5GHzで動作するCore i9搭載のゲーミングノートPCを発表!デルが新製品発表を記念して初の「ALIENWAREア…

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DELLが「ALIENWAREアンバサダー」を立ち上げに込めた想いとは?!


デルは24日、パソコン(PC)のプレミアムゲーミングブランド「ALIENWARE」の新製品「NEW ALIENWARE 15」および「NEW ALIENWARE 17」を発表した。両製品はIntelの第8世代HシリーズCPUとNVIDIAのGeForce GTX10シリーズのGPUを搭載する。

選択可能な最上位CPUは6コア12スレッドの「Core i9-8950HK」を、そしてGPUは15インチモデルにはGTX 1080 Max-Qデザイン、17インチモデルはGTX 1080が選択可能だ。オーバークロック対応のCore i9Kシリーズには、ALIENWARE独自の新しい冷却機能によって誰でも最大5GHzまでのオーバークロックを可能としている。

この新製品の発表に合わせて同日、今年2月から開始した「ALIENWARE アンバサダープログラム」の第1回目となる「ALIENWAREアンバサダー スペシャルイベント」を開催した。今回のこのALIENWAREアンバサダーイベントで紹介されたNEW ALIENWARE 15・17の紹介とALIENWAREアンバサダーについて紹介していく。

NEW ALIENWAREの外観は従来製品と変わらないが、新しく15インチモデルのみにブラックモデルが選択可能となった。

CPUは最上位のCore i9-8950HKはIntelの公称では最大4.8GHzだが、デルではファクトリーベースで5GHzまでオーバークロックできることを確認し出荷しているという。

GPUには8GB GDDR5XのGeForce GTX 1080が選択可能だが、前述した通り15インチモデルは電力と発熱を効率よく動作させるMax-Qデザインだ。

一方の17インチモデルは、ファクトリーオーバークロック調整済みのGeForce GTX 1080を選択可能である。オーバークロックの幅は5〜10%程度で、製品によって幅があるとのこと。

なお、15インチモデルでも選択可能な「GeForce GTX 1060/1070」に関してはオーバークロック対応としている。

ディスプレイはG-Sync対応の最大120Hzや4K(3840×2160ドット)解像度も選択可能だ。



NEW ALIENWARE 15、LEDは本体側面、キーボードだけではなくマウスも設定可能だ

6コア12スレッドのCore i9-8950HK、最大5GHzのオーバークロックに対応する


NEW ALIENWARE 17

これまで表に出していなかったという冷却機能の名称「Cryo-Tech(クライオテック)」についても解説が行われた。

新機種に搭載するのはCryo-Tech V2.0。その特徴はヒートパイプが従来機よりも太くなり、CPUとヒートパイプを繋ぐ間にベイパーチャンバーを入れて熱伝導効率向上させている。

また冷却ファンのブレードを従来比で50%薄くするなど効率も上げているようだ。このCryo-Tech V2.0によってCore i9Kを5GHzまでオーバークロック可能としている。

このオーバークロックやフルカラーRGB LEDをコントロールする「NEW ALIENWARE Command Center」を搭載。オーバークロックなどの設定をゲームごとに管理する機能やパフォーマンスや温度の管理も集約している。

今回初となるALIENWAREアンバサダー イベントとなるわけだが、同社 ゲーミングマーケティングマネージャーの柳澤真吾氏はALIENWAREアンバサダーが目指すもの、その背景について語った。

幼稚園のころからファミコンでゲームをしていた根っからのゲーム好きという柳澤氏は、ALIENWAREアンバサダーの目的をストレートに「ALIENWAREファンを増やしたい」と話す。

自身もALIENWAREが好きだというのだが、ALIENWAREの良さが伝えられていない、マーケティングとして至らないことがあったと振り返る。

一方で、これまでのマーケティング活動ではゲーム好きということから「ユーザー目線」を大事にして来たという。

ニコニコゲームチャンネルのスポンサーや東京ゲームショウへの出店、秋葉原のデルのリアルストアを「ALIENWARE STORE AKIBA」とするなど、広告展開以外にユーザーと一緒にゲームをたのみたい、直接触れられる機会を作りたいという思いを活動事例として紹介。

柳澤氏はアンバサダーを立ち上げた理由として、ユーザーの考えや想いを聞いて、一緒に盛り上げて行くことが、ファンを増やすことに繋がると話す。

というのも、オウンドメディアの「ALIENWAREZONE」への流入はTwitterが約96%を締めており、クチコミの効果の強さを実感しているのだという。柳澤氏は、ユーザーの想いを知り、共感を作り、ファンの輪を広げていきたいと、アンバサダーを立ち上げた背景について語った。

こうしたコミュニティーを作りながら「ALIENWAREの投稿がネットに溢れる」と目標を掲げ、その先にはALIENWAREに対する様々な想いや意見で我々の活動も変わって行くと話した。

最後にALIENWAREの4つの信条について「イノベーション」、「ハイパフォーマンス」、「象徴的なデザイン」、「プレミアムクオリティ」と紹介し、「ゲーマーにとって最高の製品を妥協なく提供し続ける」と要約した。

そのなかで、ゲーミングPCにおいてハイパフォーマンスは常識といえば常識だが、ユニークなのは象徴的なデザインという項目だ。象徴的なデザインは、他にはない世界感を創り出した独創的なものだが、そのなかでも「実は機能的で格好いい」という点が伝わりにくいと話す。このデザインについて、今後語られていくのではないだろうか。

動画リンク:https://youtu.be/tvScwuLA_WI

今回のアンバサダーイベントは、デルのスタッフとアンバサダーの意見交換の場でもあったが、新製品の発表会としても十分内容の濃いものであったように感じた。

記事執筆:mi2_303

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・デル、Dell GシリーズとALIENWAREなど5製品を販売開始

(引用元:livedoor news)

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