根尾昂&藤原恭大が語る互いのすごさとプロでの期待 工藤監督は「高い目標いい」

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5日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、キャスターの寺川綾が大阪桐蔭高校の根尾昂と藤原恭大にインタビュー。プロ入りする両選手が互いにエールを送った。

ドラフトで3球団から1位指名された藤原と、4球団から指名された根尾。前者は千葉ロッテマリーンズ、後者は中日ドラゴンズが交渉権を引き当てた。

藤原はロッテについて「12球団の中でもトップクラスの本当にすごい応援なので、あの舞台でやりたい」と意気込み。根尾は中日に所属する甲子園の先輩、松坂大輔について「偉大」と尊敬した。

プロで期待するそれぞれの姿を問われると、根尾は藤原がトリプルスリーを目標にしていることから「達成しているところを一野球人として見たい」とコメント。藤原は根尾が二刀流で「どこまで上のレベルまでいくのか、一ファンとして見たい」と述べた。

根尾は「自分としてはショートでいきたい気持ちが大きい」としたうえで、「チームの勝利に貢献することが一番の役割」「やれることはなんでもやりたい」と話している。

互いのすごいところを聞かれると、藤原は根尾に肩では「絶対に勝てない」。「キャッチボールをしていても、ほかの選手と全然球の勢いが違うのですごい」と称賛。一方、根尾は藤原の足を挙げ、1年生のときからずっと「違うな」と感じてきたと賛辞を寄せた。

異なるリーグに進む2人だが、将来プロで対決する日も訪れるかもしれない。根尾は藤原について「足が速いので、守備をしている側だったら厄介、嫌だなという印象」とコメント。藤原は「(根尾が)ピッチャーなら真っ直ぐ勝負で、自分もフルスイングで、そういうかたちができれば」と話す。

最後に、根尾は「同級生なので負けたくない気持ちもありますけど、頑張ってほしいなと。おこがましいですけど」と藤原にエール。藤原は「リーグは違うんですけど、成長して上の世界に上がったときは勝負できると思うので、そこのレベルに行くまで頑張りましょう」と返した。

色紙に目標を書くように求められると、根尾が「超一流」、藤原が「トリプルスリー」と、若い2人は戸惑うことなく、すぐにペンを走らせたという。

番組に出演した福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督は「高い目標のほうがいい」とコメント。自分はプロ入りの際に目標が「全然ありませんでした」という工藤監督は、「反面教師で言わせていただいております。だから僕は結構時間がかかったんです」と、スタジオの驚きを誘った。

(引用元:livedoor news)

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