AppleがiPhoneなど向けiOS 11.3.1をリリース! |
Appleは24日(現地時間)、iPhoneやiPadなど向けプラットフォーム「iOS」の最新バージョン「iOS 11.3.1」を提供開始したとお知らせしています。
変更点は非純正品の画面に交換されたiPhone 8シリーズでタッチ操作に反応しなくなる問題への対処や各種セキュリティー関連の修正などが行われているということです。
なお、同社では非純正部品の画面に交換した場合に画面の品質が損なわれ、正しく機能しなくなる可能性があるとし、交換は信頼できるApple純正部品を扱うリペア業者で修理するよう案内しています。
セキュリティー関連ではメモリー破損によってクラッシュする問題(CVE-2018-4206)や悪意のある特定の文字列を含むメッセージを処理するとなりすましができてしまう問題(CVE-2018-4187)、Webkit関連の問題(CVE-2018-4200およびCVE-2018-4204)が修正されています。
その他、手元のiPhone Xなどでは各仮想移動体通信事業者(MVNO)でも「mineo」のAプラン(VoLTE対応)などのau回線を用いたサービスも含めて引き続き利用できていますが、どうしても心配な人は公式の動作確認を待ってみてください。
iPhoneやiPadなど向けの最新プラットフォームであるiOS 11は、正式版が日本時間9月20日にリリースされ、その後、次世代モデル「iPhone X」の発売に合わせて「iOS 11.1」が提供、さらに12月2日に「iOS 11.2」、そして新しい9.7インチiPadの発売に合わせて「iOS 11.3」が提供されてきましたが、今回新たにiOS 11.3の不具合を修正するiOS 11.3.1がリリースされました。
今回配信開始されたiOS 11.3.1の対象機種は、新たに発売された新しい9.7インチiPadを含めたiOS 11の対象機種であるiPhone 5s以降およびiPad 5・iPad Air・iPad mini 2・iPad Pro以降、iPod touch(第6世代)の合計21機種となっており、それぞれ無料でダウンロードしてアップデートすることが可能です。
アップデートは、各機種本体のみでOTA(On-The-Air)によりダウンロードで行え、方法としては、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行えます。また、iTunesをインストールしたWindowsおよびMacとUSB-Lightningケーブルで接続しても実施できます。
なお、単体でアップデートする場合のダウンロードサイズは手持ちのiPhone Xで49.5MBとファイルサイズはそれほど大きくはありませんが、携帯電話ネットワークのデータ通信量(GB)を減らしたくない場合にはWi-Fiなどを利用しましょう。Appleが案内しているアップデートの内容は以下の通り。
iOS 11.3.1は、iPhoneまたはiPadのセキュリティを改善し、非純正品の画面に交換されたiPhone 8デバイスでタッチ操作に反応しなくなる問題に対処しました。
注記: 非純正部品の画面に交換した場合、画面の品質が損なわれ、正しく機能しなくなる可能性があります。Apple認定の画面修理は、信頼できる専門家がApple純正部品だけを使って行っています。詳しくはsupport.apple.com/ja-jpをご覧ください。
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222
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(引用元:livedoor news)
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