Sony、新フラッグシップスマホ「Xperia 5 IV」を発表!9月より順次発売。6.1…

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新コンパクトフラッグシップスマホ「Sony Xperia 5 IV」が登場!


ソニーは1日、オンラインにて「Xperia | 新商品発表 (2022年9月)」を行い、同社が展開する「Xperia」ブランドにおける新しい5G対応のフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia 5 IV(エクスペリア ファイブ マーク フォー)」を発表しています。販売国・地域および発売時期は日本を含む国・地域で今年9月以降に順次販売されるとのこと。

例年通りであれば、日本ではNTTドコモやKDDI・沖縄セルラー電話(au)、ソフトバンクから販売されると見られ、オープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリー」)の販売も期待されてます。なお、ドイツなどの欧州では9月中旬に発売され、価格は1,049ユーロ(約146,000円)となると案内されています。

Xperia 5 IVはXperiaブランドにおける高性能かつ小型な「Xperia 5」シリーズの最新機種で、昨年発売された「Xperia 5 III」の後継機として同様にノッチやパンチホールなどの切り欠きのないアスペクト比9:21の縦長な約6.1インチFHD+(1080×2520ドット)HDR有機EL(OLED)「シネマディスプレイ」を搭載し、新たに最新のチップセット(SoC)や5000mAhの大容量バッテリーなどを備えた充実の基本性能をコンパクトなサイズに凝縮したコンパクトハイエンドモデルです。

またディスプレイ120Hzリフレッシュレートや240Hzタッチサンプリングレート、残像低減技術「Motion Blur Reduction」によって240Hz相当のリフレッシュレートにも対応し、DCI-P3 100%や10億色色調、ITU-R BT.2020(REC.2020)をサポートし、標準光源・色温度からホワイトバランスを選択できる設定が追加されており、画面の色味を用途や好みなどに合わせて変更可能となっているため、D65に設定することで印刷した写真の色味をディスプレイで再現できるようになっているとのこと。

また新たに前機種のXperia 5 IIIと比べて輝度が50%向上し、晴れた屋外のような明るい環境でも画面がより見やすくなっています。さらにリアルタイムHDRドライブ対応によって視聴環境やコンテンツに応じてコンテンツ内の明暗部の視認性を向上させたほか、ソニーの映像制作用カメラやハイエンド映像制作機器のブランド「CineAlta」によってチューニングされた「Creator mode」や映像技術「X1 for mobile」にも対応しています。

外観はXperia 5 IIIを踏襲しており、ディスプレイを覆うガラスや背面パネルは新たに「Corning Gorilla Glass Victus」を採用し、サイズは約156×67×8.2mm、質量は約172g、本体カラーはブラックおよびエクリュホワイト、グリーンの3色展開。防水・防塵(IP68・IP65)に対応。OSはAndroid 12を搭載。本体にはUSB Type-C端子(USB 3.1 Gen1)のほか、3.5mmイヤホンマイク端子や側面指紋センサーも搭載。

機種 Xperia 5 IV Xperia 5 III
大きさ 156×67×8.2mm 157×68×8.2mm
重さ 172g 169g
本体色 Green、Ecru、Black Green、Pink、Black
SoC Snapdragon 8 Gen 1 Snapdragon 888 5G
電池容量 5000mAh 4500mAh
無線充電
前面カメラ 12MP(広角) 8MP(広角)

主な仕様はチップセット(SoC)はQualcomm製のハイエンド向け「Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform」を搭載し、Xperia 5 IIIが搭載するSnapdragon 888 5G Mobile Platformと比べてCPUが20%、CPUが30%、全体の性能が最大30%向上しており、さらに電力効率が25%向上しています。また内蔵メモリー(RAM)は8GB LPDDR5、内蔵ストレージ(UFS)は128GBまたは256GB、外部ストレージはmicroSDXCカードスロット(最大1TB)とのこと。

バッテリーは容量がXperia 5 IIIの4500mAhから5000mAhに増え、最短30分で50%充電できる急速充電(USB PD)や電池消費を抑えて電池持ちを良くする「STAMINAモード」などに対応し、Xperia独自の充電最適化技術と「いたわり充電」によって充電時のバッテリーへの負荷を軽減して3年使っても劣化しにくいバッテリーの長寿命化を実現しているほか、新たにXperia 5シリーズとしては初めてワイヤレス充電(Qi)や他の機器をワイヤレス充電できる「おすそ分け充電」には対応しました。

ソニーにレンズ交換式デジタル一眼カメラ「α」シリーズで培った技術を取り入れた動きに強い以下の構成のトリプルレンズカメラを搭載し、すべてのレンズカメラにはデュアルフォトダイオードセンサーを搭載して高速・高精度・高追従なコンティニュアスAFを実現しているほか、Xperia 5シリーズとして初めてより高精度に任意の被写体を追従しAFを合わせ続ける「リアルタイムトラッキング」に対応しました。これにより、光学0.67〜2.5倍までに対応し、被写体にクローズアップした撮影ができるなど、構図の自由度がさらに広がります。

・1/1.7型の約1220万画素CMOS「Exmor RS for mobile」(1画素1.8μm)+広角レンズ(焦点距離24mm相当、画角82°、F1.7)
・1/3.5型の約1220万画素CMOS「Exmor RS for mobile」+望遠レンズ(焦点距離60mm相当、画角48°、F2.4)
・1/2.5型の約1220万画素CMOS「Exmor RS for mobile」+超広角レンズ(焦点距離16mm相当、画角124°、F2.2)

加えてリアカメラすべてがZEISS(ツァイス)レンズ搭載で、階調、色再現、透明感、立体感、ぼけ味など、被写体の微細な質感までを忠実に再現するほか、T*(ティースター)コーティングによって画質低下の原因ともなるフレアやゴーストを最小限に抑えてクリアな描写を実現。また新たに導入したAIにより解析した距離情報を用いて被写体が動いたり、被写体との間を別の物体が横切ったりしても指定の被写体を追従しながらフォーカスを合わせ続けることができます。Photography ProやCinematography Proにも対応するほか、さらにXperia 5シリーズとして初めて本格的な動画撮影ができる「Videography Pro(ビデオグラフィー プロ)」を搭載しています。

フロントカメラはXperia 5シリーズとしては初めて1/4型の約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(画角78°・F2.0)から強化されて1/2.9型の約1220万画素CMOS(1画素1.25μm)/広角レンズ(画角83°・F2.0)となり、Dolby Atmosやハイレゾ音源、ルステージフロントデュアルスピーカー、360 Reality Audio、360 Spatial Sound、DSEE Ultimate、HSパワーコントロール、オーディオイコライザー、Qualcomm Snapdragon Elite Gaming、PS4リモートプレイ、DUALSHOCK4コントローラー、ダイナミックバイブレーションシステムなどに対応。

音響面でも左右均等かつ前面に配列したフルステージステレオスピーカーを搭載しており、左右バランスのとれた迫力ある立体的なサウンドが楽しめます。また新構造のスピーカーユニットは音を再生する時に発生する筐体の振動を抑え、音圧を向上させつつクリアなサウンドを実現します。さらに最新のBluetooth LE Audioにも対応するなど、さまざまな音響を追求しているソニーならではの技術が音楽体験をより豊かにしてくれます。

他にも今夏に発売された「Xperia 1 IV」に新搭載されたプロレベルの録音を実現する音楽録音機能「Music Pro」を搭載しており、収録した音をクラウドにアップロードすることで音源分離技術を用いたノイズの除去を行ないます。これにより、音声と一緒に録音された屋外の騒音や室内の生活音などを消し、あたかもスタジオで専用のマイクを使って採録したかのような、繊細で良質な響きを再現し、弾き語りにおいてはボーカルとアコースティックギターの音を分離して任意の音量バランスでミックスすることができます。

専用アシスト機能「ゲームエンハンサー」はゲーム内の暗い部分を明るく表示し、隠れている敵や障害物を見つけやすくする「L-γ(ローガンマ)レイザー」や帯域ごとの音量調節を可能とし、他のプレイヤーが近づいてくる足音など、必要な特定の音を際立たせる「オーディオイコライザー」に対応しています。

その他の仕様では位置情報取得がA-GNSS(GSP、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS)、無線LANはWi-Fi 6Eに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5.xGHz、6GHz)、BluetoothはVersion 5.2に加え、NFCにも対応。携帯電話ネットワークは5G(NR方式)におけるSAおよびNSAをサポートし、nanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのシングルSIMモデルと2つのデュアルSIMモデルが用意されています。対応周波数帯はイギリスなどの欧州向けは以下の通り。

5G NR: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 32, 34, 38, 39, 40, 41, 46, 66
3G W-CDMA: Band I, II, VI, V, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

なお、ソニーの持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環としてXperia 5 IVの個装パッケージ(個装の商品箱、箱内のトレイ、包装材、スリーブ)はプラスチック使用量ゼロを実現しているということです。またAndroid 13へのOSバージョンアップを予定しており、最新のBluetooth LE Audioにはソフトウェア更新によって対応予定となっています。

記事執筆:memn0ck

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(引用元:livedoor news)

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