松井秀喜氏が悪質タックル問題に言及、恩師の言葉を紹介も

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3日、フジテレビのスポーツニュース番組「S-PARK」では、ニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザー・松井秀喜氏に行ったインタビューを放送。松井氏は、ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平や、世間を騒がす”あの問題”についてコメントした。

まずは二刀流として活躍する大谷について。「彼が今までやってきたこと、残してきたのをそのままレベルが上がったところでできてるっていうのは彼の適応能力の高さ」と評価した松井氏は「思考というか考え方がやはり普通の選手とちょっと違うんでしょうね」とも。

さらにオープン戦では投打でふるわず大谷の二刀流に対する見方も懐疑的となったが、同氏は「やる前から否定するのはおかしいかなと僕は思ってました。やってみればいいんじゃないかなって」とキッパリ。「実際あれだけ投打ともに素晴らしい活躍をするのは彼の能力」と改めて讃えると、今後の活躍については「それは僕には分からない」としながらも「一番はやはり健康。そこがキーになる」と話した。

また、日本大学アメフト部の悪質タックル問題について話を振られると、松井氏は「大前提として、まず野球に対して、ファンに対して。プロ野球では特に。相手チームに対しても敬意を持つっていうのは大前提。それがあれば、そういうことは起こらない」と切り出した。

そして「それは小さい時から教えられてきたこと」という松井氏は、星稜高校時代の恩師・山下智茂監督の言葉を紹介。「綺麗な花があるとする。その綺麗な花を咲かせているのは何だと。それは土だっていうんです。綺麗な花よりも綺麗な花を咲かせる土になれって。そういう人間になれっていつも言ってました」と説明すると、「人間は支え合って、”自分自分”じゃダメだっていうことだと思う」と続けた。

(引用元:livedoor news)

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