日本時間4日、シアトル・マリナーズは、イチローの会長特別補佐就任を発表した。
記者会見に臨み「この日が来るときは僕は辞める時だと思ってました」というイチロー。今季は試合に出場せずチームをサポートする立場となるが、「それが一番の彼ら(チームメイト)の助けになるのであれば喜んで受けよう」と就任の経緯を明かすも、現役については「終わりではない」と語った。
すると同日フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」では、MLBに精通するジャーナリスト・AKI猪瀬氏が電話出演。イチローが締結した新たな契約について解説した。
「今回イチロー選手が就くポジションっていうのは各球団に貢献したスーパースターが名誉職という形で球団に残るという措置と同じ」と切り出した猪瀬氏だが、「プレーヤーとしてプレーする可能性が残っている。ここの部分が非常にユニーク」と補足も。
また、具体的なイチローの役割を「試合に出ることはないのですが、選手と同じ時間に球場に入って選手と同じ練習をこなして遠征にもついていく。役割的には選手としてプレーすることはないんですが、若手選手達を現場で直接見るというコーチ的なポジション」と説明した猪瀬氏は、来季以降イチローが選手としてプレーする「可能性はある」という見解も示した。
「他球団の同じような扱いを受けている名選手を例で話す」と前置きすると、同氏は「ギャランティが大きく発生するような契約ではないので、あくまでもシアトル球団の中にイチロー選手の籍があるという扱い」という。
イチローの意思によっては「(日本球界など)外に出ることも可能」とのことだが、猪瀬氏は「来春の(マリナーズは)日本開幕戦がありますよね。僕はこの時にイチロー選手は2週間なり3週間、限定的な特別契約を結んで恐らく日本国内のファンの方にプレーをする姿を見せてくれると思っています」といい、”マリナーズ・イチロー”として、”選手”としての日本凱旋に期待を寄せた。
(引用元:livedoor news)
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