあった。

1カ月後、本田はアメリカへのスケート留学を決断。周囲の反対を押し切り、環境を変えようと、兄とともに海を渡る。本人によると、「自信を取り戻したいっていうのが一番大きい」。

「去年は1年間、あまり自分に自信が持てないまま試合に臨んでいた」という本田は、「自分に自信を持つからには、それだけの努力が必要だと思う」と、留学への決意をうかがわせた。

アメリカに渡った本田は、五輪を目指す想いに応えてくれるコーチと出会う。浅田真央選手に初めて日本一の栄冠をもたらし、世界中から指導を仰ぎに来る選手たちが絶えないラファエル・アルトゥニアン氏だ。

「五輪を目指せない選手を指導しない」という名伯楽は、本田について「音楽の解釈の仕方が独特」と称賛。「エッジのスムースさや表現の自由さも“天才”と言って良い」と大きな賛辞を寄せ、「五輪に行かせるために私は全力を尽くします」と全面サポートを約束した。

スケートのことだけを考え、自分自身を追い込める環境…本田は求めていた場所を手にした。地味な練習が大の苦手だった少女は、スケートがうまくなりたいという一心だけで、休む時間を惜しんで練習に励むアスリートに成長したのだ。

本田は「スケートの部分では新しく学ぶことがたくさんあって、周りの選手からの刺激っていうのもすごくて、全然足りてないところがたくさんある」とコメント。「まだまだできることがあふれているので、毎日コツコツ頑張っていきたい」と、さらなる飛躍への意気込みをあらわにした。

(引用元:livedoor news)

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