ゾーホージャパンがサイボウズLiveのデータをクラウド型グループウェア「Zoho Connect」に移行できる新…

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ゾーホージャパンは、2019年4月15日にサービス提供を終了する「サイボウズLive」のデータを、同社が提供するクラウド型グループウェア「Zoho Connect」に移行できる新機能「サイボウズLiveデータのインポート機能」を、2018年10月24日(水)から提供開始した。利用は無料。

■わずか3ステップでインポートでき、ツールは無料で利用できる
新機能では「サイボウズLive」上の登録情報を専用画面から3ステップで「Zoho Connect」にインポートでき、サービス切替時のデータ移行の手間を大幅に低減。

しかも「Zoho Connect」は、「サイボウズLive」の基本機能である“チャット”、”イベント”、“ToDoリスト”、“掲示板”、“共有フォルダ”に相当する”チャット”、”予定”、”タスク”、”フォーラム”、”ファイル”の機能を備え、最大15グループまで人数/期間の制限なく無料で利用できる。

さらに、「Zoho Connect」の独自機能として、マニュアル作成や独自アプリ作成によるデータの蓄積、通話やファイルの共同編集による共同作業、他社サービス連携なども同時に利用可能だ。これにより、「サイボウズLive」上の既存のデータを手間をかけずに移行できるだけでなく、グループ内でのコミュニケーション方法の幅が広がり、さらには、コラボレーションの場としても利用価値の高いグループウェアを実現するとしている。

■これから出てくる「サイボウズLive」難民は200万人超!?
2019年4月15日にサービス提供が終了すると発表された「サイボウズLive」。利用者は200万人以上と言われており、同等の機能を持つグループウェアを求めてサイボウズLive難民が発生されるとみられている。

こうした人たちにサイボウズLiveからのデータ移行が手間なく行える「Zoho Connect」は、その代替となるグループウェアとして問い合わせの数も増えているとのことだ。

ゾーホージャパンは200万人を超える「サイボウズLive」ユーザーに対して、ゾーホージャパンの持つ無料のグループウェアを代替サービスとして提供することに大きな社会的意義を感じ、専用の新機能「サイボウズLiveデータのインポート機能」を開発。グローバルサービスである「Zoho」に地域限定的な専用機能を開発することは異例だったそうだ。

「サイボウズLiveデータのインポート機能」は、サービス切り替え時にかかるデータ移行作業の手間を軽減。本機能の提供開始に伴い、データ移行手順や両サービスの機能の共通点/相違点を解説する「サイボウズLive → Zoho Connect移行ガイド」も提供される。

■15グループ以内の利用は無料
移行後は15グループ以内であれば、「サイボウズLive」と同等の機能を備えた「Zoho Connect」無料プランを利用できる。さらに、40を超えるサービス群を提供する「Zoho」の特長の1つである多様なサービス間連携により、同一の“Zohoアカウント”で無料メールの利用、チャットや音声・動画による通話、ファイルの共同編集、マニュアル作成、独自アプリの作成なども可能とのこと。

チャットやフィード、フォーラムやマニュアル、独自アプリなど、グループ内でユーザーがその都度目的に合った連絡方法を柔軟に選択でき、コミュニケーションを円滑に行え、さらに他社サービスとの連携も可能でデータ共有の幅も広がる。「サイボウズLive」からの乗り換え先を考えているのであれば、まずは「Zoho Connect」を試してみるというのはどうだろう。

■「サイボウズLiveデータのインポート機能」概要
・移行可能データ
サイボウズLive → Zoho Connect
メンバー → ユーザー(Zohoにアカウント登録)
グループ → グループ
イベント → 予定(フィードにも投稿)

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