ソニーの新エントリースマホ「Xperia Ace III」を写真と動画で紹介!小型ぅ

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ソニーの5G対応エントリーモデル「Xperia Ace III」をチェック!


既報通り、ソニーが5月11日に「Xperia」ブランドにおける新しい5G対応エントリースマートフォン(スマホ)「Xperia Ace III(エクスペリア エース マークスリー)」を発表した。日本国内ではNTTドコモから「Xperia Ace III SO-53C」、KDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」と「UQ mobile」から「Xperia Ace III SOG08」、ソフトバンクの携帯電話サービス「Y!mobile」から「Xperia Ace III(型番:A203SO)」がそれぞれ2022年6月10日(金)に発売される。

各社ともにすでに事前予約受付を実施しており、販路はNTTドコモではドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」など、auおよびUQ mobileではauショップやau Style、UQスポット、量販店などのau取扱店やUQ mobile取扱店および公式Webストア「au Online Shop」や「UQ mobileオンラインショップ」など、Y!mobileではワイモバイルショップや量販店などのY!mobile取扱店および公式Webショップ「ワイモバイルオンラインストア」などとなっている。

価格(金額はすべて税込)は直営店ではNTTドコモ向けXperia Ace III SO-53Cが34,408円、auおよびUQ mobile向けXperia Ace III SOG08が33,415円、Y!mobile向けXperia Ace III A203SOが31,680円となっており、NTTドコモとauでは販売施策「いつでもカエドキプログラム」および「スマホトクするプログラム」の対象だ。

これらの販売施策を利用してXperia Ace III SO-53Cを23ヶ月目に返却した場合の実質負担額は残価額7,920円が免除されて1,151円/月×23回(総額26,488円)、Xperia Ace III SOG08を23ヶ月目に返却した場合の実質負担額は残価額7,080円が免除されて1,145円/月×23回(総額26,335円)となる。

またNTTドコモでは他社から乗り換え(MNP)の場合に「5G WELCOME割」が適用されて16,500円割引され、発売記念キャンペーン( https://xperia.sony.jp/campaign/dcm_22summer_cover/ )が実施され、Xperia Ace III SO-53Cと対象ソニー製純正ケースを対象期間内に購入・応募でdポイントが3000ポイントプレゼントされるというもの。購入期間は2022年7月31日(日)まで、応募期間は2022年8月7日(日)までとなっている。

さらにauではキャンペーン「au Online Shopおトク割」で新規契約なら11,000円割引、MNPなら22,000円割引となるほか、機種変更では「5G機種変更おトク割」で5,500円割引(au Online Shopでは5,500円相当のau PAY残高による還元)となる。

一方、UQ mobileやY!mobileでも割引が適用され、UQ mobileでは割引適用後の販売価格が新規契約で増量オプションII加入時なら11,000円割引、加入なしで6,600円、MNPで増量オプションII加入時なら22,000円割引、加入なしで17,600円割引となり、機種変更およびauやpovoからの番号移行では割引がない。

Y!mobileでは新規契約およびMNPならシンプルM/Lで21,600円割引、シンプルSで18,000円割引、機種変更ではシンプルS/M/Lともに7,200円割引となっている。またソニーマーケティングは発売日から2022年8月31日(水)までにY!mobileのXperia Ace III A203SOを購入して2022年9月4日(日)までに専用Webページから応募した人全員にもれなく3,000円相当のPayPayポイントをプレゼントするキャンペーン( https://xperia.sony.jp/campaign/ym_paypay_2022summer/ )を実施する。

今回はNTTドコモが開催したメディア向け事前説明会のタッチ&トライでXperia Ace III SO-53Cに触れることができたので、ソニーのエントリースマホとしては初めて5Gに対応したXperia Ace IIIについて写真や動画を交えながら外観や基本機能、特徴などをレポートする。


Xperia Ace III SO-53Cの本体正面

Xperia Ace IIIはXperiaブランドにおけるエントリーモデル「Xperia Ace」シリーズの最新機種で、昨年発売された前機種「Xperia Ace II」と同様にコンパクトサイズで持ちやすくなっており、新たにチップセット(SoC)がQualcomm製「Snapdragon 480 5G Mobile Platform」となってXperia Aceシリーズとしては初めて5Gに対応した。

ディスプレイはXperia Ace IIに続いてXperiaとしては珍しく画面上部中央に水滴型ノッチ(切り欠き)が配置されており、アスペクト比9:18.7の縦長な約5.5インチHD+(720×1496ドット)TFT液晶を搭載し、ノッチ部分には約500万画素CMOS/広角レンズ(F2.2)のフロントカメラを内蔵している。なお、Xperiaシリーズの上位機と同様に顔認証には対応しない。


Xperia Ace III SO-53Cの本体背面。左からブリックオレンジ、グレー、ブラックの3色展開となっている


一方、Xperia Ace IIIとしてはさらにブルーも加えた4色がラインナップされており、auとUQ mobileではグレーおよびブルーの2色展開、Y!mobileではブラックおよびブリックオレンジ、ブルーの3色展開となっている

フロント面はCorningの最新の強化ガラス「Gorilla Glass Victus(ゴリラ ガラス ヴィクタス)」を採用し、エントリーモデルながらも画面が非常に割れにくくなっている。またサイズは約140(高さ)×69(幅)×8.9(厚さ) mm、重量は約162gで、6インチ以上のスマホが主流な現在のスマホ市場を考えるとかなり小さく感じる大きさだ。

本体サイズが小さくなると気になるのがバッテリー容量だが、Xperia Ace IIIでは4500mAhを搭載しており、この大きさとしては大容量のバッテリーを搭載しているといって良いだろう。ちなみに連続待受時間(4G LTE)および連続通話時間(VoLTE)はNTTドコモでは約610時間および約1780分、auおよびUQ mobileでは約730時間および約2690分、Y!mobileでは約815時間および約2230分となっている。

また「いたわり充電」を含めたXperia独自の充電最適化技術によってバッテリー劣化を抑えるとのこと。充電はUSB Type-Cケーブルで行い、急速充電が可能なPower Delivery Revision3.0に対応しているが、ワイヤレス充電には対応していない。

本体色はXperia Ace IIIとしてはブリックオレンジおよびブラック、グレー、ブルーの4色がラインナップされているが、NTTドコモではブリックオレンジおよびブラック、グレーの3色、auとUQ mobileではブレーおよびブルーの2色、Y!mobileではブリックオレンジおよびブラック、ブルーの3色が販売される。各色ともに背面はマットな質感で、小傷や指紋跡を目立ちににくくする効果があり、手に持った際のフィット感も高めている。


本体正面向かって左側面(上)と右側面(下)(画像=上)、上部側面(上)と下部側面(下)(画像=下)

本体正面に向かって左側面にはnanoUIMカード(4FF)とmicroSDカードのスロット、右側面には上下(音量)キーと指紋センサーを内蔵した電源キーを搭載し、上部側面には3.5mmイヤホンジャックを、下部側面にはUSB Type-C端子とスピーカー備えている。

本体左側面のカードスロットはSIMピンを使わなくてもトレイが引き出せるタイプで、microSDカードは1TBまでのmicroSDXCカードに対応している。なお、NTTドコモ版はnanoUIMカードが1つのシングルSIMだが、au版およびUQ mobile版、Y!mobile版はnanoUIMカードに加えてeSIMにも対応したデュアルSIMとなっている。

背面のリアカメラは約1300万画素裏面照射型CMOS/広角レンズ(F1.8)を搭載し、今では珍しい部類のシングルカメラで、レンズの下にはLEDフラッシュを備えている。

標準カメラアプリは、同時に発表されたミッドレンジモデル「Xperia 10 IV」と同等のアプリとなっており、ハイスペックモデル「Xperia 1 IV」で搭載されている「Photography PRO」や「Videography PRO」は搭載されていない。


標準カメラアプリを起動した画面(左)と「モード」選択画面(右)

選択できる撮影モードは「ポートレートセルフィー」および「Google Lens」、「パノラマ」の3種類となっており、Xperia 10 IVで対応している「ナイトモード」や「スローモーション」、「マニュアル」、「クリエイティブエフェクト」には対応せず、より簡素なカメラ機能となっている。


左から通常のホーム画面、ドロワー(アプリ一覧)画面、かんたんホーム画面。Xperia Aceシリーズは初心者など向けのシンプルスマホとしてもアピールされている


左から「設定」画面の上部、「設定」画面の下部、「かんたんホーム」での「設定」画面

OSはAndroid 12で、NTTドコモ版で用意されているホームアプリはNTTドコモ標準の「docomo LIVE UX」、Xperia標準の「Xperiaホーム」、シンプルな「かんたんホーム」の3種類で、かんたんホームは文字やアイコンを大きく表示したり、短縮ボタンに登録してワンタッチで発信できるようになっている。なお、Xperiaホームとかんたんホームはau版やUQ mobile版、Y!mobile版にも搭載されている。

その他、おサイフケータイ(FeliCa)にも対応し、本体はIPX5/8の防水性能とIP6Xの防塵性能を備える。ワンセグやフルセグには対応していないが、FMラジオに対応する。また今回は有線および無線(ワイヤレス)でのハイレゾ音源にも対応しており、ハイレゾに対応したイヤホンやヘッドホン、または「LDAC(エルダック)」に対応したワイヤレスイヤホンやワイヤレスヘッドホンでハイレゾ音源を楽しむことができる。なお、BluetoothはVersion 5.1だ。


左が「デバイス情報」の画面、右が「ストレージ」の画面

携帯電話ネットワークにおける最大通信速度はNTTドコモでは5Gで下り最大1.9Gbpsおよび上り最大218Mbps、4G LTEで下り最大350Mbpsおよび上り最大75Mpbs、auおよびUQ mobileでは5Gで下り最大1.9Gbpsおよび上り最大218Mbps、Y!mobileでは5Gで下り最大1.7Gbpsおよび上り最大159Mbps、4G LTEで下り最大365Mbpsおよび上り最大46Mpbsとなっている。

5Gに対応したことで5G対応エリアであれば従来よりも高速で通信ができる。また携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下のようになっている。その他、内蔵メモリー(RAM)は4GB、内蔵ストレージ(ROM)は64GBを搭載し、前述の通り外部メモリーは最大1TBのmicroSDXCまで対応する。

<docomo「Xperia Ace III SO-53C>
5G: n78(3.7GHz), n79
4G: Band 1, 3, 5, 12, 19,
3G: Band I, V
2G: 850, 900, 1800, 1900MHz

<au/UQ mobile「Xperia Ace III SOG08」>
確認中

<Y!mobile「Xperia Ace III A203SO」>
5G: n3, n28, n77(3.4GHz, 3.7GHz)
4G: Band 1, 3, 8, 12, 41
3G: Band I, IV, VIII
2G: 850, 900, 1800, 1900MHz

最後にタッチ&トライ会場の担当者に主な特長やかんたんホーム、文字サイズの変更操作などの解説やカメラアプリのモード切り替えなど試した動画を紹介する。

<Xperia Ace IIIの主な仕様>
製品名 Xperia Ace III
型番 SO-53C SOG08 A203SO
本体 サイズ[高さ×幅×厚さ/mm] 約140×69×8.9mm
質量[g](電池含む) 約162g
カラー ブリックオレンジ
グレー
ブラック
グレー
ブルー
ブラック
ブリックオレンジ
ブルー
SoC Qualcomm Snapdragon 480 5G Mobile Platform
CPU オクタコア(2.0GHz×4+1.8GHz×4)
内蔵メモリー(RAM) 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ(最大対応容量) microSDXC(1TB)
SIM nanoSIM(シングルSIM) nanoSIM/eSIM(デュアルSIM)
画面 ディスプレイ 約5.5インチTFT液晶
解像度[横×縦] HD+(720×1496ドット)
アスペクト比 9:18.7
リフレッシュレート 最大60Hz
HDR
カメラ 有効画素数/F値 リア 約1300万画素/F1.8
フロント 約500万画素/F2.2
通信・通話 通信速度[受信時/送信時の最大速度] 5G 1.9Gbps/218bps 1.9Gbps/218Mbps 1.7Gbps/159Mbps
4G LTE 350Mbps/75Mbps 確認中 365Mbps/46Mbps
VoLTE/VoLTE(HD+) ○/○
テザリング同時接続数
[Wi-Fi/USB/Bluetooth
10台/1台/4台
Bluetooth(対応バージョン) ○(5.1)
国際ローミング[4G LTE/3G UMTS/2G GSM] ○/○/○
電池・充電 バッテリー容量 4500mAh(17.0Wh)
接続端子 USB Type-C
ワイヤレス充電(Qi)
連続待受時間[4G LTE](静止時) 約610時間 約730時間 約815時間
連続通話時間[VoLTE] 約1780分 約2690分 約2230分
その他 防水・防塵 ○/○
ワンセグ/フルセグ ー/ー
おサイフケータイ(FeliCa)/NFC ○/○
生体認証 ○(指紋)
ハイレゾ音源
OS Android 12
メーカー ソニー

記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)

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(引用元:livedoor news)

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