JCOMとウォルト・ディズニー・ジャパンが連携強化!第1弾として「Disney+ã…

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JCOMとウォルト・ディズニー・ジャパンがパートナーシップを強化!


既報通り、JCOM(ジェイコム)は3月23日、同社が展開するネット動画サービス「J:COM LINK(ジェイコム リンク)」および「J:COM LINK mini(ジェイコム リンク ミニ)」の契約者を対象に「J:COMまとめ請求 for Disney+」を2022年4月1日(金)から提供開始すると発表した。

JCOMは3月23日に都内で「J:COM 新パートナシップ 発表会」を開催し、ウォルト・ディズニー・ジャパンとのパートナシップ拡大を発表。ウォルト・ディズニー・ジャパンも、同発表会でJCOMとのパートナーシップや、同社が展開する動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の概要および配信予定の作品などについて説明した。

本記事では、その発表会の様子を写真や動画を交えてレポートする。


J:COM 新パートナシップ 発表会


JCOM代表取締役会長 井村公彦氏

発表会では、JCOM代表取締役会長を務める井村公彦(いむらひろひこ)氏が登壇し、展開中のサービスやパートナーシップ拡大について語った。

井村氏は冒頭で昨年7月の社名変更と共に、ブランドメッセージも「あたらしいを、あたりまえに」に一新したことに触れた上で、同社が展開する様々な取り組みやサービスを紹介した。


J:COM LINK

2019年12月1日に開始したJ:COM LINKは、地上波やBS、CSに加え、Netflix(ネットフリックス)、DAZN(ダゾーン)、TVer(ティーバー)、ABEMA(アベマ)、J SPORTS オンデマンド、YouTube(ユーチューブ)などの動画配信サービスのアプリケーションをプリインストールしたSTB(セッ
トトップボックス)を月額5,698円(金額はすべて税込)で利用できるサービス。

テレビに接続して大画面での視聴ができるほか、テレビ番組およびネット動画をシームレスに検索、ユーザーに合わせた番組の提案(おすすめ)、さらにはスマートフォン(スマホ)やタブレットでリモート視聴もできる。

サービス開始以降、順調に利用者が増加しているようで、間もなく100万台を達成する見込みとのこと。


J:COM LINK利用者の視聴時間と満足度

J:COM LINKの利用者はそれ以前のテレビサービスに比べて、テレビスクリーンでの視聴時間が約1.2倍、満足度も約1.3倍増加しているのだという。


「お得NET」と「J:COM LINK mini」

また、インターネット中心の若年層に向けたサービスとして2021年10月から「J:COM NET」の新プランである「お得NET」を提供開始。さらに、2022年3月1日から「J:COM NET」のオプションサービスとして、テレビスクリーンに接続してネット動画の視聴ができる、スマートストリーミングデバイスJ:COM LINK miniの提供を開始している。


さらにワクワクする体験を


パートナーシップ拡大


J:COMとDesney+

新しいサービスやデバイスの投入を積極的に実施してきた同社が「さらに、ワクワクする感動体験」として、ウォルト・ディズニー・ジャパンとのパートナーシップ拡大を図り、その第1弾としてDisney+との連携を強化する。

JCOMとウォルト・ディズニー・ジャパンは「ディズニー・チャンネル」が開局した2003年からパートナー関係にある。


ウォルト・ディズニー・ジャパン 代表取締役社長 キャロル・チョイ氏


JCOMとウォルト・ディズニー・ジャパンは20年近いパートナー

続いてゲストとして登壇したウォルト・ディズニー・ジャパン 代表取締役社長 キャロル・チョイ氏も、JCOMとのパートナーシップは2003年から続いていることに触れた上で、今回のパートナシップ拡大により、今後さらにディズニー作品の視聴体験を向上させていくとした。


ディズニー初の長編アニメ「Snow White and the Seven Dwarfs(白雪姫)」


PIXAR(ピクサー)、MARVEL(マーベル)、STAR WARS(スターウォーズ)を加えた質の高いストーリーテリング


特別なつながり

ウォルト・ディズニー・ジャパンは、ディズニー初の長編アニメーション作品「白雪姫」を日本で初めて公開してから70年以上に渡って日本の消費者を楽しませ、世代を超えた様々な作品を通じて、全国の消費者と特別な絆で結ばれてきたのだという。

さらに、PIXAR(ピクサー)、MARVEL(マーベル)、STAR WARS(スターウォーズ)を加えた質の高い物語は、日本をはじめ世界中の消費者と特別で本物の繋がりを築く方法であり、どんなに素晴らしいディズニー体験でも、その中心にはディズニーの物語があることを確信しているとチョイ氏は語った。


定額制で見放題のDisney+


Disney+の現状


コンテンツ制作に積極的な投資

およそ2年前の2019年後半にサービスを開始したDisney+は、代表的なブランドの作品に加えて、2021年にはゼネラルエンターテインメントコンテンツブランド「STAR(スター)」の提供を開始し、サービスの拡充を図っている。

Disney+は、2022年1月時点で全世界で1億2千9百万人以上の加入者を抱え、21言語に対応、64の国と地域でサービスを提供しており、今後も順次サービス提供国を拡大していく予定。

また、2022年度においては、グローバルで総額330億米ドル(約4兆円)のコンテンツ投資を実施していくという。日本においても、今後数カ月に渡ってオリジナルコンテンツの制作や独占配信コンテンツを提供するための投資を強化するとのこと。


STAR


韓国・アジア作品

STARでは世界的な人気作品のほかに、韓国ドラマや日本のアニメーション、実写シリーズなどのローカルコンテンツも配信している。

また、アジア太平洋地域においてのコンテンツ投資は、2023年までに50作以上のオリジナル作品に取り組むことを目標としている。

日本から発信され、世界中で楽しんでもらえるテントポール作品も作っていきたいとのことで、このコミットメントの第1弾として、いくつかの日本のアニメーション作品の見放題独占配信を4月からスタートする。


ブラック★★ロックシューター DAWN FALL


サマータイムレンダ


ダンス・ダンス・ダンスール


金田一少年の事件簿

4月3日から「ブラック★★ロックシューター DAWN FALL」、4月15日から「サマータイムレンダ」、4月から「ダンス・ダンス・ダンスール」の見放題独占配信を開始する。

日本の実写作品においても日本テレビとの協業の一環として、4月24日から日本テレビ系で放送開始予定の「金田一少年の事件簿」も配信を開始。これらの作品は後日、海外のDisney+や北米の「Hulu(フールー)」でも配信を予定している。


ムーンナイト


チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ


オビ=ワン・ケノービ


最高のテレビ視聴体験

日本の作品やアジアの作品を海外展開する一方で、マーベルやディズニー、スターウォーズのブランドからも「ムーンナイト」「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」「オビ=ワン・ケノービ」をはじめとした新たな作品の国内向け配信も決まっている。

チョイ氏は、国内外の最高の物語を「最高のテレビ視聴体験」という形でJCOMによって届けられることを大変嬉しく思うと締めくくった。


井村氏


J:COMとディズニーが贈る感動の時間


最大6カ月無料

再び登壇した井村氏は、魅力的なコンテンツとそれらを快適に楽しめる環境の提供を通して「感動の時間」を届けたいとした上で、ウォルト・ディズニー・ジャパンとの新たな取り組みは2022年4月1日から開始し、J:COM LINKおよびJ:COM LINK miniの契約者を対象に、Disney+の月額利用料を最大6カ月間無料にすることを発表した。


あたらしいを、あたりまえに


自宅時間をより快適に


快適な通信環境を、あたりまえに


メッシュWi-Fiサービスの標準化を6月開始予定

井村氏は新ブランドメッセージである「あたらしいを、あたりまえに」を体現するための新しいサービスについても説明した。既にサービスを展開している「J:COM メッシュWi-Fi」においては、国内ISPとしては初となるメッシュWi-Fi機能搭載のモデムをインターネットサービス向けに標準化するとし、6月に開始する予定だ。


やさしい電気を、あたりまえに


グルーンメニューも4月1日受付開始

井村氏はさらに、3月17日に発表した「J:COM 電力 家庭用コース グリーンメニュー」についても触れた。実質再生可能エネルギーを100%活用した電力メニューでCO2の排出量ゼロを実現しているという。


J:COMのブランドメッセージ

なお、ウォルト・ディズニー・ジャパンとのパートナシップ拡大については、第2弾以降の取り組みについても具体的な言及はなかったが、両社で準備を進めているとのこと。


井村氏とチョイ氏


井村氏


チョイ氏

質疑応答の中で、JCOMとディズニーがコンテンツの共同制作をする可能性について聞かれた井村氏は、グループ企業で映画製作などを手がけるアスミック・エースの名前を挙げ、今後提案や協議などを経て、コンテンツを共同で制作する可能性は十分にあると考えていると答えた。

一方のチョイ氏は、Disney+で配信している作品のラインナップを見ても分かる通り、ディズニーはとてもオープンで、どのような形の協業でも検討するため、JCOMとの関係もさらに発展する可能性はあると語った。

【「J:COMまとめ請求 for Disney+」の概要】
提供開始日 2022年4月1日(金)10時
対象者 「J:COM LINK」または「J:COM LINK mini」の契約者で、J:COM経由で「ディズニープラス」に新規申込みした世帯
内容 「ディズニープラス」の月額利用料をJ:COM利用料と一括で支払い
月額利用料 990円

【ディズニープラス最大6カ月無料適用条件】
概要 J:COMの対象サービスへ加入の上、ディズニープラスを申し込むと月額990円が最大6カ月(加入月+5カ月間)無料
対象者 J:COM TVまたはJ:COM NETを利用かつ、J:COM LINKまたはJ:COM LINK miniを加入中または新規およびサービス追加で加入の利用者で、ディズニープラスを初回契約でお申し込みの上、J:COM指定の方法でサブスクリプションを開始された利用者
適用 1世帯につき1契約・1アカウントのみ
注意事項 ●割引期間終了後は、通常月額利用料金にて自動継続
●割引期間中にサービス変更・解約された場合は割引終了
●その他割引など、一部施策とは併用できない場合あり
●割引およびプレゼント内容は予告なく変更する場合あり


J:COM LINK miniのリモコンと本体


J:COM LINK miniの本体正面


J:COM LINK miniの背面


J:COM LINK miniのリモコン正面


J:COM LINK miniのリモコン背面


J:COM LINK miniのリモコンの電池カバーを開けたところ

会場のタッチ&トライスペースでは、J:COM LINK miniを接続したテレビスクリーンでDisney+などの動画配信サービスのコンテンツが視聴できた。

J:COM LINK miniは、テレビやモニターに接続して複数のネット動画サービスが視聴できるAndroid TVを搭載したドングル型のスマートストリーミングデバイス。本体側面には、電源用のUSB端子、電源ONボタン(電源OFFはリモコンで操作)、電源ランプ、HDMI端子を備える。

展示品の背面には品名(型番)が「XA403」、製造がAskey Computer Corporation、提供元がKDDIと記載されていた。リモコンよりも小さく、ケーブルを2本接続するだけで利用できる。

リモコンは、方向キーや電源ボタン、ホームボタンのほか、Googleアシスタント、J:COMオンデマンド、YouTube、NETFLIX、Tverの専用ボタンも搭載している。

【J:COM LINK miniの主な仕様】
端末名 J:COM LINK mini
品名 XA403
本体サイズ/重量 約69×69×15mm/約50g
リモコンサイズ 約150×45×19.5mm/約85g(電池含まず)
OS Android TV R(11)
内蔵ストレージ
内蔵メモリー
ROM:8GB
RAM:2GB
無線LAN Wi-Fi(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)
Bluetooth 5.0

最後に、プレゼンおよびトークセッションと質疑応答の動画を紹介する。


S-MAX:J:COM 新パートナーシップ発表会 ウォルト・ディズニー・ジャパンとパートナーシップ拡大(2022年3月23日)【プレゼン】


S-MAX:J:COM 新パートナーシップ発表会 ウォルト・ディズニー・ジャパンとパートナーシップ拡大(2022年3月23日)【トーク&質疑応答】

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記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)

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(引用元:livedoor news)

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