多くの人が「赤」と誤解!東京タワーは「赤色」ではなく「オレンジ色」だった

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東京タワー(日本電波塔)は、特別展望台のリニューアルにあたり、20代から60代の男女500名を対象に、東京タワーに関する認識調査を実施した結果を発表した。

「あなたにとって東京タワーは東京のシンボルだと思いますか」という質問に対して、93.6%の人が「思う」と回答し、9割以上の人が「東京のシンボル」と思っていることがわかった。またその一方で、「あなたは東京タワーが何色だと思いますか」という質問には約8割の人が赤や朱色と回答し、東京タワーの色を正しくオレンジと答えたのは1割未満だった。

また、「東京タワーがオレンジ色」と知っていたのは20代〜40代は10人に1人に対し、50代は4人に1人、60代は3人に1人となり、若年層より年配層が東京タワーについて知識があることがわかった。

誰もが知っている「東京タワー」。しかし調査の結果、東京タワーに関するユニークな豆知識が多くの人に知られていないことがわかった。

最も認知度が低かったのは「東京タワーのライトアップにかかる電気代は1日約2万円」というもので、92.6%もの人が知らないことがわかった。その他、材料や名称など建設当時の東京タワーについても8割以上の人が知らないと回答した。知らない度が高い順に、担当者による裏話を語ってもらった。

■知らない度92.6% ライトアップにかかる電気代は1日約2万円
「1日数十万円くらいすると思った」という話もよく耳にしますので、1日2万円程度と聞くと驚かれる方も多いようですが、オレンジ色のライトアップ「ランドマークライト」を日没から真夜中まで点灯した場合、このくらいの金額になります。(※ただし現在は工事の為、ライトアップは翌明け方まで継続点灯しています)。

これでたくさんの方々の目を楽しませることが出来ると考えれば、かなりのコストパフォーマンスではないでしょうか。

■知らない度88% 東京タワーの一部は戦車からできている
当時の明確な事実が残っているわけではありませんが、特に東京タワーの塔体上部については特段に頑丈な鉄骨が必要であったため、鋼材としての品質が高い戦車のスクラップを材料として使用した可能性は大いに考えられる、と当時の関係者からも語られています。

■知らない度85.2% 東京タワーは「昭和塔」という名称になる可能性があった
開業を間近に控えた頃、この新たな電波塔の名称を公募することとなりましたが、わずかな期間で86,000通もの応募があり、審査にあたっては大変な苦労があったと聞いています。

数量的に見ると「昭和塔」「日本塔」「平和塔」などが主たる候補でしたが、世界的に親しまれるにあたって最もふさわしいだろうという事で、最終的には満場一致で「東京タワー」と決まりました。ちなみに「東京タワー」は123通の応募で、他の候補に比べると、数量としては微々たるものでした。

なお、2016年10月から、リニューアル工事のため、営業を休止していた高さ250mの特別展望台が、体験型展望ツアー「トップデッキツアー」として、2018年3月3日(土)、グランドオープンする。トップデッキツアーは開業60周年を迎える東京タワーが世界にお届けする新アトラクションだ。事前予約システムによる、待ち時間のない案内、13言語対応のガイドシステムと景観案内など様々なおもてなしを用意しているとのこと。

また、展望台ではジオメトリックミラーとLED照明の演出により、まるで未来都市に埋没したかのような雰囲気が皆様を包み込む。

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(引用元:livedoor news)

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