GMS非対応のエントリーモデルの実力は!?SIMフリースマホ「HUAWEI P40 lite E」をファーストインプレッ…

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低価格なSIMフリースマホ「HUAWEI P40 lite E」の基本機能を紹介!


既報通り、華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)が日本市場向けのSIMフリースマートフォン(スマホ)「HUAWEI P40 lite E(型番:ART-L29N)」(Huawei Technologies製)を6月19日に発売しました。

価格はオープンながら市場想定価格は税抜24,800円(税込27,280円)で、販売拠点はファーウェイ 楽天市場店やファーウェイ PayPayモール店のほか、量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)となっています。

人気のHUAWEI Pシリーズの最新モデルではありますが、HUAWEI P40シリーズではGoogle PlayストアやGmailなどの「GMS(Google Mobile Serive)」に対応せず、独自のアプリ配信マーケット「AppGallery」を中心とした「HMS(Huawei Mobile Serive)」に対応しています。

すでにファーウェイ・ジャパンが開催した製品体験会にてタッチ&トライした模様を外観を中心とした写真レポートで紹介していますが、改めてHUAWEI P40 lite Eを試用する機会があったので基本能を中心に紹介したいと思います。


HUAWEI P40 lite Eを持ってみたところ

HUAWEI P40 lite Eは日本ではここ数年、毎年SIMフリースマホでは販売台数上位となっているHUAWEI Pシリーズの最新モデルで、前機種「HUAWEI P30 lite」の後継機種です。本来ならHUAWEI P40 lite Eも人気機種になると言いたいところですが、アメリカによる制裁のためにGMS非対応モデルとなってしまいました。

なお、GMSに対応した製品としては「HUAWEI nova lite 3」の強化版「HUAWEI nova lite 3+」が5月29日に発売されており、価格はオープンながら希望小売価格が税抜24,800円(税込27,280円)とほぼ同価格帯で販売されています。GMSに対応していないと……という人はこちらを選んだほうが良いでしょう。

画面左上にパンチホールを配置したアスペクト比9:19.5の約6.39インチHD+(720×1560ドット)液晶ディスプレイ(約269ppi)を搭載し、画面占有率は約90%に達したフルビューディスプレイデザインを採用しています。TUVラインランド認証のブルーライトカットモードやナイトモードも搭載。なお、外観や製品情報については以下の記事もご覧ください。

・ファーウェイ、低価格なSIMフリースタンダードスマホ「HUAWEI P40 lite E」を発表!価格は2万7280円で、6月19日に発売 – S-MAX
・ファーウェイの最新SIMフリースマホ「HUAWEI P40 lite E」を写真で紹介!5G非対応で2万円台の超低価格スタンダードモデル【レポート】 – S-MAX


HUAWEI P40 lite Eの背面

持った印象は特に軽くも重くもなく、持ちやすいとか持ちにくいといった感じはありません。もちろん、6.4インチサイズなのでそれなりに大きいですが、上位モデルのように分厚かったり、重かったりしないのでその分持ちやすくはあります。サイズは約159.81×76.13×8.13mm、質量は約176g。

本体カラーは写真のオーロラブルーは紫から緑までオーロラのように光の当たり方によって色が変わるガラス製の背面パネルとなっており、高級感はありませんが、質感はなかなか良いと思われます。また背面にはリアカメラの他に指紋センサーも搭載されています。


光に当たり具体によってオーロラのように色味が変わる

基本スペックはHiSilicon Technology製チップセット(SoC)「HUAWEI Kirin 710F」(オクタコアCPU「2.2GHz Cortex-A73コア×4+1.7GHz Cortex-A53コア×4」、ARM Mali-G51 MP4 GPU)や4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大512GB)、約4000mAhバッテリー(取外不可)など。

背面には像面位相差オートフォーカス(PDAF)やコントラストAFに対応した1/1.77型の約4800万画素CMOS/広角レンズ(F1.8)および約800万画素CMOS/超広角レンズ(画角120°・F2.4)、約200万画素CMOS/被写界深度カメラ(F2.4)のトリプルリアカメラを搭載。フロントカメラは1/3.48型の約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0)がパンチホール部分に搭載。


リアカメラの出っ張り具合

リアカメラの出っ張りはエントリーモデルにしては出ているように思われますが、さすがに上位モデルの「[[HUAWEI P40 Pro 5G]]」や「[[HUAWEI P40 lite 5G]]」と比べれば少なく、ケースを付ければ気にならない程度かと思われます。なお、パッケージには透明ケースが付属しています。

ナイトモード搭載で、手持ちによる夜景撮影もでき、被写界深度カメラによってワイルドアパーチャ機能やAIセルフィー、HDR ポートレートなどの多彩な写真撮影機能に対応。また9.1chの3Dサラウンドモードによって映画サウンドのボーカルエフェクトを向上し、ラインスペクトルとノイズが抑制され、全体的な音響体験が向上しています。


カメラアプリのファインダー画面。広角(超広角)撮影に切り替えたところ

カメラアプリの設定(画像=左)とその他のモード(画像=右)。プロモードはあるものの、RAW保存には非対応

撮影例1:晴れた日の屋外

撮影例2:屋内の蛍光灯下

撮影例3:ナイトモード

その他の仕様ではIEEE802.11b/g/n準拠(2.4GHz)の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 5.0、位置情報取得(A-GNSS・GPS・GLONASS・Galileo)など。センサーは他に加速度センサーおよび近接センサー、環境光センサー、電子コンパスを搭載。

携帯電話ネットワークはNTTドコモおよびau、ソフトバンク、楽天モバイルの移動体通信事業者(MNO)の各社のVoLTEに対応し、SIMカードはmicroSDXCカードとは別にnanoSIMカード(4FF)サイズが2つあるトリプルスロットで、デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。

対応周波数帯は4GのFDD-LTE方式におけるBand 1および2、3、5、7、8、18、19、20、TDD-LTE方式におけるBand 38および40、41(2540〜2655MHz)、3GのW-CDMA方式におけるBand IおよびII、V、VI、VIII、XIX、2GのGSM方式における850および900、1800、1900MHz。


カードスロットを引き出したところ。楽天モバイルのMNOについても利用できていた

スペック的には5GHz帯のWi-Fiに対応していなかったり、USB端子がType-Cではなくmicro-Bだったりといった点が気にはなるものの、低価格ながら約4800万画素CMOSを配したトリプルリアカメラやトリプルスロット、Wi-Fiブリッジ(Wi-Fi共有)、3.5mmイヤホンマイク端子なども利用できるのは魅力的です。

OSはAndroid 10をベースにしたEMUI 10.1.0をプリインストールし、ホームアプリは「Huaweiホーム」が採用されており、使い勝手は上位機種と変わりなく、時計やアラーム、電卓、Microsoft 翻訳などの基本機能は揃っており、あまりアプリを追加しないのであればこれまで通りにしっかりと使えると思われます。


Huaweiホームのホーム画面。購入時は右に1枚あって合計2枚。また左側に「TODAY」機能がある

TODAY機能(画像=左)と通知機能(画像=右)。通知は1段階目で明るさ調整もできて便利

アプリ履歴(切替)画面(画像=左)と電源キーの長押しで表示される電源メニュー(画像=右)。基本的に従来のGMS対応のファーウェイ製品と使い勝手は変わらない

設定画面の1階層目。最上部には「HUAWEI ID」のアカウント情報がある。HUAWEI IDに登録・ログインすることで、HMSのクラウドサービスも利用可能

Android 10ベースなのでジェスチャーナビゲーションにも対応。技適の認証番号は電波法の工事設計認証が「018-200081」、電気通信事業法の技術基準適合認定が「ADF200012007」

AppAssistantやGameCenterなどの機能でアプリやゲームがより使いやすく快適に。ベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」の総合スコアは16万前後でSnapdragon 665より若干劣る

AppGalleryのトップ画面(画像=左)と他のAndroid製品からアプリなどを転送できる「PhoneClone」の起動画面(画像=右)。PhoneCloneは必ずしもすべてのアプリが転送して使えるわけではない。例えば、昨日提供開始された新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための「接触確認アプリ(通称:COCOA)」も利用できない

そうしたことからHUAWEI P40 lite Eはどういった人がターゲットなのかと言えば、これからスマホを使いたいけど、あまりアプリを追加しない層となるのかなと思われ、ひとまず、コミュニケーションアプリ「LINE」はAppGalleryにて配信されているため、新規で利用するのは問題ないさそうです。

HUAWEI P40 Pro 5Gであればすでに利用しているスマホがあってカメラや5Gなどの利用を目的に2台目として購入するといったこともありそうですが、エントリーモデルであるHUAWEI P40 lite Eの場合は検証か、こうしたこれからスマホを持つ層といったところになるのではないでしょうか。

とはいえ、もちろん、そうした人であっても何かあった場合に近くに一般的なGMSに対応したAndroid製品を使っている人がいれば聞けることもHUAWEI P40 lite Eでは難しいといったことになるかもしれず、やはりオススメはしにくい状況には変わりませんのでどこまで売れるのか気になるところです。

HUAWEI P40 lite E オーロラブルーHUAWEI AppGalleryモデル 【日本正規代理店品】 P40 lite E/Aurora Blue
HUAWEI
2020-06-19


記事執筆:memn0ck

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・HUAWEI P40 lite E, 約6.39インチのパンチホールディスプレイ | ファーウェイジャパン

(引用元:livedoor news)

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