23日、テレビ朝日「中居正広の身になる図書館」では、元スピードスケート選手・清水宏保氏がゲスト出演。報奨金や出費といったアスリートにまつわるお金の話を披露した。
1998年の長野五輪で金メダル(500m)と銀メダル(1000m)を獲得した清水氏は、JOCやスケート連盟、企業から貰える報奨金の総額を1300万円と明かすも、その活動費は年間で600万円から1000万円かかるという。
遠征費以外にも、「スピードスケートはウェアや道具代が高い」と紹介すると、「(ウェアは)ピッタリしたものを作るんですけど、オリジナルだと20万円以上。さらにスケートシューズが25万円。そこにスケートのブレード(刃)が18万円くらい」と説明し、周囲のゲストらを驚かせた。
また、「遠征費としてコーチやトレーナー代も出してました。海外にトレーナーを連れて行くと一人あたり日当が5万円かかる。国内でも3万かかる」と続けた清水氏。中居から「高くないですか?」と言われると、「その方はお店を休んで来るので。接骨院やマッサージ店で働いている人を企業が派遣する。一人分の日当の補助」と説明した。
その他にも、「一番お金がかかったのはオーバーチャージ(飛行機に乗る時の手荷物制限重量超過)」とした清水氏は、複数名でチェックインした際にオーバーチャージ料が最高で100万円かかったという。気になる荷物の中身については、「スケート選手は自分でスケートの刃を研磨する。研磨する研ぎ台と研ぎ石。それだけで10キロある。さらにスケート選手はウォーミングアップするのに自転車を持っていく」などと語った。
(引用元:livedoor news)
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